とある休日、
小山内 海は公園の近くを歩いていました。
子供たちのにぎやかな声が聞こえてきます。
「おれが主人公!」
「なら私はプリンセス!」
得意げにポーズを決めている子供たちは、目を輝かせてとても楽しそうです。
キャラクターになりきって遊んでいるのでしょう。
見ている海も幸せな気分になりました。
(いいなあ……私はどんな遊びをしてたっけ)
子供の頃に病気で声が出なくなった海ですが、空想の世界なら思い切り声を出すことができるでしょう。
ふと、海の心に空想が浮かびました。
空想、のはずでしたが。
「……えっ? ここは?」
「どうしたの、海ちゃん?」
いつのまにか学校にいて、友達が話しかけてきました。
筆談しようとしてスケッチブックを探しましたが見つかりません。
なのに友達は答えを待ってるようです。
「何か探し物?」
(……さっき私『えっ? ここは?』って言った?)
海は驚いて声を上げました。
「声が出る……私、話せるんだ」
それは、幸せな夢の世界でした。
こんにちは、天村です。
小山内 海さん、ガイド登場ありがとうございます。
ガイドはイメージですので、もしご参加いただける際はご自由にアクションをおかけください。
神魂の力で、空想が現実のように感じられるようになりました。
普段経験できない仕事をするのもよし、不思議な世界へ旅してみるもよし。
長い時間体験しても、実際に経過する時間はほんの数秒です。
ただし、アクションでの同意なしに他のPCを空想に登場させることはできません。
仲良しの方と同じ夢の世界を楽しみたいときは、GAをご利用ください。
NPCと絡む空想もご自由にどうぞ(ただし、NPCは現実のキャラにそっくりだったり全然違ったりします)
神魂の影響を受けずに、自力で空想を楽しんでくださっても構いません。
暖かい春の日、つかの間の良い夢をお楽しみください。