寝子高図書室。
生徒の誰もが入れる場所でありながら、多くの生徒にとっては、存在は知っていてもなかなか行く機会のない部屋です。
(たくさん本があるな……)
2年になって転校してきたばかりの
華城 尊は、きょろきょろと書棚を見回していました。
「こんにちは……何か探してるの?」
図書委員長の
恵御納 夏朝が声をかけました。
「いや、特に探しているわけではないのだが。どんな本があるのか見ていた」
「そうなんだ。……あの、今どんな本を図書室に入れてほしいかアンケート中なんだ。よかったら気軽に書いていってね」
そう言うと夏朝は尊に紙を渡しました。
「ああ……考えておくよ。図書室になさそうな読みたい本か……」
どんな本があるのか、尊は改めて書棚の本に目を走らせるのでした。
(みんなの図書室……たくさんの人に来てもらって、本との幸せな出会いを楽しんでほしいなあ)
いろんな人の意見を聞きたい、と夏朝は思うのでした。
こんにちは、天村です。
恵御納 夏朝さん、華城 尊さん、ガイドへのご登場ありがとうございました。
ガイドはイメージですので、ご参加いただける場合はご自由にアクションをかけていただいて構いません。
寝子高図書室を舞台にしたシナリオです。
図書委員の方はもちろん、生徒ならどなたでもご参加できます。
図書室に入れて欲しい本のアンケート中ですので、好きな本について図書委員に熱く語るのもいいでしょう。
本を探す、調べ物をする、勉強する、うたた寝する、騒いで怒られる……などのアクションも可能です。
本にまつわるアクションなら図書室以外の描写も可能ですが、なるべく図書室に絡めてください。
登場可能NPC
・早川 珪 司書教諭。二年三組担任。
忙しい中、昼休みはなるべく図書室で過ごしているようです。
放課後に来ることもあります。
それでは、皆さんのご参加をお待ちしております。