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寝子島高校
<アイス食べ放題!>池でパチャパチャするだけのお仕事です。
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旅鴉 月詠
は描画していた。
「見事に見知った顔だな」
パラソルの下、熱心に筆を動かしていく。彼女のスケッチブックには、池のほとりを歩く
志波 拓郎
&
高梨 彩葉
ペアや、スワンボートの
弓弦原 譲
&
晴海 飛鳥
など、一日限りのカップルが余すところなく描かれている。月詠は汗一つかかず、表情も固定されたまま。まるで彼女自身が芸術作品かのように、神秘的な集中力で絵画を量産していった。
「何を描いているんですか?」
そのため、撮影クルーが近づいているのを彼女は全く気づかなかった。軽く会釈し、パラパラと描いた風景を見せていく。
「耳福池で幸せをささやきあう、微笑ましいカップルの姿がこんなに! 上手ですねぇ」
お座なりな文言に内心苦笑しながら「ありがとう」と一言。
「って……女同士や男同士の絵もありますが……!?」
カメラに映していいものやらと困惑しつつも、レポーターはスケッチブックを掲げる。
「そういう愛もありますよ」
極力愛想良く答える月詠は、純粋な友情について言っているに過ぎないが、撮影クルー周辺に「これテレビ的にどうなの?」という空気が漂う。
クルーが去ると、委託したままの釣り竿を思い出した月詠は、画材を片づけ始めた。
白柳 さえ
と
千鳥 雅人
。保健室で知り合った2人は、仲良く連れ立って今回のアルバイトに応募した。
(雅人くんと仲良くなれて、釣りに誘って貰えて……えへへ、嬉しいなぁ)
白地の長袖ブラウスに、ミントグリーンのキュロット、薄手の白タイツと、清楚な衣装でまとめてきたさえは、終始自分の格好を気にしている。
(変だったりしないかな……雅人くん、特に何も言ってきてくれないけど)
まさに乙女心。対する雅人はそんなさえの気持ちなどつゆ知らず、のんびりマイペースだ。
「あ、ちょっと待っててねー」
売店を見つけると一目散。バニラアイスを2つ持って戻ってくる。
「シラス味を勧められたけど、遠慮しておいたよー」
千鳥の服装は、白のカットソーにデニムシャツ、下はネイビーのカーゴパンツ。
「ありがとう♪」
池沿いを並んで歩く。陽気は初夏を感じさせるが、池から吹く風は心地よい。デートするには最高の日和。客足に悩まされているのが不思議なくらい、耳福池は幸福感で満ちている。
釣りが許可されているポイントまで来ると、雅人が折り畳み椅子を広げる。慣れた手つきで竿も準備し始めた。
「隣いいかなぁ?」
先に糸を垂らしていた、
神木 煉
と
香坂 結月
に尋ねる。
「ん、どーぞ」
煉が短く言い、結月はアイスをペロペロと舐めながらにっこり歓迎する。初対面のこの2人、話す共通の話題も見つからず、ちょっとぎくしゃくしていたところだった。
「釣れてますか?」
さえが大きなバケツを覗き込むと、小さな魚が数匹泳いでいた。
「小物ばかりだけどね」
餌を付け直す煉が言う。
「可愛いー私たちも釣れるといいね」
「さっそくやってみようか」
「私餌付けてみる!」
「いいけど、大丈夫?」
真剣な表情で、雅人お手製の練り餌を針に通そうと試みるさえ。……が、どうも危なっかしい。
「えーっと、針でケガしちゃったら大変だし、俺がつけるよー」
テキパキと準備する雅人の手つきを、うっとり顏で眺めるさえ。
「ふーん、初々しいカップルはああいうやり取りをするんだね」
「勉強になるな」
ほんの数時間釣りを共にしただけだが、長年連れ添った夫婦のようにして、感想を漏らす結月と煉であった。
ほどなくして、竿がグインとしなった。
「あ、さえちゃん引いてるよ!」
「えっ! どうしよう!」
2人慌てて、同時に竿を掴む。触れ合う2人の手。さえの顔が赤らんだ。
「きゃ、青春ね」
見ている結月のほうが照れくさくなる。
そのとき。
大きな何かが水面下を、シャーと鋭いしぶきを上げながら、滑すようにこちらへ向かってくる。
「え?」
「あ?」
「ん?」
ろっこん「エモーションアンテナ」が発動し、雅人のアホ毛が「ピン!」と逆立つ。
高波が4人を襲う。謎の生物によって、新たな被害者が生まれた。
「水浴びでもしていたのか?」
呆然と立っていたびしょ濡れ4人に、スケッチを終えて戻ってきた月詠が言い放つ。とりあえず面白い画なので、スケッチブックを開くのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月06日
参加申し込みの期限
2013年06月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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