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ラブ☆部活&同好会 ~運動部の春~
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【水泳部(3)―昼休憩、そして午後の部へ―】
昼休憩の時間になり、
雨崎 荒太郎
はいったん着替えて、センター内のカフェテラスに向かっていた。
「あー、疲れたぁ……。今日は時間もあるし、ゆっくり休憩してから午後の練習に戻ろうっと」
荒太郎がバタフライで使った全身の筋肉をほぐしながら、メニューを見ていると
志波 武道
や
水上 桜
、
野々 ののこ
や
相原 まゆ
もやってくる。
「お、荒太郎くん、今日はお弁当じゃないの?」
「はい。せっかく時間があるし、たまには外食もいいかなーなんて」
もの珍しそうな目を向ける武道に、荒太郎は照れたように笑う。
「私はゆるキャラスナック(スポセンver.)! あ、サンマさんブーメランパンツバージョンだ!」
一方で、ののこは売店で買った駄菓子の袋を開け、入っていたおまけのレアシールに歓喜していた。
「む……、ライバル!?」
と、ブーメランパンツに反応する武道をよそに、
「……サンマさんって普段何も着けてないですよね? なんで、水着……」
などと桜は冷静な突っ込みを入れる。
ほかの部員達も和気あいあいと過ごし、水泳部の束の間の昼休憩は過ぎていった。
* * *
同じ頃。
「……よし。柔軟、準備運動は完了、と」
その日、寝子島スポーツセンターのプールには、寝子高ボクシング部等に所属する、
新田 亮
の姿もあった。
水着に着替え、シャワーを浴び、手早く、かつ念入りに準備運動を済ませた亮がバシャリとプールの水に飛び込んでいく。
潜水から、ゆっくりと浮上し、そのまま軽く平泳ぎ。普段からボクシングなどのスポーツをたしなんでいるだけあり、その動きは軽やかだ。
「ふぅっ……。やはり島内にこういったセンターがあるのはありがたいな」
軽く身体をならすと、亮は一度サイドに上がって息をつく。
亮は水泳部ではなかったが、全身の筋肉をくまなく鍛えるトレーニングのために、今日、このセンターにやってきていたのである。
(俺のろっこんは息を止めることで発動するものだから、肺活量を鍛えるためにも水泳は最適なんだ)
揺れる水面をどこまでもストイックな思考で見つめていた亮は再び着水し、すいすいと泳ぎを再開する。
(……ん? あのブーメランパンツ、速いな)
そこで、ふと亮は隣のレーンで背泳ぎをするブーメランパンツの男に気づき、その泳ぎにしばし見惚れた。
(たいしたものだな……)
思わず真似したくなるフォームだったが、亮の目的は、背泳ぎを鍛えることでも、早く泳ぐことでもない。
だから、亮は一つの泳法にはこだわらず平泳ぎからクロールまで、幅広い泳ぎでプールの端から端まで行ったり来たりする。出来る限り、息継ぎの回数を減らすように意識もして。
(雑念はいらない。ただ一心に泳ぎ続けるんだ……!)
ただ一心不乱に、泳ぎ続ける。
いつもの亮になら、それができるはずだった。
だが、
「お、そこにいるのは、ヒーローくんカナ?」
「え……?」
突然、プールサイドから先刻のブーメランパンツに声をかけられて、亮はハッとそちらを振り返った。
「……志波先輩」
よく見ればそれは、寝子高の一つ上の先輩である
志波 武道
だった。
「奇遇だNE☆ きみもトレーニングかな?」
「え、ええ」
にこやかに笑いかける武道に対し、亮はぎこちなく笑みを返す。
最近、武道と会うときは、亮は少しだけこんな感じになる。
何故なら――
「……うーん。やっぱり夢でキミによく似た子を見た気が――」
「――気のせいです」
というやりとりが繰り返されるのがわかっていたからだ。
ちなみに、武道とは実際にある夢で会っているのだが、亮は知らないふりをしている。
「ん? あ、そっかー。気のせいか。そうだよね☆」
触れて欲しくない空気を察し、さらりと流してくれる武道に、亮は彼の優しさを感じた。
「じゃ、じゃあ、俺はこれで……!」
亮はそそくさと逃げるように武道から離れた。
しかし、そんな彼にそこでさらなる追い討ちがかかる。
「……もっと集中しなくては……って、ぶふぉっ!?」
逃げるように泳ぐ亮の視界に、またもう一人夢に――それもとても恥ずかしい夢に現れた人物、
水上 桜
が姿を現したからだ。
「……? あの、私に、何か?」
顔を合わせるなり百面相をする亮に、桜は怪訝そうに眉を寄せる。
「……い、いや、すまない。なんでもない……」
亮はぶんぶん首を振ると、また彼女から逃げるように高速で泳ぎだした。
(……馬鹿な、何故、彼女が現実に存在する!? 彼女は、夢にしか存在しないハズなのに!?)
亮は、心の中でそう考えていたが、そろそろ気づき始めていた。彼女は夢の住人ではなく、間違いなく寝子島に存在する、実在の人物なのだ、と。
できるだけ顔を見られぬように、それから亮は努めて潜水時間を長くするように泳ぎつづけた。
はからずも、それが肺活量を鍛えるという当初の目的によく叶ったトレーニングになっていたが、そのときの彼はもはやそれどころではなかった。
「……なんなの?」
そんな亮を、桜はただひたすらポカンと見送り、
「んん? 水上さん、どうかしたー?」
「あ、いえ。なんでも」
心配顔をむけてくる荒太郎に、釈然としないままふるふると頭を振ってみせた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月30日
参加申し込みの期限
2017年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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