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【身体測定】ドキドキ♂♀反転戦線、再び!
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ところ変わって、北校舎1階の保健室。
こちらでは現在、男子たちの身体測定がほぼ平穏に行われている。
男子の身長測定係を務めるのは
音海 なぎさ
だ。小柄ななぎさは、ちょっとつま先立ちで背伸びをして、自分より10センチほど背の高い
優木 遥斗
の身長を読み上げる。
「ええと……176だね」
「そう、ですか。ありがとうございます」
遥斗は身長計から離れ、生真面目に一礼する。
遥斗は剣道部員であった。自分はその中では、そんなに大きな方ではない。特に大会では自分より上背があり、巨漢を相手にすることが多い為、体重が軽いと鍔競り合いでぶつかり合った時に、場外まで吹っ飛ばされてしまう。遥斗が普段からたくさん食べるのは、少しでも体を大きく重くしたいという考えあってのことだ。
しかし、今回の測定結果は、身長は175cmから176cm、体重も66kgから67kgと、僅かずつしか増えておらず、遥斗はやや落胆した。
「やはり筋肉は簡単には増えないか……」
仕方ないことといえば仕方ないのだ。
なまじ筋肉質なので、激しい運動をすると自然と体重が落ちてしまうのである。
インプットが多くても、アウトプットも多ければ増えはしないのだ。
「視力と聴力は問題なかったぞ」
浮舟 久雨
に告げられ、その点は安堵する。
「問題は胸囲だな。もっと豊かな胸筋がほしい……」
「あら。優木君、もっと胸板厚くなりたいの?」
鷲尾 礼美
先生に突然話しかけられ、遥斗は反射的にぺこりと頭を下げた。
「今のままでも充分女の子にモテると思うわよ?」
「いえ、俺……試合。負けたくないので」
言葉足らずだったかもしれない。仏頂面に見えたかもしれない。
だが、それは緊張したからだ。
女性と話すことに対する苦手意識は相変わらず健在だった。視線を合わせられず先生の胸を見てしまい、視界に飛び込んできた豊かな谷間にまた動揺して、視線を逸らす。
鷲尾先生は、そんな男子の反応には慣れているようで、ルージュを引いた唇を笑ませた。
「そう。頑張ってね」
「はい。トレーニング、励みます」
◇
保健室前の廊下では、
楢木 春彦
と
六月一日宮 檸檬
が測定用紙を手にダベっている。
「身長182cm! 去年転入したときは175cmだったから……おっ、去年より7cm伸びてんじゃん! ココ半年くらい骨が軋んで痛かったんだよなー。ホズミヤは?」
「1cmしか伸びてなかった……楢木は180越えかよ」
檸檬の身長はまだ170cmに届かない。いつの間にか友人を見上げる格好になっていて。
「おま……話すとき首痛いし!」
「へへ~ん、羨ましいか?」
春彦がからかうと、檸檬は頬を膨らませブツブツ言い返す。
「俺の周りみんなでかいんだよな、くそー」
「ケド、ホズミヤは身長より先に体重気にするほうがイイんじゃねーの? 細すぎだろ」
「そうか?」
檸檬は首を傾げるが、春彦から見れば腰などとても華奢で、片腕で抱けてしまいそうだ。サッカー部でそれなりハードに運動するんだからもっと肉つけろ、というのが寮でも同室の春彦のキモチなのである。
檸檬としてはけっこう食べているつもりなのだが、そこは遥斗同様、摂取カロリーより消費カロリーが多いというスポーツマンならではの悩みなのであった。
「まあ、視力は1.0以上キープできてるし、ほかも問題なかったからよしとするかぁ……」
じゃ、教室に戻るか、とふたりが立ち去った直後。
保健室の中から悲鳴に似た叫び声が聞こえた。
「何かの間違いだ! もっかい! もっかい測らせてくれ!」
◇
「……は!? 142!? 10cmも縮んでんじゃねえかなんでだよ俺の体!」
身長を測っていたなぎさに……というより、身長計に向かってわめいているのは
卯木 衛
である。
衛にとって、身長は人生上、かなり重要なファクターだ。
152センチ。高校二年生男子としては小柄である。
彼女も出来た身。1センチでも1ミリでも天に近くなりたいと、ここ一カ月煮干をおやつにたべまくって、今日この日に向けて弛まぬ努力をしてきた。今朝などは、起きて時間がたつほど重力で身長が縮むという噂を信じて、限界まで布団でゴロゴロしてきたほどである。
順番を待って並ぶ間中そわそわし。
「いざ出番だ! よし来い勝負だ測定器!」と良い姿勢で背中を測定機に沿わせ……、
「142だね」
というなぎさの声を聞いた。
え!? 142!? なぜ縮んでいる!?
