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【新入生歓迎会】ピュアも猛者もまとめてエンジョイ新歓祭!
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■居た! 飛び込みパフォーマー!
「うっわすげえー……こんなすげえパフォーマンス出来る人が先輩にいるんだ」
「うん? 今の2人のことか? 1人は俺らと同じ1年だろ」
「マジで!?」
組太刀が終わるまで、終始口ぱっかーと開きひたすら感動していた
紗雪 幽
がようやく声を漏らせば、クラスメートから意外な返答がやってきて。
ひたすら感動していた胸の内に、突如対抗心のようなものが燃え始めた。
「やっばい。身体が熱くなってきた! ちょっくら聞いてくるわ!」
「おー、って、なにを??」
クラス席を飛び出して、幽は駆け足で舞台下にいる司会の一人、
早坂 恩
へと寄って行く。
「ねーねー司会のおね、じゃないっすね、お兄さん。これって事前に申し込まないと上がれないっすか?」
「そんなことないわよー。当日まで勇気が出なくて迷ってる子だっているから、飛び入りも大歓迎よ☆」
「やりぃ! じゃ、マイク借りまーっす」
次のパフォーマンス組を呼ぼうと思っていた舞台上に立つ
桃川 圭花
から、奪い取るようにしてマイクをもらい受け、あっという間にステージ中央に飛び込んだ幽を見ればすかさず圭花と恩はアイコンタクト。
袖で出番を待つ他のパフォーマーたちへ、飛び込み者有りの旨を圭花がそっと引っ込んで伝えに行った。
恩は同時に音響室へ。
「新入生の紗雪幽でーす。ブレイクダンスいきまーす。ミュージック、適当によろしく!」
『おっと、飛び込みは一応構えてはいたけれど、……適当? うーんどうしようかな』
『ブレイクダンス、っていうことならテンポが速くて且つ皆がすぐノレるような聴き馴染みのある曲かしらね』
『あ、早坂さん。……そうですね、じゃあこのあたりの曲かな……ありがとうございます』
『いいのよー。彰尋ちゃん、引き続き宜しくお願いするわ♪』
『はい』
なんて、司会者二人と音響室の
鴻上 彰尋
とのスムーズな連携がひっそり影で行われていたり。
程なくして、幽にスポットライトが当てられ音楽が流れ始める。
―― おっ、いー感じの曲じゃん!
有名なヒップホップ曲のビートに身を任せ、幽は軽快にタップを踏み出した。
「さあ! 勇敢なる飛び込み者! 最初に披露するはー……シックスステップだ!」
立ち位置に戻り予備のマイクを手にした圭花が、DJの如くダンスに声の彩りを添える。
いくつものステップを織り交ぜたり、高々と足を上げ挑発するように舞ったり。
そんな合間に、そっと開く講堂入口。
寂しさを紛らわせるようにして、すでに歓声が湧く講堂内へとこっそり入っては隅っこへと移動する人影。
そこで
桜 月
が舞台へ視線を向ければ、目一杯のスポットライトを浴びてパフォーマンスを披露する生徒の姿が飛び込んだ。
叶えられないからこその願い、叶わないからこその夢。
月はその光輝く中に、自分が立っている姿を夢想する。
仮初の陽射しを浴びる私はどんな服を着て、どんなアクセサリーを身に着けているだろう。
誰かと一緒ならば、色の対比も考えて……――
ドキドキと高揚する鼓動とは反対に、心は同時に虚しさを覚えた。
ならばと、今この時恋人が隣りにいて一緒に鑑賞して、こっそりイチャイチャしたりなんかもしている所を想像し………うん、やっぱり虚しかった。
目当てのその彼女の姿も、こう人が多くては見つけられる気もしない。
月は切なさを吐息に混ぜた。折角パフォーマンスが見える所へ来たなら、デザインに専念しようと気持ちを切り替える。
彼女には、後でたっぷり甘えればいい。そうだ、この間お花見で聞いた桜染め、それを次の彼女のデザインに取り入れようか。
幾分かスッキリした視野で舞台から視線を移動させ講堂内を観察すれば、見知った友人の姿も垣間見えた。
―― 去年、私はこの学校で大切な恋人と友人を得た。
ノートを走る鉛筆の動きが、どこか楽しそうにリズムを刻む。
今年は何を得られるのか、その未来に想いを馳せれば月の心は寂しさ沈ませ、温かいもので満たされる。
―― うん、楽しみだ。
舞台上の幽が大きな動きを見せる度に湧く歓声が次第に増えていき、気付けばほとんどの生徒が曲にノッて総立ちしていた。
―― 寝子高生はノリもいいなー! 気持ちいいー!
すっかりヒートアップすれば、全身を使ったアクロバティックな動きのコンビネーション技!
背中や肩で回るウィンドミドルに始まり、開脚旋回から手のひらで体を浮かせ回転するクリケットへ転じる。
最後は騎士の忠誠のような跪きポーズで、それまでの速さが嘘かのようにピタリと止まって決めた。
ピューピューッッ!! と囃し立てる口笛の音に続いて、盛大な歓声と大きな拍手が沸き起こった。
「ふぅー……ありがとうございました!」
乱れた黒髪をかき揚げ、バッとお辞儀してから。
「あ、マイクどうもでーす。一日頑張ってくださいね」
「ありがとう。ナイスパフォーマンス」
壇上の圭花へとマイクを返せば、そのままひらりと舞台から直接飛び降りて退場する幽。その顔はとても満足そうだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月23日
参加申し込みの期限
2017年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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