this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
それいけ蚤の市! ~欲しい物は何ですか?~
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
つぎへ >>
時は、少しばかり遡る。
ふらりと旧市街を歩いていた
大天使 天吏
は、聞き覚えのある声を耳にして、そちらへと顔を遣った。
そのまま声の主の元へと歩を進めれば、天吏に気付いた彼女――
犬杜 初
の表情が、ぱっと華やぐ。
そんな初へと、天吏は柔らかく微笑みかけてみせた。
「初ちゃん、お店の手伝い?」
「うん、そうなの。あっ、そうだ! チラシ、貰ってくれる?」
「チラシ? ええ、勿論」
差し出されたチラシを受け取り、軽く目を通す。
そこには、近くで開催されているという蚤の市の仔細が綴ってあった。
「蚤の市……500円で譲ってくれるなんて良心的ね」
「ういにはよくわからないんだけど、結構すごいみたい。掘り出し物もあるかもって」
「そう……折角だし私も何か買ってみようかしら」
――お仕事終わったら、一緒に付き合ってくれないかしら、初ちゃん?
口元に笑みの花を咲かせれば、「じゃあ、またあとで」とはにかむように初も笑う。
そうして天吏は、チラシの教える場所へと足を向けた。
わいわいと、賑やかな声が辺りに満ちている。
その只中で、天吏は初へと笑顔を向けた。
「折角だもの、面白いものがあれば良いわね」
言って、辺りへと灰色の眼差しを巡らせる天吏。
「ここにあるものはどれもきれいに保管してあって素敵ね」
「そういうの、わかるの?」
「私の実家、ちょっと古い屋敷でね、古い物、いっぱいあるのよ。……あ!」
声が僅かに跳ねれば、初が「なになに?」と天吏の視線の先を追おうとする。
しゃがみ込み、見留めた品々が並んでいるのへと眼差しを落とす天吏。
そっとそれを手に取れば、天吏の手元を覗き込んだ初が、
「わ、何これ、綺麗……!」
と、思わずといった調子で零した。
天吏の手の中、陽の光に煌めいていたのは、幻灯機用のガラス板だ。
「これは幻灯機……かなり昔のプロジェクター用のフィルム、て説明すればいいのかしら。本当に、凄い奇麗」
それらはどうやら、どこともわからない異国のものらしかった。
作られた年代など詳しいことはわからないが、鮮やかに描き出された鳥や花の絵は見惚れるような美しさだ。
絵柄は精緻で、それでいて大胆で。
まるでガラス板の中に、本物の鳥や花が住む世界が存在しているみたいな――。
(……ああ、そう。実家にもあったわね、幻灯機)
ふと、思い出す。
曾祖父の時代からあったというそれを、天吏はこっそりと出してみたことがあった。
当時の鳥の絵を見たのを、覚えている。
「それにしても不思議な絵ね……なんかこう……」
「こう?」
「この世界にあるものを描いたのではなくて、異世界を描いたみたいな」
素敵だわ、と、天吏はそれを何枚か購入した。
「異世界、かぁ」
初が呟く。それに応じる代わりに、天吏はふっと、口元に笑みを添えた。
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
それいけ蚤の市! ~欲しい物は何ですか?~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月06日
参加申し込みの期限
2018年01月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!