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【第三階層】アルとレイ(1)
その日の朝、城下町の薬屋『Uisge beatha』の店内にて、店主の
アルレッテ・ザメニス
が店にやってきていた
レイリー・マクティーラ
にぽつりと零した。
「レイ、今作りたい薬の素材が3階層の氷結谷で手に入りそうなんだけどね」
「……氷結谷?」
アルレッテの言葉を聞いて、レイリーがまず思ったのは、『アルレッテに一人でそこへ行かせるのは危なっかしそう』だということだった。
そして、そんなレイリーの心を見透かしたように、アルレッテはくすりと笑って言葉を続けた。
「私一人では少し不安だからついてきてくれないかい?」
「いいぜ」
と、レイリーが応えるのに、コンマ一秒もかからなかった。
「むしろ心配だから嫌っつってもついてくわ」
「ふふ、そういってくれるって信じてたよ」
かくして、二人は、第一階層を後にして、第三階層は氷結谷へ向かうことになる。
* * *
氷結谷は、その名の通り、永久凍土に覆われた谷だった。
ほんの少しでも足を滑らせれば谷底まで真っ逆さまという危険な足場を、レイリーは、アルッレッテの手を取り、ゆっくりと注意深く歩いていた。さながら、お姫様を守る騎士のように。
「足、滑らせないように気をつけろよ、アル」
「ああ。ありがとう、レイ。それにしても、ああ……こんなに寒いところなんだね。書物で読むのと、実際に来るのとでは大違いだ」
アルレッテは、白く凍てついた息を吐きながら、どこか学者のような顔つきで言う。
「そりゃ凍ってるしな。っと、ここはちょっと足場が悪いな。アル、ちょっとだけ我慢してろ」
「え……?」
とアルレッテが声を上げたときには、レイリーがアルレッテを抱きかかえるようにして、狭い足場をさながら狼のように素早く跳躍していく。時には魔火の力で邪魔な氷を溶かしながら、早く、それでいて安全に。
「はは、凄いね。私が足を引っ張らなければ、こんなにも早く動くことができるんだね」
特に自分を卑下するふうでもなく淡々とした口調でアルレッテが言えば、
「別に足手まといなんて言ってねぇだろうが」
と、レイリーがぶっきらぼうに、けれど確かな優しさをにじませた声を返す。
そして、厄介な足場を抜けて、再びアルレッテに自分の足で立たせたところで、
「ところで、よ。レイ」
レイリーが、ふいに改まった口調で言った。
アルレッテは、そんなレイリーに、しばし目を瞬かせながら、
「なにかな、アル?」
小さく微笑みつつ、いつものように、落ち着いた口調でそう訊き返した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
57人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月04日
参加申し込みの期限
2017年09月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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