this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【身体測定】ドキドキ♂♀反転戦線、再び!
<< もどる
1
…
30
31
32
33
34
…
39
つぎへ >>
父がイタリア、母が日本人のハーフで、ダンサー体型の
オルカ・ヴィヴァルディ
は、並び歩いていた相方、
獅子目 悠月
が愛李子によって突き飛ばされたのを目撃した。
受け止めて支えた手に柔らかい感触を覚えて刮目する。
「悪いオルカ、今……」
今、起きる――そう答えようとして悠月は自らの喉に手をやった。
声が高い。喉仏がない!
しかも、胸にオルカの指が食い込む感触……そう胸が、ある。DよりのCカップ、円錐型の美乳が!
一瞬絶句し、ようやく吐き出した言葉は、
「……嘘だろ」
だった。
赤銅色のポニーテールと榛色の勝気そうな瞳はそのままに、美少年から美少女に変身した悠月を見て、オルカも思わず呟く。
「Dio mio!(なんてこった!)」
もともと華奢な悠月だったが、女性化してさらに華奢になったせいで、服のサイズが合わなくなり、ズボンがずり下がってくる。慌てて抑えようとした瞬間に、悠月はオルカの肩に荷物のように抱きかかえられていた。
「女の子でも男の子でも悠月が悠月ならどっちでもいいんだけどさ~。無防備すぎなのは困るよね~」
「え、ちょ、下ろせオルカ!」
彼の背中を幾度も叩くが、びくともしないのが腹立たしい。
オルカは人気のない場所で悠月を下すと、
「はいとりあえず悠月はコッチ着てね~」
と自分の体操着を押し付けてきた。
「目の毒だからさ」
確かに、オルカの服の方が大きいから、ズボンがはけなくても隠れるし便利ではある。が。
(遮るように前に立つ気遣いも腹立つ)
女の子扱いが妙に悔しくて、悠月は思わず眉を寄せた。
(しかし……コイツも相手が女子なら慌てるのか?)
オルカは悠月が視界に入らないように、わざと視線をそらしている。まるで思春期の娘の風呂上がりを見ないようにしているお父さんみたいだ。そう思ったらなんだか悪戯心が湧いてきた。
(何時も混乱させられている仕返しだ)
くすくす笑いを堪えながら、悠月は彼の名を呼んだ。
「オルカ?」
振り向いた彼の手を掴み、自分の胸へと誘う。これであいつも慌てるんじゃないか。そんなことを期待して、
「どうだ?」
と見遣った彼の顔が真剣になっていて。
悠月はこんな悪戯をしかけたことを後悔した。
「折角目を逸らしてあげてたのに」
オルカは片手で、悠月の両手を纏めて押えながら足の間に脚をねじ込ませる。
「ちょ、オルカ」
途端に心臓が早鐘を打つ。
「は~コレ完全に“スエゼン”ってやつだよねぇ?」
オルカは空いている片手を、悠月の胸に這わせた。
繊細なガラス細工を撫でるようにやさしく触れ、それから、円を描くような手つきで中心に向かって捏ねられて、悠月は「んっ」と湿っぽい声をあげかけた。
このままだと、体操着の上からとはいえ、円錐形の一番高い位置にある敏感な蕾に触れられてしまう。
期待と不安と鼓動とが、ないまぜになったその瞬間。
ふたりはぴたりと動けなくなった。
「嘘でしょ? スエゼンすぎない?」
オルカが苦笑する。
「くそっ、動けない」
悠月も顔を紅潮させたまま、どういう気持ちになっていいかわからずにいる。
とにもかくにも、暗黒生徒会の魔の手が、この二人にも伸びてきたのである。
「失礼、鼻血が……ジュン、ティッシュ持ってない?」
ネネの興奮は最高潮だ。すっとティッシュを差し出すジュン。
ふたりのずっと後方には、百合百合しいポーズで彫刻のように固まった倫理子と遠海、ニャニャ立ちの久雨、梢、瑠奈、タルトがいる。
「僕らのことは気にせず! 続けて続けて!」
タルトも大興奮であった。
「ねえ悠月、歌って」
オルカは吐息のかかる距離で、悠月に低く囁きかける。
「歌う? この状況で?」
「この状況だからこそだよ~いつまでも彼らにこんな姿見られたら、悠月いやでしょ?」
「それはそうだが」
「ほら~悠月の障壁って半透明じゃん? ちょっとでも目隠しになるんじゃないかなって」
続く言葉は茶目っ気たっぷりに。
「俺的には見せつけるのは大歓迎なんだけど~」
この距離で悠月の歌声を独占できたら最高だなって下心は隠して、不敵に笑みを浮かべれば、悠月もまた、不敵な笑みを返してきた。
「暗黒生徒会だか知らないが見られ続けていい気はしない。オルカの提案に乗ってやる。いくぞ……」
悠月の喉から紡がれたのは
ホワイトデーの、あのステージで最初に歌ったしっとりとしたバラード。
あのときよりオクターブ高く、澄んだ声は伸びやかにあたりに響き渡る。
悠月の<Holly Knight>が発動し、自身を中心に半径1m・半透明の障壁が展開される。
ふたりきりになった空間の中で、オルカは悠月を見つめ、その選曲に目を瞠っていた。
(悠月の事だから、静かな曲って選んだのかもしれないけど……ああ、もうほんと。どうしてくれようか)
オルカにとっても思い入れのある一曲に、胸が震えた。
サビのメロディに自身の声をコーラスとして合わせながら、身体の芯が疼くのを感じる。
(たまらない)
キスしたい。
めちゃくちゃにまさぐり合って愛し合いたい。
そんな興奮と欲を理性で無理やり抑えつけて、オルカはそっと歌声を添わせる。
外の様子はもう見えない。――二人っきりのライブだ。
<< もどる
1
…
30
31
32
33
34
…
39
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【身体測定】ドキドキ♂♀反転戦線、再び!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
81人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月23日
参加申し込みの期限
2017年09月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!