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■はしゃげ地上は楽園なり
回想。
キッカケはある日の幽星塔でのこと。いつも通り
リリエル・エーテライト
がお仕事に励んでいると……。
「リリエルー! みてみて! あたった、あたったー!」
扉をばーんやって二枚のチケットばーんってだしてふしぎなポーズでばーんって登場した
メリィ・ランページ
をご想像頂きたい。集中線とズームアップが三回入る感じの。
「メリィちゃんどうしたんですかっ? なににぶつかったんですか!?」
「ぶつかったんじゃないの当たったの!」
「当てられたんですか!?」
「お当てになられたの!」
「当て逃げられたんですね!?」
「プールに」
「プールに!?」
暫く明後日の方向に乱射するかのような会話をしまくったあと、ぜえぜえと息を荒げた二人は呼吸を整えた。
「プールのチケットが当たったの、いっしょに行こっ!」
と、いうわけで。
「はわーいにゃーん!」
両手をグーにして突き上げ、ぴょいーんとジャンプするメリィ。
割と当たり前のように虎柄のビキニを着ているが、最近の若い子にとってこの柄ってどういうイメージなんでしょう。一周回って新鮮なのかしら。
一方で、白いフリルつきのワンピースというかなりなじんだ格好のリリエルはといえば……。
「はわーっ! メリィちゃんメリィちゃん、建物の中に海がありますよ! すごいです! こんなの初めてみました!」
目に星を沢山キラキラさせて、祈るように手を組んでいた。
ほしびとさんにしては珍しく外見と実年齢が人間に近い二人のことである。多少の奇行は周りの大人も『そういう遊びなのねー』と微笑ましく見てくれるが、ことこれに至っては『そんなにプールが楽しみだったのねー』も混ざって二重に周りをニコニコさせていた。
「あっちもこっちもプールだらけだ! いちにちじゅう遊んでも足りないよ。どこから行こう!?」
「メリィちゃんメリィちゃん、あっちの水が流れてるところが楽しそうですよ!」
翼があったらピコピコしてそうなテンションで手招きするリリエル。
きょろきょろしていたメリィも、そうと決まれば一直線である。ぴゅーんと流れるプールへ飛び込んだ。(ちゅうい。あえての漫画的表現を用いております。メリィとリリエルはプールサイドを走らないよい子たちです)
流れるプールがどういう原理で動いているかについてはさておくとして。
「すっごいねー」
「すごいですー」
とりあえず『すごい』で片付けてちゃぷちゃぷやれる二人である。
「ふー、きもちいー。ふふー!」
水に潜ってばしゃばしゃ回転するメリィ。
リリエルはそれほど泳ぎが得意なわけじゃないのか、その場にぷかぷか浮いたまま周りの景色を楽しんでいた。
安全に水に流されるというのも楽しいが、それによって景色が変わっていくというのもリリエル的には楽しいらしい。
そんな中で……。
「メリィちゃん、見てください。あの輪っかすごいですよ。人を乗せても浮いてるんです」
「お、おおー!」
こういう所に来るとなんでも珍しく見えちゃうのか、メリィは目をキラキラさせた。
「水着を借りるところにあったはずです! 私たちも借りに行きましょう!」
「いこう!」
二人は流れるプールから飛び出すと、ぴゃーっとレンタルコーナーまで直行した。
それからそれから。
「えへへぇ……流れに身を任せるのも……いいよねぇ……」
「はわぁ……ぷかぷか流されるの……気持ちいいです……」
二人は大きな浮き輪にお尻を乗っける形で、ぷかぷかプールを流れていた。
この気持ちよさは実際に経験しなければわからない。
とはいえ流れていった結果離ればなれというのもイヤなので手を繋いでぷかぷかしている次第である。
この状況の良さについてそれはもう長々語りたい所だがあえて一言で言わせて頂くとすれば。
アニメで見たい。
「なんだかまだ身体がぷかぷかするぅ」
「不思議ですねぇ。海に行ったわけじゃないのに、ゆらゆらしちゃいます」
プールあがり特有のゆらゆら感覚に浸りつつ、二人はカフェへとやってきた。
流石に身体がぐったりしてきたのか、元気いっぱいな彼女たちとて休憩したい頃合いである。
暫くすると、ウェイトレスがタピオカドリンクを運んできた。
目の前にすとんと置かれたグラスの中には、皆さんご存じのまあるいぷにぷにが入っているわけだが……。
「なんでしょう、これ」
「これがたぴおかなのかなあ」
二人はつぶつぶをひとしきり凝視すると、周りでつぶつぶを吸い上げている人たちを観察してから、同じようにストローを差し込んでみた。
ストローを加えてお互いの顔をぼーっと見つめる二人。
ぼーっと見つめ。
しばらく見つめ。
ハッと目を見開いた。
「「むにむに!」」
それから暫く、不思議なものを食べたり不思議なプールで遊んだり不思議なダンスショーを見たり、二人はハワイニャンランドを満喫した。
地上は広い。まだまだ知らないことが沢山ある。
齢14の二人は、まだ見ぬ未来にわくわくを抱きながら帰路についたのだった。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月17日
参加申し込みの期限
2017年07月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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