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電脳バトル、携帯戦記カプセルギア・アーケード!
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■アソビを壊すもの、アソビを守るもの
「お先に失礼しますよ」
美少女と見まがうほどの少年、
絹織 真由良
は回転する硬貨をキャッチするとゲーム筐体へと入っていった。
「頼みますよ、アシュバード」
アナライズケースに灰色のカプセルギアを設置。眼鏡を外してヘッドマウントディスプレイを装着する。
エントリー画面には、セットしたカプセルギアそっくりの機体がデジタル再現によって表示されている。鷹のような足と鋭い翼。右肩に彫り込まれた『鷹』の文字。
ゲーム観戦用モニタを見ていた男の一人が、眼鏡のブリッジを几帳面に押した。
「あれはウォー・ホークシリーズの三番機か。テストモニターとしてごく僅かに出回ったと聞くが……あの美少年、何者だ?」
「誰だって構いませんわ。この戦場はもはや、私(わたくし)のステージですもの!」
フリルいっぱいの白ドレスを纏った少女、
城ヶ崎 梨々子
。
ビスクドールが入るようなアーティスティックなケージから、一体のカプセルギアを取り出した。
現われた機体もまた、ケージから取り出されるに相応しいビスクドールのような造形をしていた。
フリル状のドレスにリボン。少女のような幼顔。
その名もプリンセスダンサー。
画面に表示されたフォルムを見て何人かは笑ったが、赤いスーツの男だけは真剣な顔を崩さなかった。
「スピード特化のテクニカルな機体だ。それもガチガチにカスタマイズしてやがる。見た目で侮った奴は恥ずかしいな」
そこへ、小学生の二人組が現われた。
「ゲンジ、早く早く! 席が埋まっちゃうよ!」
「せっかちだなー。そんなに急がなくても、減るもんじゃないし」
「減るよ!」
ゲームセンターのカプセルギアコーナーに駆け込んできた
鈴島 クミ
と
陸堂 源次
。
「ほら、まだ沢山空いてる」
「走ったからでしょ。ほら、行くよ!」
二人は財布から硬貨を取り出すと、それぞれの手にカプセルギアを握り込んだ。
セットになったかの如く、アーミーカラーの強い機体たちだった。
といっても方向性は全くの逆。
クミの機体は古いイタリア戦車さながらのまるっこく脆弱なフォルム。武器は剣一本という玄人じみた機体だ。
一方で源次の機体は機関銃や擲弾銃を備えた制圧力抜群の装備に、ローラーダッシュやパイルバンカーといった突撃用の装備をあわせたこれまた玄人好みのパーツチョイスである。
クミが筐体へ駆け寄ろうとした所で、誰かの足にぶつかった。それも横入りした何者かだ。
「おっと悪いな。ここはオトナの遊び場なんだよ。子供は公園でギアバトルでもしてな」
見上げると、大柄な連中がカプセルギアと大量の硬貨を手ににやにやと立っていた。大学生かそこらだろうが、クミたちには巨人に見えた。
「……」
顔色を変えずに横をすり抜けようとした源次を、露骨に通せんぼする大学生たち。
「俺らが先だよ。帰れって」
相手の払った手が、クミのカプセルギアに当たった。
思わず手から離れ宙を舞う。
しかし地面に落ちんとしたその寸前……。
「おっと、物騒だな」
ある男子高校生がそれをキャッチした。
八神 修
。そして、
椿 美咲紀
である。
「久しぶりに来てみたけど、ゲームセンターにはこういう輩も沸くんだな」
「シューくんどうしたのです? もめ事です?」
「チッ、ガキが増えたか」
大学生たちは舌打ちすると修に詰め寄った。
「ガキは公園で遊んでろ。ここは金のある奴の来るところなんだよ。廃課金パーツももってねーような雑魚はひっこんでな」
「シューくん」
修の後ろからそっと顔を出す美咲紀。
「なんか大学生がお金もって弱い者イジメしてるみたいなのです。くらわせますか、財力パンチ」
