this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
心の翼、広げて
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
「声が出る……私、話せるんだ」
小山内 海
はつぶやいた。
もちろん嬉しいけれど、同時に海は思う。
(私の声がもう二度と戻ることはないというのは私が一番知ってる。だからここは夢か何かの世界)
教室もクラスメイトも、一見不思議なところはないけれど。
「何でもないよ」
(私の声ってこんな感じだったんだ)
不思議な感動を覚えながら海はクラスメイトに答えた。
(すぐに覚めてしまうかもしれないけれど、でも今は楽しもう)
「部活に新人の子入った? うちはねえ、面白い子がいてね」
話し始めたクラスメイトに、海はすかさず尋ねる。
「えっ、どんな子なの?」
いつもなら、海は簡単なセリフをあらかじめスケッチブックに書いておく。
それで返事をすることはできるけれど、込み入った話では無理だ。
どうしても普段はワンテンポ遅れ気味になっちゃうけれどここではそんなことはない。
気を使わせることなく、クラスメイトとのおしゃべりの輪の中に入っていけるのだ。
楽しく盛り上がる中、クラスメイトが言った。
「ねえ、これからカラオケ行かない?」
「うん、行く!」
ドキドキしながら海は答えた。
いつもは、海がいるところではカラオケの話は出ないのが普通だ。
聞くだけでも楽しめるんじゃないかな、とは思うけどそもそも誘われない。
だから、カラオケに来るのはもちろん初めて。
内心のドキドキを隠しながらカラオケ屋に入り、クラスメイトが選曲する様子を眺める。
「海は何歌うの?」
「あ、うん……歌ってみたいのがある」
声が出なくたって、好きな歌くらいある。リズムだって取れる。
(うまく歌えるかな……? 今まで声が出せなかったからわからないけど)
自分の声で、好きな歌を歌うってどんな気持ちだろう。
なんとか選曲を済ませ、クラスメイトの歌を聞きながらドキドキして待つ。
「海ちゃんの番だよ!」
マイクを握った海は、前奏の画面を見つめながら、真剣な顔になる。
(緊張しちゃうけど……リラックスしなきゃ。楽しもう!)
声が、旋律を奏でた。
高く低く、思った通りに出る自分の声を、海はとても不思議な気持ちで、胸がいっぱいになりながら聞いていた。
「海ちゃん、上手だね!」
拍手をもらえて、頬が熱くなった。
「次は何を歌おうかな?」
楽しいカラオケも終わり解散の時間がやってきた。
「それじゃ、またね」
皆と別れたところで、目が覚めた。
元の公園に立っている自分がいた。
(うん、やっぱり現実じゃなかったけど……楽しかったな)
寂しさと満足を同時に感じながら、海は公園を後にした。
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
心の翼、広げて
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月16日
参加申し込みの期限
2017年10月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!