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「―――僕は、貴方が好きなんです」
一緒に旅する
ベルラ・ガーネブラッディ
に告白した夜。
シーナ・キュクノス
は彼の隣で寝床についた。
返事は貰えなかったが、一晩だけでも隣にいて欲しかった。つらつらとお互いの昔話をしながら更けていく夜。シーナはベルラの体温を感じながら眠りについた。
ああ……彼の隣はなんて安心するのだろう。
【
シーナ・キュクノス
の夢】
悪夢は、何時も同じ言葉から始まる。
お前は先に行くんだ
俺達はあとで追いかけるから
そう兄様達が笑うから、信じたふりをして襲撃を受けた屋敷を逃げ出した。
悔しさに張り裂けそうになる胸をぐっと掴んで。後ろは、振り返らなかった。これ以上兄様達の足手まといになってはいけない。何も出来ない弱い僕だけど、心だけは弱くなってはいけない。
それからは転々と世界を、渡った。この『ワタリ』の能力のせいで追われる事になったのに、皮肉なものだ。
疲れ切った時に僕の前に差し出された優しい男の手。縋るようにしてその手を取ると、男は今までの柔和な笑みを脱ぎ捨て嗤った。
『連れてくるよう頼まれたんだ、悪く思うな』
あの瞬間はまさに悪夢だった。いつの間にか見知らぬ男達に取り囲まれていて、彼らは品定めをするように僕を見た。嘘でしょうと譫言のように呟き続ける僕の手を、あいつは下卑た笑みで掴んだ。
その手首には、見慣れた意匠の腕輪。だってそれは兄様の物で。いい物だろう、報酬なんだと男はまた嗤った。
逃げようとしたところを引き倒され、地面に押さえつけられた。思い切り腕をねじ上げられ痛みに呻く。暴れても暴れても力の差は歴然だった。頭を地面に擦りつけられる。土が口の中でじゃりじゃりと音を立て、悔しさに涙が止まらなかった。
弱い自分。こんな男達にいいようにされてしまう自分。組み敷かれながら泥の様な感情が湧き上がる。嫌悪と怨讐がずるりと自分を満たしていくのを、夢だと分かっていても止められなかった。
あの時も思っていたんだ。これが夢だったらと。
今の僕なら、コイツらを倒してその先にいる人物を殺せるだろうか。
痛みと嫌悪で意識が遠のき、暗くなっていく。その時、ソレは来たんだ。
ベルラ
。
その瞬間は彼が光そのものに見えた。今も、また。
日に当たるとお日様の色をこぼしたみたいな髪や、鮮やかな剣技で次々とあいつらを倒してく姿が全部カッコよくて。突然僕の前に現れた唯一つの希望みたいだった。
あの時も泥まみれの僕を抱き起こしてくれたよね、ベルラ。その深い声を聞けば、このどろりとした感情も刻みつけられた痛みも不思議と溶けていくんだ―――。
シーナは満ち足りた気持ちで目を閉じた。彼の周囲が色を変え、夢の境界が曖昧になっていく。シーナはただ唯一の人を心に浮かべ―――夢の世界を渡った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月30日
参加申し込みの期限
2017年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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