「だめだ。上から人を押さえつけたってより下に流れるだけだ。それに……彼らは『弱い者』なんかじゃない」
修はカプセルギアをクミに手渡すと、続けて源次の顔を見た。
ぼんやりとした表情ではあったが、目の奥で何かに気づく源次。
「そうだろ」
「んっ……!」
クミはきびすを返すと、カプセルギア――『スクラップトレジャー九三式』、通称ガラクタ君を突きだした。
「勝負だよ! この子の力、見せてあげるから!」
「金額にモノをいわせたカプセルギアがボロ負けしたら恥ずかしいよね」
「なんだと」
頭に血を上らせた大学生……だが。
ゲームを始めようとしていた周りの人々が集まってきた。
「ゲーセンで暴力か? そういうことなら相手になるぞ」
拳を握って見せる
新田 亮
。
「なになに、私も混ざっていい?」
どこか余裕そうそぶりで顔を突っ込む
白 真白
。
二人の底知れない雰囲気に、大学生たちは舌打ちしながら後じさりした。
「そこまで言うなら勝負してやるよ。ボロクソにしてやるからな!」
ゲーム筐体へと入っていく大学生たち。
亮と真白は修たちに向き直ると、『大丈夫か』と声をかけてきた。
「いくつか歳が上だからって、ああはなりたくないよな。それより、皆もカプセルギアをやりにきたのか?」
「うん、私なんてカスタム機もってきたんだから」
真白が取り出したのは、白い女性型のカプセルギアだ。四つ足式のパーツを使った安定感のありそうな機体である。
「すごいな。俺はとりあえずバーチャルコーディネートでいくつもりだよ」
亮たちが筐体へ入っていく。
その後ろ姿を、ゲームセンターの壁に背をつけて眺めていた二人組がいた。
仙藤 蒼
と
猫屋敷 姫
。二人組というか、たまたま居合わせただけである。
ゲーセン通いが日課の蒼と、新しいアミューズメントがあるととりあえず首を突っ込んでみる姫とで趣味が重なったらしく、なにげにうっすら面識があった。ゲーセンあるあるである。
「ゲーセンで乱闘が起きるならとめようかと思ったけど……」
「必要なかったですね。やっぱり決着をつけるべきはゲームの中」
ハチカブリヒメのような様相をしたカプセルギアを取り出す姫。
「やってやるです。……あら? あなたは愛機を出さないんです?」
「んー……ゲーマー的には、初接触の筐体にはランダムセレクトを試したい気持ちがある、かな」
ポケットに入れていたカプセルギアをそのままに蒼はぱちんとウィンクをした。
シートに腰掛け、ヘッドマウントディスプレイを装着。
眼前に広がる格納庫のような風景と、ブゥンという重いエンジン起動音。
そこは既にカプセルギアを模したロボットの操縦席だ。
ブザーの音と赤い回転ランプに囲まれながらエレベーター仕掛けで下りていく。椅子から伝わる振動と風。
マッチング完了のシグナルマークと共に、発進用カタパルトのレイラインが灯った。
welcome gear-master
on your mark
「
絹織 真由良
――アシュバード!」
「
城ヶ崎 梨々子
――プリンセスダンサー」
「
鈴島 クミ
――スクラップトレジャー九三式(ST93)!」
「
陸堂 源次
――カオスダイバー、っと」
「
猫屋敷 姫
――ナデシコ!」
「
仙藤 蒼
――ナイトヘッド・ブルース」
「
白 真白
――ネージュリェーツ」
「
新田 亮
――あー、ファイアロッキー!」
「
椿 美咲紀
――星壱號!」
「
八神 修
――星弐號!」
gear-battle
――fight
「「リフトオフ!!」」
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月01日
参加申し込みの期限
2017年11月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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