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【身体測定】ドキドキ♂♀反転戦線、再び!
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阿形と吽形。二体で寺門を護る金剛力士像は国内に数多存在するが、例えるなら奈良は興福寺の国宝金剛力士像。ほどよく引き締まった筋肉美と対になった威風堂々とした立ち姿は、見る者を魅了してやまない。
ベリーショートの高身長筋肉男子に変身した
橘内 みちる
と、もともと185cm80kg胸囲100cm(主に筋肉)という筋肉質男子だったために女性化してもボディービルダーのような肉体の
結城 永遠
はまさに、そんな金剛力士像のようなポーズで固まっていた。
ふたりは全く動かない。まるで本当に像になってしまったかのように、ピクリともだ。
「大丈夫?」
武美が触って様子をたしかめると、途端にふたりは息を吹き返したかのようにポーズを解いた。
「ん? 解除された?」
触った武美も驚いた。
「解除条件は触れる事なのね!!」
「た、助かったと! 一瞬追い山ん時の博多祇園山笠に轢かれたかと思ったら……」
どういうわけかムキムキ男子になって、しかも変なポーズをしたまま動けなくなった、とみちるは語る。
「俺もだ。播磨さんを止めようと思ったのだが。涙が……」
「涙?」
「ああ。播磨さんの目に涙が。それで、つい怯んでしまった。女性の涙はどうにも苦手で……こうなった」
永遠は自分の胸元に目をやった。筋肉質で女性らしい丸みはまるでない。自分らしいと苦笑してしまう。
みちるは窓ガラスに映った自分の姿を見て、
「……よう見ると昔助けてくれた自衛隊の人達っぽかね……」
と、まんざらでもない様子だったが、武美や陽子など元男子な女子たちに囲まれていることに気づくと、急に顔を赤くして、
「って、女装筋肉が何考えようと!! せめて下は着替えんば!」
と部室棟の方へダッシュで行ってしまった。
その場に残った永遠を見上げるようにして、猫耳エプロン少女な正也が尋ねる。
「暗黒生徒会とかいう女子たちに会わなかった?」
「暗黒……よく分からないが、鼻息荒く俺たちをスケッチしてた女子と、その保護者っぽい金髪女子か? たしか、ジュン、ネネ、と呼び合っていたが」
「それだ! どっちに行った!?」
「たぶん、あっちに」
永遠が指さした方には、再びこちらへと暴走してくる肉弾戦車・愛李子の姿が!
正也は素早く頭の中で計算した。
とりあえず事態が収まるまで逃げるが勝ちか? それとももう一回愛李子にぶつかって戻るべきか?
そして、回れ右を選択する。
なぜならば……この格好、回りからの視線が痛すぎる。
万が一、もう一回彼女にぶつかって元に戻ったらどうなる?
悲劇でしかないではないか!
「た、退却するー!」
「そ、そうねー☆ 暗黒生徒会の子たちも姿が見えないところをみると他の階に行った可能性も高いし!」
「そうだねぃ。ほら、永遠君も!」
永遠の腕をひっぱるように走りながら、陽子はポケットの中に忍ばせてあった粘土細工を指でつついてろっこん<CCC>を発動させた。選んだのは犬のパド君。ポケットから飛び出したパド君は、爆走する愛李子の脇を難なく駆け抜ける。
(よし。パド君で、暗黒生徒会の二人を探してみよっと)
◇
3年生の廊下を何往復も爆走した愛李子はやがて「ウワアアァァァン!」と大声を上げながら階段を下りて行った。その階段の踊り場で駆け下りてきた愛李子を受け止めたのは、209cm、164kgという巨漢の
伊織 源一
。
「……播磨か。危ないぞ……どうかしたのか?」
暴走する愛李子を出会い頭で受け止める。古武術を嗜む源一だからこそできた芸当であったが、そのときの源一は、愛李子のろっこんのことも学内に広がりつつある混乱の事も知らなかった。
「! ……ッッ!!」
愛李子は問いかけに答えることなく、源一の腕を振り切って階段を駆け下りてゆく。
(何か急いでいるようだったな……切羽詰まった様子だったが大丈夫だろうか?)
ゆっくりと階段を上り、自分の教室の前で、違和感に気づく。
(いつもと景色が違うな……視点が低いのか?)
2メートルを超える身長ゆえに、必ず屈まなければくぐれなかった教室の扉。
だが今、不思議なことに屈まずとも頭がぶつからない。
「何やら服も緩くなっているようだし、体が縮んだのか……?」
しかも、そんな源一を見るクラスメイトの目が、異様に見開かれている。
いつもの癖で、顎に手を当てて思索しようとすると、またもや違和感がある。すべすべなのだ。顎の先から耳の下まで、どこもかしこも!
「髭の感覚がない……!? 今朝は一応剃ってきたが、ここまでつるりとした感覚は小学生以来だぞ……!?」
呻くように吐き出したおのれの声に、源一はさらなる違和感を味わうことになった。
まるで声変り前のような高い声だ。
もしや体そのものが若返ったのだろうか、と思ったが、
「ど、どちら様……?」
問われて胸のふくらみに気づく。
「ふむ……」
源一は改めて髭のない顎に手を当て思案した。
自分が源一だと正体を明かしたら、クラスメイト達はパニックに陥るだろう。
だとしたら黙っている方がいい。
「教室を間違えた」
クラスメイトにそう告げると、ショートカットの背の高い女子に変じた源一は、階段のほうへ戻る。
(やはり神魂絡みのナニカか? 何が原因かは推測の域を出ないが、引っ掛るのはやはり先刻行き違った只ならぬ様子の播磨だ。探して話を聞いてみるか)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
81人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月23日
参加申し込みの期限
2017年09月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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