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電脳バトル、携帯戦記カプセルギア・アーケード!
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■君の魂がまわる音
天空に開いたゲートより、真っ白な機体が飛び出した。
四足タイプのフットパーツが力強く大地を踏みしめれば、駐まった自動車ははねてサイレンを鳴らし、道路標識は傾いた。
三階建てのビルを見下ろすほどの巨体が、ネオ東京の町に降り立ったのだ。
機体は
白 真白
のネージュリェーツ。周囲をぐるりと見回し、満足げに目元を光らせた。
「うん、普段と違うこの操作性。臨場感ってやつだね!」
そんな彼女を囲むように着地する三機のカプセルギア。
「さっきはよくもナメた口聞いてくれたな」
「ガキを始末する前にまずはお前からだ、女のくせによ!」
先程の大学生チームだ。早くも手を組んでいるらしい。
トゲつき鎖鉄球をぐるぐると振り回し、黒い西洋鎧のような機体が突っ込んでくる。
対するネージュリェーツは胸部レンズを発光。四脚をしっかりと地面に固定すると、極太のビームを発射した。
反動で僅かにノックバックするネージュリェーツ。
対する大学生たちは慌てて飛び退くが、すかさず真白が機関銃を乱射。
盾を展開して防御する大学生たちだが、足下から突如伸びたツタのようなトラップに絡め取られた。
「なんだこりゃあ!」
「見たらわかるでしょ。まとめてふっとべー!」
足を止めた所に再びのブレストビーム。
大学生チームの機体が木っ端みじんに吹き飛び、慌てて避けた別の機体も盾や武器を喪失した。
そこへ突っ込んできたのが、赤黒のファイアカラーをしたカプセルギア。
スマートかつマッシブなフォルムからはプロボクサーの風格を思わせる。
それは、
新田 亮
のファイアロッキーであった。
「接近戦に持ち込んだ時点で、俺の勝ちだ」
相手機が咄嗟にマスケット銃を撃つも、ファイアロッキーは高速スウェーで回避。すぐさま距離を詰め、大きく硬い拳で凄まじいラッシュパンチを叩き込んだ。
近接武装を失ったギアなど、亮の近接特化兵器の前にはひとたまりもない。
たちまちのうちに装甲を破壊され、べっこりと頭をへこませて爆発四散した。
「調子にのりやがって!」
「コンビネーションで決めてやる!」
飛行タイプの機体と二刀流の機体がそれぞれ襲いかかってきた。
空中から爆撃を仕掛け、爆風に紛れて二刀流が斬りかかるという戦法だ。
しかし爆風の中に現われたのは、亮や真白の機体ではなかった。
美しい花模様があしらわれた西洋鎧。ビームハルバートが刀を受け止め、ぎらりと目元が発光する。
それは、
椿 美咲紀
の星壱號だ。
「コンビネーションなら負けないのです!」
相手の刃を絡め取り、腰から抜いたビームナイフを胸に突き立てる。
「シューくん!」
足を止めた美咲紀を狙い撃とうとライフルを構えた飛行タイプに、金色の鎧を纏った機体が突撃をしかけた。
悪魔のような翼をそなえた黄金のカプセルギア。その名も星弐號。
八神 修
の機体である。
発光する左手で掴みかかり、相手の頭部をたちまちのうちに破壊。
飛行して距離を取ろうとする相手に向け、黄金のライフルを二連射。特殊弾頭によって大爆発を起こした相手機体は粉々になって街へ降り注いだ。
どちらもナインナイツカンパニーのパーツを組み合わせたカスタム機。白銀の天使と黄金の悪魔をモチーフに、そのシルエットに明星のイメージを重ねていた。
「課金パーツが聞いて呆れるな。カプセルギアは人機一体のスポーツ……ただ機体に金をかければいいってものじゃない」
一方そのころ。
「奴らめ、遊びすぎだ」
「こっちはさっさとガキを片付けちまおうぜ」
戦車のような履帯式フットパーツをもったタンクギアと、突撃槍を備えた四足式の騎馬ギア。彼らはレーダーを使って目的の機体を割り出していた。
「見つけた。あそこだ」
目標は
鈴島 クミ
のスクラップトレジャー九三式。
「へっ、安っぽいパーツだぜ。瞬殺してやるよ!」
槍の表面にエネルギーフィールドを生み出し、騎馬ギアが突撃を開始した。
その一方でタンクギアは両手のガトリングと背中のキャノン砲をそれぞれ乱射。クミの機体に牽制を加える。
きわめて不利な状況でありながら、しかしクミは不敵に笑った。帽子のつばをきゅっとつまむと、操作レバーを勢いよく振りかぶる。
「年齢の違いが、戦力の決定的差でないことをおしえてあげる!」
飛来したグレネードを剣で切断。
爆風に紛れて走り出す。
剣は自慢の高周波振動式無銘刀。骨組みの露出した左手や足首は脆弱が目立つが、その反面機体重量を大幅に軽くしていた。
相手の突撃槍が届く寸前にジャンプ。槍の上すれすれを抜けると、木場ギアの首を勢いよく切断した。
着地、ブレーキ。アスファルト道路を盛大にめくれ上がらせ、あたりにコンクリートをまき散らす。
一拍遅れて、騎馬ギアの頭が地面に落下。乗用車を押しつぶした。
「こいつ……!」
「おっと、やらせないよ」
狙い撃ちにしようとしたタンクギア。しかし横から突っ込んできたカオスダイバーによって阻止された。
陸堂 源次
のカオスダイバー。足のローラーダッシュによって高速で接近し、パイルバンカーで一撃必殺。
