this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
存在感奪還大作戦!?
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
9
つぎへ >>
テオ
の声を聞いた
八神 修
は、すぐに
黒崎 俊介
先生を追いかけた。
「あの!」
「うん? どうしたんだい?」
事情を知らない黒崎先生のいつも通りの優しい微笑みに、修は胸の内に呟きを零す。
(先生に罪はない)
だから心配かけないよう努めようと、修は黒崎先生の顔を見上げた。
「体調が優れないので、欠席します。すいません」
修の言葉に、黒崎先生は気遣わしげな顔になる。
実際に切羽詰まった状態である為に、本当に身体の不調に耐えているように見えたようだ。
「わかった。気をつけて帰るんだよ。お大事にね」
ありがとうございますと頭を下げて、修はすぐに校外へ出ようと歩を進めた。と、その時。
「あれ? 八神、早退? ……って、聞こえねーかー」
名前を呼ばれて、振り返る。
こちらへと眼差しを遣っていたのは、修と同じく周囲に空気のように扱われている
野菜原 ユウ
だ。
視線が合えば、「あ、もしかして見えてる?」とユウは声を華やがせた。
「野菜原、俺と一緒に来ないか?」
「へ?」
「目立ちに行くんだ。1人より2人、ってね」
「へえ。んじゃ、俺は2人より3人説を推すぜ!」
3人? と今度は修が聞き返す番だ。
ユウが、にししっ♪ と白い歯を零した。
「津止先生。さっき見かけたけど、あれは確実に俺達のお仲間だな」
そういう次第で、ユウと連れ立って、修は
津止 孝道
先生の元へ。
津止先生に車を出してもらった修は、ディスカウントストアにてポケットティッシュを大量に購入した。
自宅へと2人を招き入れ、全員の写真を撮影する。
それに名前を入れたものを印刷してティッシュの底に仕込めば秘密道具の完成だ。
「印刷物なら普通に見えるだろうから、目立つ行動の効果も高くなるんじゃないかってね」
「成る程なー」
ユウが感心したような声を漏らすのに、修は悪戯っぽく口の端を上げてみせる。
「だけど、配るだけじゃ弱い。もう一工夫しよう」
という次第で、特製ティッシュを連れて、今度は修達はレンタルショップへと。
そこでは、バンド用具一式を、レンタル代をレジに置くのと引き換えに拝借した。
「本当はトレーラーも借りたかったところだけど、特殊な免許が必要だしな……」
「大丈夫だって! これなら何とか車に乗るだろ。な、先生!」
ユウの言葉に、津止先生が静かに頷く。
「っていうか、もしかしなくてもこれ、バンドでもすんのか?」
「ああ。野菜原は、何か楽器は弾けるか?」
「おっ。こう見えても手先は器用な方なんだぜ、俺ってば」
尋ねれば、スティックをくるりと回し、ドラムを叩く真似をしてみせるユウ。
その様子に、修はふっと口元を緩めた。
「成る程、頼もしいな」
「八神はどうするよ?」
「一番得意なのはバイオリンだけど、ピアノやギターも扱えるよ。今回はギターで行くか」
「んじゃ、八神がこの即興バンドのギタリストだな」
「ああ、任せてくれ。ええと、津止先生は……」
2人分の視線が、殆ど無言を貫いていた津止先生へと注がれる。
(津止先生は確か琵琶に造詣が深いんだったか? 異色のコラボも面白そうだ)
修がそんなことを思う前で――津止先生は、レンタルのベースへと手を伸ばした。
「……3ピースならベースもいた方がいいかと思うが、どうだろうか」
「え。……津止先生、ベースを弾けるんですか?」
「問題ない。3ピースはシンプルだが、それゆえの奥深さが……」
つらつらと語りかけて、津止先生は我に返ったようにこほんと咳払い。
思わずユウと顔を見合わせて――修は、弾むような心地で笑み零した。
「さあ、アップテンポに行こう。ユニット名はmix-upだ!」
ステージは駅前の広場、曲はロック調にアレンジした校歌。
歌声とサウンドを響かせれば、ばら撒いたティッシュを手に取る者の数もどんどん増えていく。
(音楽と歌で注目を集める作戦、大成功だな)
心地良い音の波の中で、目元に柔らかな色を乗せる修。
修達が《存在感》を取り戻してからも、大盛り上がりのライブは続いたのだった。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
存在感奪還大作戦!?
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月24日
参加申し込みの期限
2017年10月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!