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ワースト・バトルロワイヤル ~寝子島高校編~
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Act_3-2 バトルロワイヤル本戦【開始より二時間経過】
BR・BBS(9:10現在)
【黒闇天】:二時間で大体が消えたな。残りは五人だ、こっからは風紀委員の狙いも絞られてくるだろうし、バトルをする奴等は十分に注意しな。
【黒闇天】:あぁ、それとねこったーも見てみるといいかもな。面白い情報が他の生徒からも漏れてるぜ。こっちも活用するこったな。
【黒闇天】:それじゃ、残りの奴等は頑張って暴れてくれよ? 期待してるぜ。
書き込み終了
【Other3:プール周辺】
荒く息を吐きながら、北風貴子が自らの拠点であるプールトイレへと駆け込んでいた。
深雪とのバトルは、どうにか逃げ切る形で撒く事に成功していたが、そのために一時用意していた道具のほぼ全てを使い切ってしまっていたのだ。
「はぁ……はぁ……随分と面倒なヤツに見つかったもんだ……」
身体能力の向上、深雪のろっこんはそれであり、深雪自身が持っていた鉛筆の一本一本を折るたびに能力が上がっていたのだ。
それから逃げる為には、手段を選んでいられなかった、というのが今の現状であった。
「とにかく、少しここで休む必要があるか……」
壁に背をかけ、北風貴子はようやく一息つく。
――が、そんな事を許さないように、カラリとトイレと隣接した更衣室の窓が開く音を北風貴子は耳にする。
「……まだ誰もいないな。そろそろ部活の時間だし、着替えを覗けるチャンス!」
窓を開けた人物は、先ほどリタイアしたはずの亨である。
バトルロワイヤルを十分に楽しんだ後のお楽しみとして、亨はこっそりと着替えを覗こうと、こうしてこちらへと向かっていたのだ。
「……はぁ、馬鹿が一人……」
聞こえた声に、北風貴子がため息を漏らす。
正直な所放っておきたかったが、余計な騒ぎを起こせば生き残っている参加者がこちらに注意を向けるかもしれない。
その為には、事前に手を打ち、騒ぎの芽を潰す必要があったのだ。
「さてさて、それじゃあ忍び込みましょうかね」
更衣室の中に誰もいない事を確認し、亨はそのまま窓に足をかける――が。
「おわ!?」
足元にかけられた水により、顔から更衣室の中に亨がダイブしてしまう。
「痛てぇ! なんだ一体!」
「……邪魔なんですよ、貴方」
トイレの窓側から、更衣室に侵入しようとした亨へと水をかけた後、北風貴子は非常に冷たい視線を亨に向け、この一言を口にする。
――但し、そこには今まで乱暴に話していた口調は無い。
北風貴子本来の喋り方で、亨へと声をかけていたのだ。
「うぇ!? 人がいた――もが!」
わざわざ姿を見せる必要は無い。
亨が顔を上げるより早く、北風貴子はその目と口を素早くハンカチで塞ぎ、手にも水をかけていく。
「これでおいたは出来ないでしょう。まぁ……望むなら、そのままでいてもいいですけれど」
クスクスと笑いながら、いやいやと首を振る亨に対し、完全に自由を奪った上で両手両足を縛り上げ、トイレの個室へと運ぶ。
休むつもりではあったが、結局のところこうした事態があった為に、北風貴子は道具だけを補充しバトルへと戻らざるを得なくなっていた。
――余談ではあるが、亨はこの後、水泳部の男子が発見するまでこの状態のまま放置される事となる。
それは、バトルロワイヤルが終わった後の事であり、亨はここで完全に脱落する形となっていた。
【Other3:体育倉庫裏】
掲示板とあわせ、自らも登録しているねこったーを確認したスリジはここ体育倉庫裏に移動していた。
「さて、どうするか……いざとなれば、アレも使うとしようか」
人通りが多くなってきた為、ろっこんを使用する事無く顔がバレないように熊の毛皮をすっぽりと被りながら、スリジはとある場所を思い浮かべる。
どこかに掘られた地下通路、それはスリジにとって一時的ながらも身を隠すには十分な場所であったのだ。
――だが、そんなスリジに一人の生徒が声をかけていた。
「君、バトルロワイヤルの参加者?」
不意にかけられた声に、スリジはそちらへと視線を向ける。
だが、それは少しだけの後悔をと共に、問いかけられた際に否定すればよかったといった考えが脳裏を過ぎる。
何しろ、相手は残りの参加者が持っている印を何一つ持っていなかったのだから。
「返事が無い。なら……そうだって事にしておくよ」
参加していない者であれば、わざわざ相手を確認する必要はない。
