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画面に集中していると、突如吸い込まれるように緑の光の流れに放り込まれ、次の瞬間には立体的な世界に降り立つ。
始めは頭に入り込んでくる情報に驚くけれど、それにもすぐに順応していく。
まるでそうしているのが当たり前だったかのように。
「確かにここなら、現実世界が天候が悪かったりしてもトレーニングが出来そうだな」
チャンネル0にログインした『Ren』こと
神木 煉
は、誕生したアバターが初めてログインした時に訪れる場所を見回した。
そこは建物のある公園のような空間。
ダイブ中に行ったトレーニングの結果に関しては、試してみない事には分からないけれど、少なくとも時間や天候には左右されないだろう。
煉は用意された簡単なチュートリアルを済ませ、外へ出る。
出口もチュートリアルの一環で、輪の中に入ると自動で別の場所に飛ばしてくれるテレポーターで、好きな行き先を選べるようになっていた。
彼が選んだのはチャンネル0の旧市街、寝子島駅前だ。
「へえ、よく出来てるな……」
3D空間に再現された駅舎を眺めていると、丁度電車が南へ向けて出発していくところだった。
車両の運転席には、猫の頭の運転手が乗っている。
電車を見送ると煉は現実に似て、CGゆえに心なしか雰囲気の違う市街への道を歩き出した。
チャンネル0の旧市街エリアは、殆どの場所で建築が終わっているようだった。
街並みを眺めて歩いたり、フォーラムとして設置された場所で交流するアバターたちの姿がある。
「この辺の土地は借りられないのか?」
眺めて回る煉の視界に、他のアバターとは違い名前の前に星の印が付いた人物が歩いてくるのが見えた。
「こんにちは、今日始められたばかりなんですね」
どうやらプロフィールに載っている登録日を見たらしく、N-catこと
神木 直樹
の方から話し掛けてくる。
自分と同じようにダイブしている事は見れば分かるし、学校で見掛けた事があるような……と思っていたら、それは直樹も同じだったらしく。
「もしかして、同じ1年の普通科の人じゃないかな?」
「ああ、4組の神木だ」
あまり愛想のない煉だが、彼は気にせずぱっと笑みを浮かべた。
「君も神木っていうんだ! あ、僕は1組でね……じゃあ名前で呼んだ方が紛らわしくなくて良いか。
本名もRen君っていうの?」
「そうだ、火偏に……」
と話すついでに、煉はここで土地を持って道場を建てたい旨を伝えた。
「それなら、チャンネル1に案内するよ。
0の方は実際の寝子島の再現を目指してて、旧市街も大体出来上がっちゃってるから」
「そうだったのか」
「うん。寝子島でお店をやってる人には、実際の場所で宣伝とかして貰えると良いかなって話は仲間内でしてたりするんだけどね。
じゃあ、今からチャンネル1の空いてる辺りに飛んで貰うから、ダイアログが出たら『はい』を選んでね」
とテレポートしたチャンネル1の旧市街の一角は、また結構な広さの空き地があった。
土地に目星を付けた煉は、直樹が教えてくれた『もの作り教室』に向かう事にする。
『はい、ではもの作り教室を始めます』
ぱちぱちぱち。
広いサンドボックスで、講師役の先輩アバターの挨拶に拍手のジェスチャーを行うアバターたち。
彼らに混じって、煉は教室に参加した。
他にも寝癖髪に猫耳と尻尾を着けた少年や、自分と同様ダイブしているもれいびがいるようだ。
『今日は初めて製作をする方を対象にした教室なので、まずオブジェクトの構造や組み立て方を理解する為、簡単な椅子から作ってみましょう』
先輩アバターがそう言うと、隣にいた『Mystique』という名のアイボリーの髪の女性が製作中のモードに入った。
何かを作っているアバターは、見た目で判別が付くようになっている。
(この人ももれいびなのか)
ワールド内のアバターと並べばはっきり分かるその姿に、煉は思う。
Mystiqueは髪の色といいスタイルや顔立ちといい、純粋な日本人ではなさそうだ。
と観察している間に、彼女は背凭れのある木目の椅子を作り上げてしまった。
(早っ)
『とまあ、これくらいのオブジェクトなら、慣れればミスティさんくらいの速さで作れるようになります』
『ほんとかなぁ』
当然ながら、そう呟くアバターもいる。
そんな初心者を大丈夫ですよと励ます先輩アバター。
『では実際に作ってみましょう。まず製作画面を呼び出して下さい。
最初にアバターが座る部分を作りましょう。これは板状のパーツを出すだけです。四角でも丸でも、好きな形で良いですよ』
先輩アバターとMystiqueの分かり易い説明で、皆思い思いに出したパーツを組み合わせて椅子を作り上げていく。
Cat Islandの製作画面ではパーツの角を丸くしたり簡単な変形も出来る為、同じオブジェクトを作るにしても自分なりのアレンジを加える事が出来た。
ちょっとセンスのある人だったら、椅子の足を捻ってみたり、一部を緩くカーブさせたり……と既に洒落た感じになっている。
『もっと複雑な形にしたい場合は複数のパーツを繋げるとか……パーツが多いと容量を食いますから、後は外部の3Dソフトで形を作ってデータを読み込んだりします。
データのアップロードは有料ですが、Cat Islandは画像でも3D用のデータでも一律月10件まで無料ですから、その範囲で利用すれば無料でも充分楽しめますね』
『でもお洋服とか可愛いから、つい課金しちゃうんだよねー』
少女のアバターがそんな声を上げる。
『欲しいものは無理のない範囲で買うのも、Cat Islandの活性化に繋がる事だと思いますよ』
でも程々にねと注意を織り交ぜ、先輩アバターは更に高度な技法などを習える教室の日時などを告知して今回の教室は終わる。
お土産にフリーのテクスチャーセットまで貰えた。
「ここからだな……」
教室を後にし、煉は呟いた。
土地の月額は広さの割に思ったほど掛からないようだ。
簡単に作れない調度品などを調達する費用を考えれば、何日か昼食をパン一個にするくらいでも維持していけるだろう。
後は己の腕一本。
(居住区画はそんなに広くなくてもいいが、道場は広く取りたいな……)
構想を練りながら、一路クリップを挟んでおいた我が家を目指す。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
羽月ゆきな
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月04日
参加申し込みの期限
2013年06月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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