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回転寿司いこっ!
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――とある平日、夜(その1)
ねこ寿司店内に知り合いの姿を見留めた
御巫 時子
は、安堵にそっと胸を撫でた。
「初さん、一閃さん。その、ご一緒してもよろしいですか……?」
一人では不安で……と胸の内を打ち明ければ、
犬杜 一閃
の眼差しが
犬杜 初
の隣を示す。
初も、ぽんぽんと赤茶色のソファ席を軽く叩いた。
「とりあえず、ほら、座って座って。あんた、もしかして回転寿司初めて?」
促されるままに腰を下ろして、時子はこくりと頷く。
「動物のボールペンが頂けると聞いたのですが、わからないことだらけで……初さん達に会えて良かったです」
「成る程……じゃあ、何でも聞いて! うい、ここ結構通ってるから」
「ありがとうございます。あの……注文は、どうすればいいんでしょうか?」
「えっとね、このタッチパネルで……あ、何食べたい?」
「先ずは、おすすめの品でしょうか」
「りょうかーい」
ぽちぽちぽち、ぴっ。
初の指が謎の機械の上を滑らかに走るのに、時子は感嘆の息を漏らした。
「初さん……詳しいんですね……」
「って、そんなきらきらした目で見つめないで! 浄化される! 溶ける!」
なんて騒いでいるうちに、レーンの上部に、シュッ! と注文の品が届く。
その素早さに、時子は目をぱちくりとさせた。
「わ、な、何か来ました……!」
「お前が頼んだ物だ。蛤にホタルイカ……春の味、だな」
「え? 先ほどの物が、もう?」
再び驚きながら、一閃から皿を受け取る時子。
「職人さん、ありがとうございます……」
レーンの奥に向かって声を投げれば、初が優しい苦笑を零した。
「ありがとうやごちそうさまは、店を出る時に店員に言ったら大丈夫よ、たぶん」
「あ、そうでしたか……それにしてもこれは、カーリングの要領なのでしょうか」
「「カーリング?」」
初と一閃の声が重なる。
はい、と時子はにっこりとした。
「奥から滑らせて、カーリングのように的確な場所で止めてるのかと思いまして」
凄いですね、との時子の言葉に、初と一閃が顔を見合わせる。
そんな中、時子は、ホタルイカの寿司をしとやかに口に運んだ。
「ああ、春が香りますね……。蛤はどうでしょうか……?」
ぱく、と口に放れば、弾力のある身と甘辛い煮ツメが口の中で絡み合う。
「ふふ、こちらも美味しいです。初めての事だらけですが、面白いですね」
「ね。それ食べ終わったら、次、何食べる? 自分で注文してみる?」
「はい、挑戦してみたいです。日替わり品などもあるでしょうか?」
「あるある! 今日はねぇ……あ、メバルだって!」
「初、わさび巻きは……」
「ええっと……残念、売り切れ」
「そういうこともあるんですね。勉強になります」
そんなふうに合間に言葉も交わしながら、寿司を存分に味わい終えて。
ごちそうさまと会計ボタンを押せば、どきどきのくじ引きタイムだ。
「わ、当たりです……!」
と、時子は灰白猫のボールペンを無事GET。
鳥のボールペンがなかったのは残念だが、無愛想顔の猫も中々に愛らしい。
「あ、猫可愛い! いいなぁ……って、お兄ちゃんも!」
「……同じ物、だな」
「ういも! ういもこのシールを猫に交換して貰う!」
残念賞を引いた初が、財布からも同じサンマさんシールを2枚取り出す。
そういう次第で、3人共が灰白猫のボールペンを手にするに至った。
時子のかんばせに、柔らかな笑顔の花が咲く。
「ふふ、お揃いですね。お二人に会えて、一緒にいっぱい食べれて嬉しかったです」
「まあ……ういも楽しかったわよ、うん」
面映ゆげに初が言うのに笑みを深くして、「そういえば何でも屋は順調ですか?」と時子は問いを零した。
「ああ、有り難い話だ」
「それは良かったです。また何かあれば利用させてもらいますね」
また3人で回転寿司を食べるという依頼も良いですね、との時子の言葉に、
「それって……ういは大歓迎だけど、本当に依頼なの?」
と初が首を傾げて、その様子を目に、時子は口元にそっと手を遣って微笑んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月10日
参加申し込みの期限
2017年11月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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