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●桜花寮へようこそ・4
さて、お楽しみのお泊りタイムである。
萌はすっかり熟睡していて起きないので、そのまま空き部屋にお泊りね、とトシコさんが見てくれることになった。一方、綾花と美咲紀は友人のあおいの部屋に泊まることになった。寝るまでの間パジャマパーティしよう! とあおいに誘われて、夏朝と倫理子も輪に加わっている。
綾花は桃色の、美咲紀は花柄のパジャマに着替える。夏朝は猫の着ぐるみっぽくて、倫理子はシンプルで大人っぽいシルクのパジャマだ。あおいは、水色の水玉模様のパジャマだった。みんなで輪になり、美咲紀の差し入れクッキーも加わって、パーティスタート!
「今日のために片付けたんだよ」
というあおいの部屋はこざっぱりしていて、女の子らしかった。今日は同室の子は留守だという。
机の上の小物を見て、美咲紀はあおいらしいなと思う。
「かわいいー。あっ、これ、このまえの
ねこ寿司のオリジナルボールペン
!」
「かわいいよね。ののこちゃんといっしょに何回も通っちゃった!」
言いながら、小袋から取り出したクッキーを齧り、あおいは「ん!」と目を瞠る。
「このクッキー、おいしいね!」
「……そう。よかった」
女子トークの輪からすこしはずれぎみに座っていた倫理子も、口元をわずかにほころばせる。
綾花はすっかりくつろいだ様子だ。
「あおいちゃん、桜花寮ってお部屋にエアコンある?」
「あるよ。真夏はなかったら寝られない! 猫鳴館はないんだっけ?」
「ええ。だから私の場合、夏は扇風機、冬は炬燵と湯たんぽで過ごしてて」
驚いたのは美咲紀である。
「エコですね! エアコン設置できないんですか?」
「欲しいけど電気代が……あ、でも、にゃんこを飼い始めたので冬は抱きしめると温かいよ」
クロワっていうんです、と綾花はスマホをタップしてふわふわした黒猫の写真を呼び出した。
それは、夏朝がC棟の自室でこっそり飼っているのと同じ、レンズ・キャッツだった。
「猫鳴館はペットOKなんだね」
夏朝は羨ましそうにため息を吐く。
「そういうところいいよねー自由で」とあおいが言った。
「あおいちゃんも今度、猫鳴館に泊まりに来てね。地下に温泉があるし、寮の裏に菜園があるから新鮮な野菜が食べられるし、にゃんこもふれるし、気兼ねしなくていいし」
と、美咲紀のスマホが鳴る。男子寮にいる修からテレビ電話しないかとお誘いだ。
みんなに大丈夫か確認を取るとOKということだったので、スイッチオン!
「はいはーい。こちら女子寮、美咲紀特派員です!」
なんて記者風に言うと、女子たちからくすくすと笑いが起った。
『こちらは男子寮。今夜は北里先輩といっしょに野菜原の部屋に泊まるよ。そっちは?』
「こっちはパジャマパーティ中でーす! 男子のみなさん、かわいいい私達のパジャマ姿を見たいその気持ちは判りますが、女子寮に夜這いしちゃだめですよ!」
『夜這い? いやいや、しないしない。俺が女子だったら行くんだけどね』
「ま、まさか修子ちゃんになって来るですか!?」
『修子ちゃん? ならないならない』
「えー。修子ちゃん絶対ふりふりネグリジェ似合うですー」
『ははは。それはさておき。美咲紀特派員、もしも不埒者がいたら、俺に代わって成敗しておいてくれ』
美咲紀と修の掛け合いは漫才みたいだ。あおいも楽しそうに笑っている。
あおいの部屋を紹介するように移動する画面。
修は画面の端に映る本棚の上に、2体のクマぬいぐるみが映っているのをみてほっこりした。
(俺からのプレゼント……可愛がってくれてるんだ)
◇
互いの部屋をリポートして、しばらく雑談なんかもして、15分程度でテレビ電話を終了する。
床に布団を敷きながら、ユウが修に尋ねてくる。
「星ヶ丘寮に比べたら、桜花寮なんて超せまくない?」
「そうだけど、気にはならない。懐かしい感じがするよ」
「懐かしいって、こういうとこ、住んだことあんのか?」
「まあね」
八神の家に入る前、幼少時住んでたアパートがこんな感じだった。そのことは語らない。
代わりにと言ってはなんだが、鞄から取り出した問題集を開く。
「え、八神、何始める気?」
「勉強さ。泊まり会だろうが無人島だろうが、勉強は休まないよ」
黙々と勉強を始める修に、ユウと雅樹は顔を見合わせる。
「俺には真似できねー」
「野菜原、大丈夫だ。俺もだから」
「そんなこともあろうかと!」
突如、左右が乱入してきた! 門限前なら女子も男子寮に遊びに行くことは可能なのだ。
「愉快な夜を過ごしたいあなたに! 差し入れクッキースペシャルバージョンですわー!」
左右が差し出した籠の中には、抹茶色のクッキー。
「お、うまそー」
「いただきまーす!」
ぱくっと口に入れ……雅樹だけが目を白黒させる!
「は、は、はんらほれー(な、な、なんだこれー)!!」
「ふふふっ。北里先輩、大当たり! ひとつだけワサビ入りにしましたのよ!」
「み、み、水ーーーーーーっ!!!」
こうして。
男子寮の夜も、女子寮の夜も、楽しく更けていったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月11日
参加申し込みの期限
2017年11月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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