「っていうか流石に10cmはおかしくねえか!? もっと気合い入れろ俺の体! 成長期だろ!」
「うーん。ごめん、何度測っても142だよ」
「な、なんだってぇぇ!!」
まるで4tトラックに轢かれたかのような衝撃が衛を襲った。
トラックといえば、保健室に向かう途中、誰かに跳ね飛ばされたが……。
まさかあれのときぶつかってきたのが播磨愛李子で、そのために自分の体が女性化しているとは気づいていない衛である。
「なぜだ!!!」
衛は納得いかない気持ちでぷりぷりしながら保健室を出た。
北校舎から南校舎へ、一階から教室のある二階へと戻る。
そこで衛は目にすることとなった。
廊下で倒れている春彦と檸檬、それから
工藤 耀
を。
「あたた……変な女に吹っ飛ばされた」
腰を押さえながら立ち上がった耀は、ロングヘアの美脚少女になっている。
「えっ、おま……耀!?」
驚いて震えた指で耀を指さす檸檬もまた、ツーサイドアップのセミロングな少女になっている。
春彦は目を見開いて耀と檸檬を見、それから、窓ガラスに映る自分の姿を見た。
「なんか急に視界が低く……って……なんだこりゃーっ!?」
182cmあった身長は、168cmほどまでちぢみ、淡いミルクティ色の髪はゆるふわのレイヤーボブに変わっている。ぶかぶかになった袖をまくり、じっと手を見る。
「女……になって……る? 胸もナンか一応ある……な……」
両手で自分の胸部をもみもみすれば、たぶんBカップくらいの柔らかいふくらみ。
「髪もちっと伸びてるし……つーコトは……コレも神魂かよ!? ふざけんなぁっ!!!」
「何を騒いでいる?」
通りかかったのは遥斗であった。
遥斗は春彦を見、檸檬を見、耀を見、状況を察して、さいごに衛を見た。
「卯木、おまえもか」
「おまえも……って、あっ!」
遥斗に言われて、衛はようやく自分の体が女の子になっていることに気づいた。
体格もあまり変わりなく、胸のふくらみもささやかだったので気づかなかったのだ!
「ホントだ! 全部変化してんなら! 身長の変化も仕方ねえな! これは測定し直しだな!」
うんうんとご機嫌でうなずく卯木ちゃん。
春彦たちも衛に気づき、体の変化を確認し合う。
「成長期なのに10センチもちぢむとはおかしいと思ったぜ!」
「卯木ちゃん、かぁわいい! ぎゅうっとしていい?」
春彦が衛を抱きしめると、142センチの小柄な体はすっぽり春彦に包まれてしまった。
「だあ! 春彦くん! いや、春ちゃん! 女子になっても背高いな!」
元男子な女子たちは、急に女子力を発揮し始め、きゃっきゃうふふと互いの体を触り合う。
遥斗はその様子を見ながら、(元が男子なら緊張しないものだな)と新たな発見をしていた。
◇
そのころ、保健委員の仕事の合間にお手洗いをすませたなぎさは、男子トイレで「今年も播磨さんが……」「あいつが女になって……」「彼女より胸が大きい件について……」等のひそひそ話を耳にした。
(またか……)
遠い目をして聞き流す。
なぎさはもともと中性的な容姿で、女の子に間違われることが多い。
ナンパされたことも数知れず。性別反転にも慣れてきた。
だから愛李子とぶつかっても、軽く肩を擦ったくらいで気に留めなかった。
(さて次の人は……っと)
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担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
81人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月23日
参加申し込みの期限
2017年09月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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