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図書室へ入ってきた
旅鴉 月詠
は、インスピレーションを求めてさ迷っていた。
読みたいものは思い付かず。
作りたい作品は思い浮かばず。
(私の目に止まるものがないか……)
本棚をざーっと見ていっても。
「うーん」
じーっとこちらを見ている視線に、夏朝は声をかけた。
「えーっと……旅鴉さん、探しもの?」
「やー、思い付かないんだよねー作品が。作りたいものがないほど暇というのはそれはむしろ幸せなことなのかもしれないけどね」
「旅鴉さんでもそんなことがあるんだね……」
「いつも作ってるからね。別に締切に追われてるわけじゃないんだけどね」
と言いつつ、目につくものをメモ帳に落書きしてみたりする月詠。
「思い付かないー」
でも手は止めない。
「そうだ、図書館に入れてほしい本の要望はない?」
夏朝はアンケート用紙を渡す。
「要望ねー。私はジャンルが広いから、あれもこれもと欲しくなる。色んなもの仕入れてほしいかな」
「たとえば?」
「プラモとか建築とかも芸術の範疇だよー」
「プラモ……書いておいてくれれば、検討はするよ」
その時、月詠の赤い瞳がキラッと光った。
「む、唐突に閃いた。次の作品は図書室です」
キリッとした月詠の言葉に夏朝は驚きながら、
「え? よかったね……図書館を描くの?」
「図書室と図書委員の姿をファンタジー風に写しこむ。カウンターにパソコンと山積みの本、背景に本が一杯。
本の山に囲まれて仕事してる者。本の山を持って何処かへ運搬する者。本を読む者。本に飲まれる者」
「ファンタジー風かあ……本に飲まれちゃうの?」
ぼんやりした表情だった夏朝の目が見開かれる。
「本の山に埋もれるのは図書委員の宿命だと思わない?」
「……ありえるとは思うけど」
想像して、ふるふる、と首を横に振る夏朝に月詠は言う。
「ないかー。じゃあ猫を足そう」
「え? 猫さん?」
夏朝の目が輝きだす。
「猫は宝を守るものだから。どう? 本と猫に囲まれるのは」
「いいなあ……」
うっとりした夏朝に、月詠は言葉を重ねる。
「猫、本、猫、本……ほらほらどんどん積んでいくよー?」
夏朝の頭の中で、山積みの本の中猫たちが戯れる。
「ああっ、猫さん、崩れちゃうよ危ないよー!」
すっかり想像の世界に浸った様子の夏朝に、月詠は思う。
(ゲシュタルト崩壊……)
離れたところにいた綾花が気づき、心配そうに声をかけた。
「あの、夏朝さん……図書室ではお静かに」
「あ、ごめん……僕が騒ぐ人を注意しなきゃならないのに」
我に返って焦る夏朝。
「大丈夫ですよ。気をつけてくださいね」
綾花に優しく言われると、余計に申し訳ない気分になった。
「うん、ごめんね……」
「よし良い作品ができそう。協力感謝」
当の月詠は、そう言うと満足そうにスケッチブックに鉛筆を走らせた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月28日
参加申し込みの期限
2017年11月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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