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Case5.
小山内 海
と
橘 千歳
の場合
小山内 海
は今日、
橘 千歳
とシーサイドタウンでショッピングをする予定である。
裏道を歩きながら、海はいまから千歳と出会うと思うとなんだかドキドキしていた。
道すがら、謎のウィルスに感染したことなど、もちろんまったく気づいていない。
ただ、妙に首がかゆいな、とは思っていた。
だがそれ以上に海が気になるのは今から会いに行く千歳のことだった。
普段も千歳のことは気にしているが、今日はいつも以上に彼女のことが気になっていた。
裏道を通ったからか、待ち合わせ場所に行くまで一切人に出会わなかった。
……普段はとことん鈍い男の子を交えて三人のことが多いが、今日は二人でのお出かけ。
こういうことも最近ちょっと増えてきた。
なんとなく特別な気持ちで待ち合わせ場所に行くと、すでに千歳の姿があった。
「今日のデート楽しもうね」
突然の千歳の言葉に海は目を丸くした。その反応を見てか、千歳は恥ずかしそうに顔をうつ向かせた。
「いや、女の子同士でデートは変よね……」
『女の子同士でデート、私は変なんてことないと思うよ』
海はにっこりと笑って見せた。
私何を言ってるんだろう……千歳は自分で言ってしまった言葉に妙に意識してしまう。海に気を遣わせてしまったのではないか、と少なからず落ち込んだ。
海のほうはそんな千歳の内心など知る由もない。千歳の腕にぎゅっと抱きついた。
二人で歩きながら、千歳の鼓動はやけに高鳴っていた。海の腕の細さと柔らかさが服越しにひしひしと伝わるのである。
(何かしら、この心を締め付けられるような気持ち……)
デートじゃない、と思うんだけど、あえて否定する気が起きないのはなぜかしら……?
千歳はひそかにため息をついた。
服屋につくと、二人で話し合ってお互いに似合いそうな服を探してみようということになった。
海は千歳に似合う服をうきうきしながら選んだ。
(カッコイイ系もいいけど、こっちみたいなフリフリな服を着たちとせも見てみたいかな)
『せっかくだし両方とも試着してみない?』
海の提案に千歳も同意した。隣り合った試着室に入ってお互いが選んだ服を試着してみる。
海は隣で千歳が着替えてるんだ……と思うとなんだかドキドキが激しくなってきた。
(ちとせが隣で服を脱いで……はっ、私何を考えて……。でも考えちゃうよ。大好きなちとせのことなんだし……)
一方千歳もまったく同じ心境に陥っていた。
(小さくて華奢な海ちゃんのこと……いけない、私なんてことを考えているんだろう……)
二人ともモヤモヤしつつ、なんとか着替え終えてお互いに試着姿を披露して見せた。
『どう? 似合うかな?』
海が着ているのは、千歳が選んだ水色のサマーニットと白のフレアスカート。サマーニットは透かし編みで襟ぐりが深く、デコルテが綺麗に見える。シンプルなネックレスやチョーカーと相性が良さそうだ。
「うん。思った通りよく似合うわ」
千歳は海を絶賛し、それから恥ずかしそうに「私はどう?」と聞いた。
千歳が試着したのは、海が選んだロックっぽいTシャツと、ジーンズ地のホットパンツ。ミリタリー風味のサマージャケットと組み合わせ、髪を下す。
女性らしさと格好良さが同居していて、いつもと一味違う雰囲気になったように思う。
(私って、こういうの似合うのかしら)
鏡を見ても自信が持てなかったが、海がにっこりと微笑んで頷いたのでほっとした。
『ちとせ、かっこいい! 似合うよ』
その言葉に千歳の心臓が跳ねる。……なんだか今日はドキドキしっぱなしだ。
お互いに確認を終えると、今度はお揃いのワンピースを手に試着室のカーテンを閉める。
数分後、千歳はピンクの、海は水色のふりふりワンピースで双子コーデ。
「海ちゃん、すっごく可愛い!」
『ちとせもだよ。やっぱりかっこいいのもかわいいのも似合うなぁ』
「そ、そう?」
なんだかテンションが上がってくる。
ついついお互いに選んだ服を二着とも買って、店を出た。
「次はどこに行こう?」
そう言う千歳の手には、海の選んだ服の入った紙袋がひとつ。
気分は晴れやかだ。
海はまた千歳の腕に抱きついた。
『今日はずっとこうしてるからね』
千歳はこの時、柔らかな微笑を浮かべて見せた。
「今度のお休みにでもこの服を着て、またどこか遊びに行きたいわね……。――二人で」
『そうだね、たまには二人で来ようね!』
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
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シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
15人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月15日
参加申し込みの期限
2017年10月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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