this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
let's go ハワイニャンランド!
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
■一足早いサマーデイズ
「プール……にしては、不思議なところ、だね」
陽光。
日傘。
春にしてはどこか蒸し暑い昼下がり。
哀坂 子夜
はぼんやりとした顔で看板を見上げた。
『ハワイニャンランド』。
並ぶヤシの木とトロピカルな花々に囲まれて、ウェルカムゲートがきらりと光る。
まさに常夏のリゾートが、そこにはあった。
「確かにプールはプールだが、ここはもっとリゾートな所だ。スパリゾート、わかるか?」
浮き輪を方にかけ、早くも夏の感じを出しつつある
七峯 亨
。
「泳ぎを習う場所、では?」
「スイミングスクール以外のプールを知らないのか……」
どうやって十八年生きてきたんだと思う場面だが、子夜の浮き世離れっぷりからすればそう不思議なことでも無かった。
チケットを取り出してひらひらとやる子夜。
「過ごし方が、分からなかったから……二人に来て貰って、良かったよ」
「いや、礼を言うのは俺の方だ。なにより……」
振り返る子夜と亨。
注目を浴びて、
矢萩 咲
が腰に手を当てて胸を張った。
「なんだ。まったく、遊んでばかりだとダメだぞ。けど、まあ……」
「まあ?」
頬にそっと指をあて目をそらす咲。
「誘ってくれて、ありがとう。感謝する」
早くも、夏が始まってしまった気分だった。
ここ『ハワイニャンランド』はハワイを意識したスパリゾートである。
故に水着に着替えるのは必然のこと。必然のことである。
「役得、と言わざるをえねえ」
亨は男の目をして言った。
新調した水着に羽織りをかけ、更衣室前で空を見上げていた。
空と言っても天井に描かれた偽物の雲と太陽なのだが、今だけはなんだかまぶしく思えた。
なぜならば。
「待たせた、ね」
声に振り返れば、水着姿の子夜が立っていた。
和柄の落ち着いた色合いに反してきわめて高い露出。しかしながら方から羽織った布によって極端に露出が抑えられていた。
身体のあちこちに刀傷があったが、むしろそれが彼女の落ち着いた立ち振る舞いにマッチして色っぽくすらあった。
「さすがだ。やるな子夜さん」
「ん?」
親指を立てる亨。首を傾げる子夜。
しかし亨のお目当てはまた別である。
「それで、咲はどこに?」
「ああ……いるよ。なぜだか、隠れてしまっているけど」
割と体格のいい子夜の後ろに隠れるように、咲がちらりと顔を覗かせた。
「おや、そんなところにいましたか姐さ……」
いつもの軽いテンションの口調が強制的に止まった。
子夜のガードが外れたことで、咲の姿が露わになったがゆえである。
より正確に述べるなら、大人っぽい黒いビキニ姿の咲である。
もじもじと手を腰の後ろで組んで目をそらすと、咲は頬を赤く染めた。
「なんだ。そんなに、見なくてもいいだろう」
「……」
亨は、黙って両手の親指を立てた。
ここへ来てプール遊びをしない手はない。
咲は水に浮かべたエアーマットに軽々飛び乗ると子夜を手招きした。
「一緒に乗りましょう、子夜さん。プールは泳ぐ以外にも遊び方は沢山あるの」
「乗ればいい、のかい? うん……」
子夜ほどバランス感覚があれば海に浮かぶブイにすら立ち乗りできそうなものだが、色々と慣れない環境ゆえか咲の手を借りながらおずおずとエアーマットによじ登った。
「あっ」
うまくバランスがとれずに転げ落ちる子夜。
それから咲や亨の手を借りてマットに登ると、ぐらぐらと揺れる状況に戸惑うようにぺたんと乙女座りをした。
「よく、わからないね。けど……うん」
なんだか珍しい光景だと思うものの、無表情な子夜がどこか楽しんでいるように見えて咲は含み笑いを浮かべた。
「さて、亨君。紐を引いて泳いで貰おうか」
「お任せを。御代に頭を撫でていただければ」
「はいはい」
冗談のつもりか普段のじゃれ合いなのか、咲はナチュラルに亨の頭を撫でてやった。
くすぐったそうに笑う亨。そして、勢いよくエアーマットを引いて泳ぎ始めた。
大きく傾き、波に揺れるマット。
子夜はつかまる場所もなく、咲につかまってバランスを取った。
咲はといえば、うまいこと両膝だけでバランスをとりつつ、珍しくしがみついてくる子夜を楽しげに観察していた。
かくして……。
「波の上に立つというのは、なかなか難しいもの、なのだね」
こてんと頭を傾け、子夜は熱い息を吐いた。
所変わって温泉ゾーン。
湯気のたちのぼる水面に、子夜の顎から水滴が落ちた。
「いい経験が出来た、というのかな」
「真面目ねえ、子夜さんは」
咲は両手を組んでぐっと背伸びをすると、全身から力を抜くように息をついた。
「はあ、生き返る。やっぱり温泉は最高ね」
「ん……」
子夜が口の端だけで笑ったように見えて、咲はにっこりと笑いかけた。
「これからも、沢山いろんな経験してきましょう。色んな所に行って、遊んだり騒いだりすればいいわ」
「遊んだり、騒いだり……か。できるのかな、私も」
二人して天を仰ぎ、ゆったりと目を瞑る。
……というまったりムードで終わらせる亨ではない。
縮小化した亨が咲の谷間にはまってくつろいでいた。
「ふふー谷間風呂も乙なもの」
「亨君……流石に怒るわよ?」
谷間に手を突っ込んで亨をつまみ出そうとするも、素早く潜って逃れていく。
手近なロープにつかまって飛び、水面を跳ねて子夜の翳した手のひらに着地した。
「そう怒らずに姐さん。見上げ姿も美しく、っと、おお……」
つかまったロープは、どうやら咲の水着のヒモだったらしい。
胸元を押さえ、拳を振り上げる咲。
「まった、公共の場でビームはまずい」
「公共の場で悪戯に走った亨君に言われたくないな」
パチンと手を合わせる亨。
「こうした悪戯も体躯差に魅力感じての事。どうかお仕置きは体で。それにこんな使い方を覚えたのも咲さんのせいですよ。なんというのかくるぶしから見上げる足のラインにグッとくるといいますか谷間から覗く腹のラインにうおお待って死ぬ……!」
素早く亨を掴み取った咲が、そのまま握り潰さんばかりに力を込めた。
と、そこへ。
「水着がとれただけで何を慌てている」
子夜が咲の肩を掴んだ。
それだけでがくんと咲の腰から力が抜け、両腕がだらんと垂れ下がる。
なんの体術だこれは。ではなく。
「風呂で裸になるのは自然なことでは、ないかな。水着をきて入浴するほうが、わからなかったくらいだ、よ」
耳元で淡々と囁く子夜。
対する咲はといえば、水面を流れていく自分のブラを目で追うのが精一杯である。
「し、子夜さん。わかったから。わかったから手を離して。これはだめ。これはだめよ」
「もう出たいの、かい? 早風呂は、よくないな。身体を温めてから、出ないと」
ぷるぷると震える咲。
何か満足げに頷く子夜。
あと、湯船のなかに沈められたまま必死にもがく亨。
もうここには来れないなと、咲は心の中で悲鳴をあげた。
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
let's go ハワイニャンランド!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月17日
参加申し込みの期限
2017年07月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!