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それいけ蚤の市! ~欲しい物は何ですか?~
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偶然手に入れたチラシを手に、
如月 蘇芳
は「へえ」と音を漏らした。
「蚤の市か。骨董品がねえ……うん、成る程」
口元に、艶やかな笑みの花が咲く。
(今日は、珍しく1日暇だし……)
こういうのに顔出してみるのも悪くないかもね、と蘇芳はそのまま市へと足を向けた。
辿り着いたその場所は、賑やかながら、煩い、という雰囲気ではなく。
骨董品に造詣が深い者も、興味本位で参加した者も。
皆がそれぞれ心に留めた物を愛でるその場所は、どこか和やかな空気を纏っていた。
(苦手な感じかとも思ったけど……言うほど悪くはない、かな?)
自分にも気に入りの物が見つかればいいと、蘇芳は歩を進める。
最初にやってきたのは、主に古書を扱うスペースだ。
「古書かあ。何か暇つぶしになるようなものはないかな?」
ズラリと並ぶ本達に、さらりと、けれど丁寧に視線を走らせる。
じきに、蘇芳の唇を「あ」と声が揺らした。
「この人の本、結構面白かったんだよね。このタイトルは読んだことないし……一冊買っておこうかな」
手に取って、古い1冊の表紙を撫でる。
中身も確かめれば、それは初版本だと判明した。
(状態もいいし、恐らく、本来ならそれなりの値が付くんだろうね……あれ?)
ふと、『何か』に眼差しを引かれる。
蘇芳は、気付けばその『何か』――1冊の洋書を、手のひらの中に捕らえていた。
(この本は……? なんだろう、触り心地があまり良くないな……)
息が零れるような美しい装丁が施されているにもかかわらず、本は蘇芳の手に落ち着かない。
それに、本自体からも、蘇芳は『変な感じ』を見て取った。
掴みどころのない、得体の知れないものに触れているような感覚……。
(……開くのはやめておこうかな)
蘇芳はそれを、きちりと元の場所に戻した。
500円を払って、最初に見つけた本だけを購入する。
そして、蘇芳はまた、蚤の市巡りへと戻った。じきに巡り合ったのは、
「あ。あれは……ずっと気になっていたブランドのティーセットだ」
という具合で、蘇芳の心が望んだ品。
ティーセットの前にしゃがみ込んで、その状態を検める。
「こんなところで会えるとは思ってなかった。しかも新品か……」
格別、高価なはずの逸品である。
それが、一式揃ってたったの500円で目の前に並んでいる。
(ここを逃したら多分もう買わないだろうし……)
この値段なら買いかな? と、蘇芳は荷物の重みを増やすことを決めた。
特にティーセットは慎重に運ばなくてはいけないが、
「ふふ、いい買い物ができたね」
と、また市へと繰り出した蘇芳の足取りは軽い。
(これだけで帰るのもなんだし、一応全部見て回ってから帰ろうかな)
もしかしたら良いアクセサリーとかあるかもしれないし、と、蘇芳はかんばせを優美な笑みで彩った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月06日
参加申し込みの期限
2018年01月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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