だからこそ、その行動を持って、声を掛けた斗南はスリジをバトルロワイヤルの参加者だと認定していた。
「違う、という意見は聞いてもらえないのか?」
スリジも斗南を自転車置き場で一度目撃している。
それがあった為に、相手がこちらに対し敵意を向けている事を知ってはいたが、スリジは一応これを問う。
「聞けないね。絶対に」
このまま霧を出して逃げるという手もあった。
だが、それを斗南は許さず、スリジの元へと一気に駆け寄る。
「くっ!」
容赦なく与えられる打撃。
スリジのろっこんの弱点は、3つの音を鳴らす必要がある事であった。
これを阻害される程の攻撃を次々と繰り出されてしまえば、スリジがろっこんを発動させている時間は無い。
それを知ってか知らずか、スリジへの対応としては満点とも言える行動を斗南は取っていた。
「騒ぎを大きくするだけなのに、好き好んで参加しているんだ。火遊びは怖いって教えないとね!」
繰り出されるのは足。
速度を増した蹴りを、スリジは真正面から受け、斗南の足を掴む。
「……そうだな。だが、今回だけは関係ない。俺は【誰の味方】でもないからな!」
力任せ、そういっても過言では無いほどに、強く掴んだ足を放り、斗南を体ごと浮かせ投げ捨てる。
「うわっ!」
ふわりと浮いた体は、勢いを増し地面へと向かい飛ばされる。
だが、斗南は上手く着地する事でその勢いを殺し、体へのダメージを防いでいた。
「なるほど、やるもんだ。ただ、この程度じゃ負けてやれない!」
体勢を立て直し、斗南はそのまま再度攻撃を繰り出す為にスリジへと接近する。
続けられる攻防、ろっこんを使う間もなく、スリジは近接戦闘を余儀なくされバトルはやや長引く形となっていた。
――そして、そんな中で二人に対して大きく声が掛けられていた。
「そこまでだ! 乱闘騒ぎは許さんぞ!」
二人に対し声をかけたのは、義弘率いる武道と彩葉、そして風紀委員の面々である。
登校した生徒が増えた為に、見られた結果として義弘へと情報が伝えられ、こうしてこの場へと姿を現していたのだ。
「今度は風紀委員か……やばいな」
斗南と風紀委員、どちらか一方であれば十分に戦えた自信はスリジにもある。
だが、その二つが同時に来てしまっては、スリジといえど対応が難しくなっていたのだ。
「そのカギ、君がスリジだね!」
ビっと、スリジに対し彩葉が腰にぶら下げたカギ束を指し示す。
「で、隣は……誰?」
「印が無い以上、参加者ではないのだろう。そこの生徒、手伝うつもりであればこちらに協力するように!」
武道の疑問に、義弘はこう判断した上で斗南へと声を掛ける。
だが、その声に答える事無く、斗南は一度止めた攻撃を再度スリジに対し開始していた。
「む、暴力はいかんぞ! 志波、風紀委員と一緒について来い!」
義弘自体に戦闘に関する能力があるかと問われれば、ほとんど無い。
だが、目の前で生徒達が喧嘩をしているのであれば、これを止める為に体を張ることを厭うつもりは無いのだ。
「もちろんです! お前等、やめてー!」
彩葉を残し、義弘と武道、そして付き従っていた風紀委員全てがスリジと斗南へと駆け寄る。
こうなってしまっては、スリジがろっこんを使う手立てはほとんど失われてしまったと言っていい。
何度か下がる形で二度まで指を鳴らす事に成功していたが、そこまでであった。
「これで!」
決め手となったのは、他の風紀委員にスリジが気を取られた際に、滑り込む形でスリジの腰辺りに武道の手刀が入り、スリジが大きく体勢を崩した事にあった。
それは、武道のろっこんによる効果。
相手の体のどこかを突く事で、一時的に麻痺を起こさせる能力であった。
「くそ……ここまでか」
ガクリと膝を落とし、スリジ――
邪衣 士
は風紀委員に取り囲まれ捕縛される。
「これで二人目だ。後そっちのは……む?」
士が捕まった事を確認し、それと対峙していた斗南へと義弘が声をかけたつもりであったが、既にその姿はない。
どのような関係であれ、互いに暴力を振っていたことには変わりなかった為に、義弘は士を指導室へと連れて行く風紀委員を除いた全員へと、斗南を探すように指示を下していた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月16日
参加申し込みの期限
2013年06月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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