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いっしょにスイーツ・タイム♪
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*:*:*
シーサイドタウンの、とある街角。
そこで待ち合わせをして来た
月守 輝夜
と
青木 慎之介
の中学生コンビは、並んで歩きながらわくわくしていた。
「美味しいもの食べれてバイト代も貰えるなんてラッキーだよね」
「あぁ、実にラッキーだ」
輝夜の言葉に、慎之介も笑顔で答える。だが、ここで輝夜が気になったのは、彼が『甘い物が苦手では無いか?』という事。無理をさせたくは無いのだ。
「慎之介君は、甘い物……平気?」
今更かもしれないけど、と恐る恐る問いかけると、慎之介はあっけらかんと
「平気も平気。フェイヴァリット♪」
と答える。まぁ、甘い物は好きらしい。その答えに安堵の息を吐く。その間に彼はさわやかな笑顔で手を差し伸べる。
「待ち遠しいし、レッツゴー♪」
「はいっ!」
差し伸べられた手をとり、輝夜はどきどきしながらも慎之介と共にお店へと入るのだった。
2人はショーケースの中のケーキを眺めながらほっこりしていた。優しくて甘い香りが2人の胸を弾ませる。だが、片思いの相手が側に居る、と意識するだけで輝夜はどきどきが止まらない。
「そういえば、有名なお菓子コンテストで優勝したパティシエールさんが作るケーキ、だったっけ?」
慎之介の言葉に輝夜は頷く。
「お菓子のコンテストで優勝って本当に凄いよね。盾とか賞状とか見せてもらえるかな……?」
と、相槌を打つ。それとなくお店の人に聞いてみると、パティシエールであるアリスの写真と共に賞状、優勝者に贈られるというメダルが飾られていた。
穏やかな笑みのなかにカリスマ性を感じる女性が、写真の中に居た。それにしばし見とれた中学生コンビだが、我に返ってケーキを選ぶ。しっかりとお腹をすかせてきた輝夜は、どれも美味しそう、とケーキを見ながら悩む。
「何にしようかな……。慎之介君は、何頼む?」
「俺のセレクト? そうだな、これとこれと……これかな?」
慎之介は、「俺もがっつりスイーツが食べたい気分なんだ」とオレンジをつかった『オランジェ』とシンプルな『ガトーフレーズ』、それからしっかりとした雰囲気の『ニューヨーク』を選んでいた。
あまり待たせても困るだろう、と輝夜はショーケースを見てため息を吐く。どれも美味しそうで迷ってしまうのだ。だが、彼女はそこで考える。彼と違うものを食べれば食べ比べができるのではないか、と。
「それじゃあ、これにしようかしら」
輝夜は、ふわふわとした印象の『アワユキ』と野菜としらすが印象的な『スプリングネコジマ』を選んだ。
飲み物にアイスティーを選んだ2人は、春の花が飾られた席へ案内される。そして、お皿には綺麗に盛り付けられたケーキ。
「うーん、ビューティフォー♪ 飾りつけもグッドだよね!」
(でも、もう食べたいな)
慎之介が上機嫌でそういう傍ら、内心で頬を赤くしながら輝夜が苦笑する。いい香りが彼女のかわいらしい鼻をくすぐって堪らないのだ。
早速『アワユキ』から食べてみる輝夜。すると、その口解けの軽さに驚いた。後味さっぱりの中にも仄かに香る柑橘系の風味。気がつけば二口、三口、と進んでいる。
(だけど、チーズの風味は濃厚……。食べやすくて、なめらかな食感がいいね)
何個でも食べられそうな気がする。そんなふわふわな『アワユキ』に輝夜の表情も穏やかになる。
「これは濃厚なクリームチーズの風味が美味しいけど、しつこくなくていいかも」
「ホント? こっちのオランジュもさっぱりしていてクールだけど……気になるな」
慎之介はさっぱりめの『オランジュ』を食べていたようだ。2人は顔を見合わせるとどちらからともなく「食べてみる?」と聞いていた。
交換して『オランジュ』を食べてみる。と、こちらはさっぱりとしたオレンジのクリームがとても美味しい。よく味わってみると、果実もクリームに混ぜてあって食感がよい。『アワユキ』とはまた違った甘酸っぱさがくせになる。
「あっさりしていて、おいしい……」
「こっちもデリシャス♪ なんだか雪っぽいのに濃厚だね」
輝夜が思わず呟いていると、慎之介も楽しそうに顔を綻ばせる。こうして分け合うのも楽しいものである。
(スプーンで1口……と思っていたけれど、こういうのもあり?)
内心でちょっとどきっ、としつつも、輝夜はつぎに『スプリングネコジマ』を口にする。今度は塩味がほどよいキッシュだ。
しらすの塩味と、香草の香りが生地にマッチしていてあっさりしている。これはこれで何枚も食べられそうな気がして、食欲をそそられる。
「これは爽やかな感じがする……。食感もいい感じね」
と、アイスティーで一息つきながら感想を言っていると、慎之介も興味を持ったのだろう、一口いいか、と聞いてきた。
またお皿を交換して、お互いのケーキを食べあう。『ニューヨーク』も濃厚なチーズの風味が美味しいが、『アワユキ』とはまた違う濃厚さ。食べ比べてみると、やはり『ニューヨーク』の方がチーズ感が高い。だが、食感は思った以上に柔らかい。
「こっちも濃厚だけど『アワユキ』とは違うチーズを使っているのよね、きっと」
「う~ん、こっちはこっちでベリグー♪ お昼ごはんとかにいいかも」
慎之介も『スプリングネコジマ』に舌鼓を打ち、楽しそうにしている。そんな彼の顔を見ているうちに、「来てよかった」と心から思う輝夜。ケーキの美味しさと、慎之介と過ごす楽しいひと時が、輝夜の笑顔を輝かせていた。
感想を述べ、モニターを終えた2人。その帰り道、輝夜はさりげなく慎之介に問う。
「ねぇ、慎之介くんはバイト代の使い道決まってる? というのも、私……、バイト代の使い道、決まってないのよね」
その一言に、慎之介も小さく苦笑を浮かべた。どうやら彼も同じらしい。
「お持ち帰りができたら、お父さんとお母さんにも買って帰ったんだけどなぁ」
残念そうにそう言えば、慎之介も「そうだなぁ」と肩を竦める。
だが、お店が出ている期間はまだあるのだ。休みの日にでも買って帰ろう。2人はそれもいい案かもしれない、と思いながら帰宅するのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月17日
参加申し込みの期限
2017年10月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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