this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ハピネスサンドイッチ!
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
つぎへ >>
シーサイドタウンでのんびりと休日を楽しんでいた
三折部 朝衣
は、
路肩にとまったハピネスサンドイッチのワゴンを見かけて近づいた。
元々、出勤途中でハピネスサンドイッチのワゴンを見かけたときは、
よほど時間がないのでもない限り、昼食用に買うほどのハピネスサンドのファンなので、
今日も昼食用に買って、見晴らしの良い公園にでも持って行って食べようかと思ったのだ。
ところが、ワゴンには彩り豊かなサンドイッチは見当たらず、
いつもは車内でせわしなく動き回っているハムおじさんは、ワゴンの前でなにやらチラシを配っている。
「サンドイッチ、スランプ……?」
聞きなれない言葉だが、ハムおじさんの様子を見る限り、笑える状況でもないらしい。
ハピネスサンドファンとしてはハムおじさんの窮地をほったらかすわけにもいかないが、
それにしてもいきなりどんなサンドイッチのメニューを作ってほしいかと聞かれても、
あまりに漠然とした質問に戸惑いを隠せない。
どんなサンドイッチがいいか考え込んでいると、
朝衣と同じくサンドイッチを買いに来たらしい一人の青年が大きな声を上げた。
「ああ! おいたわしいハムおじさま!!」
何事かと思えば、ハムおじさんから受け取ったチラシを眺め、
悔しそうに歯噛みしている青年がひとり。
どうやら彼もまた、ハピネスサンドイッチのファンのようだ。
朝衣が、大丈夫? と思わず声をかけると、
取り乱した様子だった彼は何事もなかったかのように立ち上がり穏やかな笑みを浮かべた。
「失礼、問題ありません。私は明智、と申します。あなたも、ハムおじさんに力を貸そうと?」
明智……もとい
アケーチ・タッマーキ
は、寝子島での名を名乗り朝衣に問いかけた。
「あ、はい。私、ここのサンドイッチ大好きで。でもうまく思いつかなくて」
「ふふ。サンドイッチはとても良きものです。
ハムやレタスの定番系から、厚焼き玉子など、その可能性は無限大……!
そして何より、サンドされむぎゅむぎゅされるハムの気持ちを思うと……!」
何やら興奮した様子のアケーチの姿に、朝衣は声をかけたことを若干後悔した。
「見たところ貴方もサンドイッチがお好きなご様子。
よろしければ共にハムおじさまのため、知恵を尽くしませんか。
思い悩むハムおじさまもトキメキますが、ぜひ笑顔を見せていただけるよう尽力いたします、ふふ…!」
ところどころ理解不能なつぶやきはあるものの、基本的には悪い人ではなさそうだと判断し、
朝衣はアケーチとともに新しいサンドイッチレシピを考えることにした。
「その材料で、あなたはどんなサンドイッチを作るつもりなの?」
スーパーにて、朝衣が覗き込んだアケーチのかごに入っていたのは、
卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスと、およそサンドイッチとはかけ離れていると思える材料ばかりだ。
「疲れた時は甘いものが良いと思います。
ラインナップにあるやも、ですが、スイーツ系サンドイッチなんかはいかがかと思いまして」
「ということは、フレンチトーストとか、そういう?」
「いえ、私が作りたいのは「プリンサンド」です……!」
なるほど、かごにあるのはプリンの材料なのか、と。
納得した朝衣も、アケーチの疲れた時には甘い物、という一言でとある案を思いついていた。
季節ごとの果物をふんだんに使ったフルーツサンドならば、四季に合わせて味の変化も楽しめる。
青果コーナーで果物、製菓コーナーでクリームを購入し、早速サンドイッチづくりにとりかかった。
オーブンを使いたがったアケーチもなし崩し的に家に呼び、
アケーチはプリンを作るところから、朝衣はクリームを泡立てるところから調理を開始することに。
プリンサンドのプリンはゆるめよりかためがこぼれなくていい、
カラメルはビターがいい、とこだわり抜くアケーチ。
材料の配分を少しずつ調節しながら、理想の固さのプリンを模索していく。
プリンづくりの手際も良く、あっという間に冷蔵庫には複数のプリンが冷やされることになった。
冷えたものから順次パンにはさんでいく。
「美味しくな~れ~ 萌え萌えパン!」
「萌え萌えパン……?」
みるみるうちに完成していくアケーチのプリンサンド。
一方、朝衣も負けてはいない。カットしたイチゴとクリームの配分に気を使い、
甘すぎず、でも満足感のあるフルーツサンドを求めて試作を繰り返していた。
今は春なのでイチゴを使ったが、他にもキウイフルーツが使えそうだ。
夏ならスイカ、モモ、梨、ベリー類、秋ならミカン、リンゴ、栗、柿、葡萄。冬はミカンなどの柑橘類と、
それぞれの季節に合わせたフルーツサンドはおやつやデザートにももってこいだ。
そうして出来上がったサンドイッチを保冷バッグに入れ、アケーチと朝衣はハムおじさんの元へと向かった。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ハピネスサンドイッチ!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
白丸 あこ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月06日
参加申し込みの期限
2017年09月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!