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スクール水着は世界を救うんだってばマジで!
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【9】
「な、なんだぁ、さっきの光……?」
突然走った光にユウと萌は目をパチクリさせた。
「! ユウくん、見て!」
「えっ? あ、ああっ!!」
身体にピッタリくっついていたスク水が消え、いつもの服に戻っていた。
「戻った! やった! 戻ったぞ、鬼河内!」
「えへへ、よかったね、ユウくん……って、わっ!?」
思わず、萌を抱きしめるユウ。
「うう、マジで助かった! 身の破滅回避だよ〜〜!」
「く、苦しいよ、ユウくん……」
ほんのりほっぺを桃色に染めて、萌は喜ぶユウをぎゅっと抱きしめ返した。
「さっきの光……誰かが最後のブラを捕まえてくれたのかな?」
被っていた紙袋を脱ぎ捨て、碧南は元に戻った自分の姿を見つめた。
ともあれ、変態女子高生の烙印を押される前に戻ってよかった。
「ゲームショップのぞいて、帰ろっと……ん?」
踵を返した彼女の目に、ふと道端で立ち尽くす真白の姿が目に入った。
「ふ、ふわあああああ〜〜〜〜」
恍惚の表情を浮かべる真白。
彼女もまたスク水の呪いから解放されて元に戻っている。
もちろん、服の中のアレも……。
「ああ、この吸水力……。これよね、これじゃないとダメ……」
彼女が何をしているのかは深く触れないでおこう。
何してるんだろ、と不思議に思いつつ、ゲームショップへ向かって碧南は歩き始めた。
「わああああああああああーーーーー!!!」
「ゼハァゼハァ……ま、待っておくれ、ちーちゃん……!」
こちらは未だ通りを猛ダッシュ中の千鶴と信彦。
脇目もふらず走る彼女を信彦が追いかけている。
「こんな格好で立ち止まってなんかいられるわけないだろうー!!」
「い、いや、よく見るんだ。も、もう戻ってるから、その……!」
「何をわけのわからないことを言って……えっ? 戻ってる?」
砂煙をあげて、急ブレーキをかける千鶴。
「のわあああああーーー!!」
そんな彼女に激突しそうになった信彦はとっさに避けて、前の電柱に突っ込んだ。
「ほ、本当だ。戻ってる……ああ、よかった……」
慣れ親しんだ自分の服を抱きしめ、千鶴は安堵の声をもらす。
「ごめん。取り乱してしまって……ようやく落ち着いたよ」
「そ、そうかい。それなら俺も嬉しい……よ……」
電柱に顔面を打ち付け、遠ざかる意識の中答える信彦であった。
「も、戻った……! 元に戻ったぞ、亨君!」
浜辺で嬉しさを噛みしめる咲。
そんな姿をちょっとだけ惜しそうに亨は見つめている。
「……そいつは何よりだ」
「? おい、なんだ? 何か言いたそうな顔をしているぞ?」
顔をのぞきこむように咲は顔を近づける。
「まさか、あの格好から戻って残念……なんて思ってないだろうな?」
「ん、まあ、残念といや残念だけどな。姐さんのスクール水着なんて今後見られるかわからねぇし」
「ひ、人の気も知らずに……。卒業したのにあんな格好拷問なんだぞ!」
「ははっ、冗談だって。ま、一件落着してよかった」
そう言って、先の耳に口元を近づける。
「あんな格好見てたら、夏が楽しみになったけどな。別の水着、期待してるぜ」
「……!」
赤くなる咲を見て、ニヤリと笑う亨だった。
「……終わったのね」
元の姿に戻り、圭花はぼんやりと空を見つめた。
好奇の目を向けていた人たちも、不思議そうに首を傾げて、彼女から視線を外していった。
「水着を着ていたような気がするけど、気のせいだったのかな……と言ったところかしら」
非日常は去り、日常がじわじわと戻ってくるのを圭花は感じた。
「でも、残念ね……」
なんだかもう少し衆目を集める楽しさを味わいたかった気もする。
「ま、それなりに楽しめたわ」
「……どうにかなったみたいだな」
「どうやらそうみたいだね……」
そして、こちらは神社。
刀と望春は顔を見合わせ、力なく笑った。
お縄待った無しの格好だったふたりもすっかり元に戻っている。
とそこに、誰かが通報したのだろう、警官がやってきた。
「女子用水着で徘徊するふたりというのはどこです!?」
きょろきょろと辺りを見回す警官にドキリとする望春。
「うわ、なんか探してる……!」
「心配すんなって、この通り元どおりだし。警察の世話になる理由もないだろ」
「そ、そうなんだけど……でも、見て?」
「? 何をだよ?」
「あのお巡りさん、俺たちをじぃーーっと見てる気がしない?」
望春に言われて、刀も警官に目を向ける。
「そんなはず……あれ? すげぇ見てる……! な、なんで……」
「そこの君! その手に持っているものはなんだね!」
「「手に持っているもの??」」
ふたりの視線はその手に持っているブラに吸い込まれた。
「うわああああ!! ブラは消えないのー!!?」
「ち、違うんです! お巡りさん、違うんですぅーーーーーっ!!」
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あとがき
担当マスター:
梅村象山
ファンレターはマスターページから!
マスターの梅村です。
シナリオにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
前回のスク水シナリオのあとがきにて、
>多分、向こう10年ぐらいこんなにスク水という文字を打ち込むことはないと思います(笑
と書いたものの、またこんなにスク水を打ち込むことになろうとは……
世の中何があるかわかりません。
ともあれ、皆さんのアクションのおかげで、楽しいお話になったのではないかなと思います。
それでは、また別のシナリオでお会いできればうれしいです。
梅村でした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月18日
参加申し込みの期限
2017年10月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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