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チラシを配るだけの簡単なお仕事です(未経験者歓迎)
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■チラシ、なくなりました
「みんな、お疲れ様ー!」
店へと戻った9名の勇者たちを出迎える女店主・小田切 理子の姿はとても晴れやかである。
「……自然の風が心地良いです」
ニワトリ着ぐるみを脱いだ時子はその爽快感に息をつき。
「俺たちがチラシ配ってる間、何してたんですか?」
ゴリラぐるみを脱いだ亮が理子に聞けば
「ちょっと聞いてよ! 皆がチラシを配ってる間に、ほぅら、予約の電話じゃんじゃか!」
理子が胸を張りそのリストを掲げる。
「確かに埋まってるっすねー。あ、執事希望って書いてある」
幽がニヤリとした笑みを見せる。
「で、こっちは貸衣装の希望リスト。凄くない? 超みんなのおかげー!」
夏朝も少しだけ嬉しそうに口角を上げた。
「と、いうわけで! お礼のスイーツをたんと召し上がれ!」
時子の目の前にはショートケーキとアイスティーが並んでいる。
また、運んできたのは理子ではなく
「あら、修さん。お疲れじゃありませんか……?」
執事姿でチラシを配っていた修、そのまま執事モード続行! とばりに皆にスイーツを供していく。
「あぁ、御巫や恵御納のような着ぐるみに比べたら、そこまでの疲労感はないよ」
そう言いながら給仕する修を横目に。テーブルで夢呼はぐったりとした表情を見せていた。
(あぁあ、めちゃくちゃ疲れた……)
チラシ配りは慣れているとは言え、写真を撮ったり、ましてや師呉に白衣姿を見られてしまった夢呼は肉体的にも精神的にも疲れマキシマム。
「夢呼くんはケーキ、何にするー?」
理子の声に待ってました! と夢呼の眼鏡と眼鏡の奥の瞳がキラリと輝いた。
(正直全部食いたい……!)
どれにしようか、と悩む夢呼の隣には夏朝の姿。
「このケーキって、手作りなのかな?」
猫の着ぐるみを丁寧に、そして名残惜しそうに脱いだ夏朝が呟いた。
目の前には既にチョコムースのケーキと温かな紅茶が用意されており。
「あたしの旦那がパティシエしててね。いずれ寝子島でお店出したいみたいなのよー。忌憚のないご意見をお聞かせください」
にんまりと笑う理子に、コクリと夏朝は頷き、チョコムースを堪能する。
(美味しい……!)
温かな紅茶は夏朝の身体の疲れに染みわたる。
「店長さーーん、俺チーズケーキで! 大きめのくださーい!」
幽がそう伝えれば、理子の「OK!」の声が響く。
「それでは、私もチーズケーキをお願いします!」
そんなリリエルと幽のテーブルには大き目にカットされたチーズケーキ。
「いやー、無事に終わって良かったっすね!」
「はい! お役に立てたならばよかったです!」
楽しそうな笑みを見せる幽とリリエルの姿に理子も嬉しそうな表情を見せる。
「楽しかったし、オープンしてからまた人手が欲しくなったら声かけてくれていいっすよ」
「私もです! 可愛い服を着て甘い物もご馳走になれるんだったらまた手伝いたいですね!」
幽の言葉にリリエルも同意すれば
「えー、そんなこと言われたらお言葉に甘えちゃうわよぉ」
任せてくださーい、と幽が整った表情に笑みを浮かべれば、リリエルも
「今度は友達も誘ってみたいです♪ あ、食べ終わったら他の衣装も着てみていいですか? お店でみかけないデザインの衣装が多いから、こういう機会に着てみたいですっ」
「え、俺も他の服も着てみたーい」
「僕、さっきの靴下猫さんの着ぐるみ……もう少し撫でたいな」
「あら、好きなだけ衣装見てっていいわよ。みんな、ゆっくりしてって」
「……そういえば」
リリエルが思い出す。
「『おちゅーしゃしちゃうぞ☆』ってどういう意味ですか?」
キラキラと、純真な笑みのまま聞くリリエル。幽と理子は顔を見合わせた。
夏朝は無表情にチョコムースに夢中な模様。
「日本の萌えセリフ……っすかね?」
「リリエルちゃん、いずれわかるわ、えぇ」
「そういうものなのですね! 楽しみです!」
ほんわかとケーキを頬張るリリエルだった。
「アルバイトの後に食べる甘い物は格別ですね~」
ほわほわとした笑顔を見せながら、璃亜が頬に手を添える。
色々アクシデントはあったものの、璃亜にとっては貴重な体験の一つとなったようだ。
そんな璃亜の隣では。
「……何故だろう。すごく悪意を感じる」
亮の目の前に置かれたのはフルーツタルトとアイスティー。だが。
「……むしろ、バナナタルトじゃないか?」
他のブルーベリーやラズベリーも乗ってはいるが、ほとんどがバナナに見える。
「本当ですね……」
思わず見入る璃亜。夢呼も結局フルーツタルトをチョイスし、ケーキと共に温かい紅茶を幸福そうに楽しんでいる。が、明らかにフルーツ配分が違う。
「亮くんバナナ好きかなーーって☆」
現れた理子はニッコニコの笑顔だ。
「ゴリラ大好評だったみたいだし、せっかくだからバナナスペシャルよ」
「なんですかそのイメージ。着ぐるみに引っ張られすぎですよ!」
「バナナ嫌い?」
「き、嫌いじゃないですけど」
「おかわりもあるから!」
バナナの房を見せる理子にげんなりしつつも、バナナタルトを頬張る亮だった。
「あ、あの、ケーキのおかわりは……」
既になくなりかけている夢呼のフルーツタルト。
まだモンブランを口に運んだばかりの璃亜は青い瞳を大きく見開き、夢呼のハイペースっぷりに驚きの表情を浮かべている。
「うっふっふ、大歓迎よ!」
理子の言葉に、夢呼をはじめ甘い物好きなリリエルなどの瞳も輝く。
「ステイシーは甘い物が大好きなんだな」
執事での給仕を終えた修も夢呼の隣の席へと腰掛けた。目の前にはチーズケーキと温かな紅茶。
「あぁ実家も和洋菓子店だからな。しかし八神、執事似合っているな」
「そ、そうか? ありがとう」
少しだけ照れながら、修は紅茶で喉を潤す。
「修くんは堂に入ってる感じだし、夢呼くんも白衣姿似合ってたしー。璃亜ちゃんと絢ちゃんのバニーガール姿も最高だったし……亮くんもナイスゴリラ」
「あー、どーも」
理子が親指をビシッと立てれば、亮はバナナをムグムグと頬張るのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月08日
参加申し込みの期限
2017年10月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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