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存在感奪還大作戦!?
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内側だけを水色に染めた髪や、沢山のピアス。
千歳飴 楓子
は、普段、人の目を引く方である。
それが今日は、登校中、すれ違った子供に二度見されることが一度もなかった。
最大金額のゲームマネーカードを3枚買って、店員に二度見されることも。
(《存在感》が消えているのか。だとしたら――するべき事は一つ)
――そう、堂々とサボる事だ。
そうして楓子は、教室の机に突っ伏してそのまま爆睡。
授業が始まっても、楓子は起こされることも叱られることもなく、眠り続けることができた。ああ、至福。
その間に放送室ジャックという事件も起きたのだが、ぐっすりと眠っていた楓子は露知らず。やがて。
「ふあ……よく寝たよく寝た」
と、存分に惰眠を貪り終え、身を起こして伸びをする楓子。
その時、楓子はハッと気付いた。
(そろそろあの音ゲの体力が回復している頃……)
自分でも中々の熟睡っぷりだったと思うのに、誰かがこちらを振り返る気配すらない。
つまり、今ならばスマホゲームに精を出してもバレない!
机に足を乗せ、シャンシャンと音を垂れ流して楓子は気ままにゲームタイムに突入。
「む。ミスった」
楓子のスマートフォンから流れている軽快な音を不思議に思う様子の生徒こそいたが、
「よし。フルコンフルコン。次」
という具合ですっかりゲームに夢中の楓子が見咎められることは、一切なかった。
一方、楓子とは別の教室で暇を持て余すのは
立花 なつ
。
「なんか、またおかしなことになってるのかなぁ~?」
誰にも話しかけてもらえないし、誰にも見てもらえない。
また面白い事件かも? とも最初こそ思ったなつだったが、
「うう、このまま女の子と喋れないのはやだなぁ~。死活問題だよ~」
という調子で、この事態にすっかり飽き飽きしていた。
唯一「へえ」と思ったのは、学校中をざわつかせた放送室ジャックだ。
「……俺も、ちょっと外に出てみようかな?」
席を立って、そのまま教室の出口へと向かう。
がらがらと廊下へ続く扉が開いても、やっぱり、誰も何も言わなかった。
廊下を行くうちに耳に聞こえてきたのは、シャンシャンと鳴る明るい音。
なんとはなしに音の方へと向かって、なつは、音の出所たる教室を覗き込んだ。
そこには、授業中にもかかわらず、堂々たる様子でスマートフォンを弄っている人物が!
「ていうか、うん、かーちゃんだね~? ついに授業中でさえゲームを……」
しかし、かーちゃんこと楓子がそれでも怒られていないということは、
(もしかして、かーちゃんも同じ状況なのかな?)
同じ状況に置かれた者同士ならば認識してはもらえないだろうかと、教室に足を踏み入れるなつ。
楓子の傍まで歩み寄って「ねえ、かーちゃん」と駄目元で声を掛ければ、
「待ってくれ今この超難易度の譜面と戦ってるから」
と、早口で言葉が返る。相変わらずのシャンシャン音の中で、
(わ、かーちゃんには俺の声が聞こえてる!)
なんて、なつは表情をぱあっと華やがせた。
そのままじぃと待つこと、数分足らず。
手を止めて、楓子はなつの方へと顔を遣る。
「よし。待たせたな。って、なつ氏か」
「そうそう、そうだよ~。寂しかったから、喋れる人がいて嬉しい♪」
「しかもそれがかーちゃんなんて最高だよ~」
そんな調子のなつの言葉に、頷く楓子。
「楓子もそろそろ誰かと喋りたいと思っていたところだ」
「ねえねえ、どうせ見えてないならさ、このままどっか遊びに行っちゃおうよ」
「遊びに?」
「うん、授業中デートしよ~」
「うむ。構わないぞ。体力消費も終わったし」
スマートフォンを仕舞いながらの楓子の返事に、「わ~い♪」となつはにこにこする。
「かーちゃんと平日の昼間に制服デートなんて幸せだな~。場所は、駅前とかどうかな?」
「そうだな。なつ氏に任せよう」
「やった~、じゃあ、決まりだね♪」
そうして2人は、平日の白昼堂々、街へと繰り出すのだった。
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担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月24日
参加申し込みの期限
2017年10月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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