ビルの影から素早く現われた彼の一撃によって、タンクギアはボディを貫かれ爆発四散。
崩れる機体を前に、カオスダイバーはゆっくりとクミの機体へと振り返った。
「えっと、今は協力したらダメなんだっけ?」
「んー……今はアリ、かな」
「そっか」
「さってと、無粋な連中にはさっさと退場してもらっちゃおうかな」
仙藤 蒼
はぺろりと唇を舐めた。
彼女のカプセルギア、ナイトヘッド・ブルースは潮見原重工パーツを集めたミリタリーパーツ。しかしそのシルエットは人型ロボットというより戦闘機に近かった。それもRと名の付く超次元戦闘機である。
ジェット推進によって加速し、翼によって滑空する。下部に接続されたビームライフルからの射撃によって敵機を攻撃し、高速で離脱するというかなり変わった機体だ。
プレイヤーの操作スキルをかなり要求するが、一方で使いこなせば途轍もなく強い機体でもあった。蒼は、そんな機体を早くも乗りこなしていた。
「しまった、後ろをとられた!」
大学生チームのドラゴンめいたカプセルギアが慌てて旋回。しかしそのぴったりとロックした蒼は相手の背部にビームショットを連続でヒット。煙を噴いて墜落するのを尻目に、ジェット噴射で離脱した。
「なんだあの機体。マトモに相手にしてらんねえや」
忍者のようなカプセルギアがビルの谷間から姿を覗かせた。それまで身を隠していたステルスマントを脱いだのだ。
腕に装備したビーム手裏剣シューターを向けると、よく狙いを定める。
が、しかし。
「隠れる時は、別の隠者に気をつけることですよ」
背後から音。お椀型ヘッドパーツから展開されたステルスフィールドを解いた和装機体ナデシコが、針のような剣を忍者ギアの背に突き刺していた。
猫屋敷 姫
のカプセルギアである。
気づいた頃には既に手遅れ。剣を抜き、ナデシコは再びステルス状態になって場を離れた。
はじめはハチカブリヒメと表現したが、その実は一寸法師。隠れて近づき針で一刺しというバトルスタイルである。
「この子は大和撫子。控えめに、美しくなのです」
悪辣な大学生チームが次々に返り討ちにあうという状況。これを、
絹織 真由良
のアシュバードは上空から観察していた。
「チッ、どこの世界にもああいう連中は沸きやがる」
「どうです、数分ほど共闘するというのは」
プリンセスダンサー、
城ヶ崎 梨々子
からの通信だ。
真由良はニヤリと笑った。
「悪くねえ、無粋な連中を掃除してからの方が、気持ちよくやれそうだ! いくぜアシュ!」
アシュバードはジェットを噴射して目標の機体へと接近した。
「畜生、あいつら! ガキのくせに……!」
走って逃げるカプセルギア。
振り返って小銃を撃つが、アシュバードは右へ左へマトをずらしながらガトリングガンによる射撃を開始。
ガトリングガンとは空から戦車を潰すための兵器。カプセルギアの腕も例外なく破壊していく。
相手機が咄嗟にビルの裏に飛び込むが、アシュバードはぬかりなくワイヤークローを発射。ビルの側面に食い込ませ、ワイヤーを使った急カーブかけた。
「何……!」
「悪いな、想定済みさ」
装剣されたライフルのブレードを相手機に突き刺すと、ワイヤークローを回収して即座に離脱。爆発する敵機を尻目に上空へと逃れた。
一方で、プリンセスダンサーはビルとビルの間をジグザグに跳ね飛んでいた。
飛行タイプの機体がガトリング射撃を加えるが、それを高速で回避していく。
狙いをつけた時には既に別の所にいるのだ。
「ふふふ、私勉強は得意ですの! カプセルギアの操縦だって、覚えて見せましたわ!」
「こいつ、ちょこまかと!」
敵機が誘導ミサイルを発射。
プリンセスダンサーはビルから跳躍すると、靴からのジェット噴射で高速スピン。広がるフリルがミサイルを切り裂き、爆風を水のように受け流していく。
「そこですわ!」
回転しながら突っ込み、道路へまっすぐなラインを描く。
ぴたりと止まったプリンセスダンサーが、まるで礼をするように頭を下げた。
振り返る敵機。しかしすぐに右腕は落ち、左腕も落ちる。
敵機には既に、長いリボンが巻き付いていた。
「終焉のダンス、いかがかしら」
リボンを引くと、まるで積み木細工を崩すように敵機はばらばらになって道路に散った。
「さあて、これで邪魔は無くなりましたかしら」
空を見上げるプリンセスダンサー。
滞空するアシュバードは、空になった弾倉を捨てると、新たな弾倉を装填した。
「ああ……ここからが、本当のギアバトルだ!」
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スポーツ
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10人
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10人
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シナリオガイド公開日
2017年11月01日
参加申し込みの期限
2017年11月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月08日 11時00分
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