this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
春宵の候、三寮お泊り交流会
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
17
つぎへ >>
●星ヶ丘寮へようこそ・1
「ほーっほっほっほ! 星ヶ丘寮へようこそ!」
青空の下、
剣崎 エレナ
の高笑いが響く。
目の前に広がる風景は、『学生寮』という言葉からは想像もつかないような地中海風の白い建物群。星ヶ丘寮のエンブレムの入ったこの建物ひとつが一人用だというのだから驚きだ。
この驚きのゴージャスさを体験したくて、星ヶ丘寮へやってきたのは、
小山内 海
、
佐藤 英二
、
志波 拓郎
、
楢木 春彦
、
新田 亮
、
初瀬川 理緒
、
響 タルト
、
水上 桜
、
野々 ののこ
の9名。
エントランスに出迎えに来た星ヶ丘寮生は、エレナを筆頭に、
シグレ・ナイトウォーカー
、
天馬 ひびき
、
結城 日和
、
北条 冬華
という面々だ。
『ふゆかちゃん、きょうはよろしくね』
せっかくの機会だからと
桜 月
に招かれた海は、日に弱い月の代わりに出迎えてくれた冬華に、スケッチブックを見せる。冬華はシーサイドタウンのアパートに住んでいて正確には星ヶ丘寮生ではないが、月の個人的なメイドとして雇われている。いわば従業員という扱いだろうか。
学校では友人同士なので海としては若干の戸惑いがなくもないが、冬華は気にならないようだ。
「月さんに海さんを案内するよう言われています。まず、みなさんと寮の全体を見学しましょうね」
『うん。たのしみだよ』
一方、1年生の桜がまず驚いたのは、エレナ先輩の金髪縦ロールだった。
(こんなベタなお嬢様っているんだ……)
次に、エントランスそのものに驚く。寮というより高級ホテルという感じだ。
そのエントランスでは、乙女ゲームか漫画の中でしか見たことのないようなパリッとした制服に身を包んだフロントマンとコンシェルジュやメイドがリアルに動いてる。
(本当にこんな世界ってあるんだ……)
寮生たちに導かれ、エントランスを抜けて、さらに驚いた。
石畳の道や(これって廊下?)丘の斜面に立ち並ぶ白亜の家々(これって部屋?)が並んでいるのだ。
エントランスからすでにそわそわと落ち着かなかった春彦が、とうとう目を剥いて叫ぶ。
「ココマジで寮っすか!? なんか町に見えるんすけど」
「迷子になるなよ?」
シグレはくつくつと喉奥で笑いつつ、冗談めかした口調で忠告する。
「そこが噴水広場。迷ったらここに戻るといい」
「ふ、噴水? 広場? 寮の中っすよね、ココ……?」
シグレと春彦の後方を歩きていた拓郎は、傍にいた亮にこそこそと話しかける。
「噂には、聞いてたけど……これ、一軒まるまる一人で使うんだよな?」
「そうらしい……スケールでかいな」
でかいだけじゃない。隅々まで手入れも行き届いている様に、亮はふるふると首を振る。
「うちの学校はとんでもない金持ち揃いだな」
「みんな、じゃない……桜栄理事長が、すごい。星ヶ丘寮は、理事長が数年前にノリで建てた、らしい」
「理事長ハンパねぇ」
「門からエントランスまでも、けっこう、距離があって……通学大変かと思った、けど……」
「見た見た。エントランスの外に黒塗りの高級外車が縦列駐車してた」
「……セレブってすごい、な」
拓郎と亮は早くもふかーいため息。世界が違いすぎる。
エレナやひびきが、ごく当たり前のことのように、テニスコートとプールを紹介する。
「どちらも専門のスタッフが整備していて、1年中使用可能ですわ」
「これからの季節、登校前も泳げるよ」
「南欧のリゾート地みたい……ここで泳いだら気持ちいいんだろうな」
水泳部の桜が思わずそう零すと、
「とっても気持ちいいよっ!」
と、ひびきが力説する。
「いいなあ。水着、持ってくればよかった」
「水着くらい、メイドさんに言えば準備してくれるよ!」
「そ、そうなの? じゃああとで、お願いしようかな」
一方、ののこは目をきらっきらさせて、友人の英二に話しかける。
「ひょえー! 聞いた、英二君! 1年中プールに入れるんだって!」
「うん。すごいね。桜花寮とは大違い過ぎて、信じられないよ!」
英二は気になる女子、ののこに同行する形での参加だったが、星ヶ丘寮の豪華さには素直に感嘆する。
一方、学生とグラビアアイドルの仕事を兼業している理緒にとって、プールと言えば職場のひとつ。プールサイドでどんなポーズを取るか10パターンくらい思い浮かべたところで、仕事気分を振り払う。
「だめだめ。仕事のことは忘れて、っと。……それにしても」
彼女の父は医学部教授、母は弁護士とエリート一家。
中流以上の自覚はあったが、ここまで来ると自分の暮らしとはケタ違いすぎて嫉妬心も起こらない。
「ははは……アッパーミドルとか言っても、所詮あたしも庶民なんだよなー……あははは」
「僕なんかミドル中のミドルですから」
「私もー!」
平凡を絵にかいたような英二と、一応神様ながらフツウを満喫中のののこ。
「僕も僕も!」とタルトも加わるとフツウ勢も心強くなってくる。
理緒は、そんな後輩たちといっしょに、えいえいおーと拳を突き上げた。
「よーし、フツウな諸君! 今日はめいっぱい優雅に、セレブ気分を楽しもう!」
「「「おー!」」」
「みんなー! 次はこっちだよー」
日和がみんなを手招きしたそこは、敷地の最西端にある海に面した展望スペースだった。
「晴れてる日は夕日がとってもきれいなんだよ」
「絶景だな」
亮は午後の日差しに碧く輝く海を見て息を呑み、振り返ってまた息を呑む。
「上から見下ろすと普段見てる街が違って見える」
これが星ヶ丘寮生が普段見ている景色なのだ。
『きれいだね』
絵の好きな海は、スケッチブックに軽いタッチで鉛筆を走らせる。
「はい」
冬華は海と並んで、見慣れてきた景色を眺めた。
どこに行っても開いた口の塞がらない一行に、エレナは満足そうである。
「以上が星ヶ丘寮の共用スペースよ。このあとは、各々自由に、お部屋を見学していただくわ。夕食は各自でとってもらっていいけれど、とくに何もなければフレンチレストランに会食の用意をさせているから、みんなで食べましょ。では、解散」
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
17
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
春宵の候、三寮お泊り交流会
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月11日
参加申し込みの期限
2017年11月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!