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鋭い眼光に引き締まった筋肉。
華城 尊
を見た者は、図書室よりは武道場が似合うタイプだと思うことだろう。
丁寧で、佇まいの良い、きちりとした身のこなしは精神と身体を鍛えることを志した者のそれだった。
だが尊は『運動系』というよりは『身体を鍛えている文系』であった。
夏朝からアンケート用紙を受け取った尊は、しばし考える。
「俺は『ニャン国志演義』のような説話混じりの戦記物がもう少し読みたいところだ。需要はなさそうだが」
生まれ育った背景も性格も違う武将たちが、それぞれに天下を目指し、策略をめぐらしたり思わぬ出来事に足を掬われたり。
群雄割拠の戦記ものはワクワクする。
友誼を結んでも、敵対しなくてはならないことだってある。義、野望、人への思い。
それらが織りなすドラマは、尊の胸を熱くさせ、様々なことを教えてくれるのだ。
「そう言えば『ニャン英伝』の作者の新作シリーズが出ていたはずだ」
取り寄せを頼んでみようか、と思い口を開く前に。
「そのシリーズなら、リストに載ってたからもうすぐ届くと思う……」
夏朝が答えてくれた。
「そうか、ありがとう。アンケート、よろしく頼む」
夏朝の仕事ぶりに満足しながら、尊は書いたアンケートを手渡した。
書架へ向かった尊は、新しく読み始めた全三巻のシリーズの内、二巻目に手を伸ばした。
(今日はニ巻だけにして、三巻は次の楽しみに取っておくか)
図書室の一角、窓から外の見える席に座り、のんびり読むことにする。
しかし。
(……なんだ、これ?)
本の冒頭、一か所だけ蛍光ペンで線が引かれていた。
登場人物の一覧のところ中ほどにある人名がピンク色の線で彩られている。
ははあ、と尊は察した。
(良くある、推理小説の犯人や、その巻で死ぬ人物のところにネタばらしをするといういたずらだろう)
前にもこんなことがあった。
(もう慣れたが快い物とは言えないな)
気にせず読むことにした。
とはいえ……
その人物が出てくるとどうも気になってしまう。
(裏で糸を引いているのか? いや、それらしいそぶりはないが……)
二巻を読了した時点で尊は無言で本を閉じ、目を閉じた。
蛍光ピンクで引かれたキャラは……無傷である。
しかも物語に深く関係すらしなかった。
(何だ、三巻に壮大な出番や接点があったりするのか……!?)
物凄くそわそわして、尊は二巻を本棚に戻し、三巻を手に取り戻ってきた。
(仕方ない、今日中に読まないとどうも気になる……)
作者の意図でじらされているなら仕方ないが、これは明らかに違う。
不満を感じつつ、すでに尊は蛍光ピンクのキャラから意識を離すことができなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月28日
参加申し込みの期限
2017年11月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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