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らっかみ! 春のーぱん祭
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●こんなときに消えるなんて!
小山内 海
は、ここ最近は暖かくなってきたので九夜山でスケッチをしようと思い立ち、準備を進めていた。その話をすると、たまたま
御剣 刀
も今日は久しぶりに九夜山で剣の練習をするのだと言うので、一緒に行くことになったのだ。彼はいつもは寝子島神社の境内で練習をしているようだが、景色のよい山での修行もまた良いだろう、と。
目的地は、寝子島神社を抜けてまたたび市動物園と寝子温泉の間。開けた場所で、刀は剣の稽古を、海は春の景色のスケッチを。休憩の時には、持ち寄った飲み物や食べ物を広げて談笑をするのも良いだろう。それぞれが最高の休日を迎えようとしている、そんな時だった。
ごう。
「っ」
声が出ない海は、急に吹いた強い風にギュッと目を閉じた。
「うを!?」
刀も、驚いて咄嗟に海を庇うように立ち回る。
「今の風は強かったな……海大丈夫か? 持ち物飛ばされてないか?」
(びっくりした、今の春一番ってやつかな)
優しく問うてくれた刀に頷こうとして、ある違和感に気付いた。
(……なんかすーすーするような)
そっと、一歩踏み出す。
そわ。
(!?!?!?)
海は目を白黒させる。
(パンツがない!?)
「海?」
(ど、どうしよう、まさか言うわけにもいかないし……)
海は決心する。だめだ、――このまま隠し通すしかない!
(って様子が変だ)
刀は気付いた。いや、パンツが無くなってる事についてじゃなくて、明らかに海さんの様子がおかしい事に。
「海、そわそわしてどうした? 普通なのか?」
慌てて海はスケッチブックに返答を書き、笑顔で何度も頷いて見せる。
『そんなことないよ、普通だよ』
いつもより、焦っているせいか字が乱れているような気がした。大丈夫ならいいが。刀は少し首をひねりながら、目的地へと歩みを進めるのだった。
開けた場所につくと、刀は剣の練習を、海はスケッチブックを広げてスケッチを始める。さあ、春の風景を描こう。そう思って鉛筆を手に取るも……すーすーしてスケッチに集中できない。海は刀にこのことを気付かれていないか気になり、ついつい彼の方をチラチラと見てしまっていた。
刀の方だってそうだ。先ほどの海の様子が気にかかる。なんとなく、海の方へ視線をやった。……これがまた、バッチリ目が合うのだ。それも、何度も。そのたび、海は不自然に視線を逸らす。
(やっぱり変だ、何かを隠してるというか焦っているというか……)
刀は本能的に違和を感じとり、海へ問うた。
「海、さっきからチラチラとこっちを見てどうした?」
えっ? と言う顔で顔を上げると、心配そうな顔で刀がこちらを覗き込んでいるではないか。焦って、立ち上がってしまった。
『何でもないよ、ただ剣の練習してる刀君がかっこいいなぁって』
スケッチブックに書く文字が震える。――おかしい。刀は眉を顰め、更に海へと距離を詰めた。そんな慌てた様子で平気だと言われても、信じることはできない。どこか具合でも悪いんじゃないのか。近寄った、その時だった。
ごう。
「!!!!」
一生懸命に文字を書いたスケッチブックを掲げて平気だと主張し続けていたせいで、海はスカートをおさえることが出来なかった。慌てて、風がスカートを翻して行ったその後にスカートをおさえるも、時すでに遅し。
あっ、ヤバい、これ見える。刀は視線を逸らさねばと思ったが、健全な男子過ぎた。下心がそれを許さなかったのだ。もちろん、まいっちんぐな展開があるだろっていう、な!!
――が、そのひらりは彼の予想をはるかに超えるはらりでやばみであった。
(あれ? ……ない?)
あるはずの布が見えなかったのだ。一瞬だったし、それが本当かどうかはわからない。錯覚かも知れない。もしかしたらものすごいきわどいレースのだったのかもしれない。でも、なかった気がする。っていうかそんなの申告したら気まずい。が、誤魔化せそうだったその状況をいとも簡単に海が打ち砕いた。
『違うの、家を出るときはちゃんと履いてたの、気づいたら無くなってて』
だーーーーー!! それを書いちゃったら! 気のせいとか! 目の錯覚とか! 言い訳ができないいいいいいい!!!
そう、彼女はまさかののーぱん暴露を自分からしてしまったのだ……。真っ赤になりながら、文字での弁明を続ける。刀も同じく茹でダコのように真っ赤になりながら、
「あっ、うん……」
と相槌を打った。――脳内では、錯覚でなかったあの光景が何度も繰り返されている。青い、青いぞ。
そんな二人の空気をぶち壊すかのようにやってきたのは、
ミッシェル・ナイスゲイ
だ。
「んほぉおおおおんっ! 良いオトコ! ってあなたはぁん! いつかのキッスの……それ以上をし・ま・ショ☆」
ズドドドドドドド、と激しい走行で刀に近づく。
「!?!?!?」
ヴァッ、と刀は立ち上がった。
「う、うわっ、なんのことですかね!?」
忘れたい。っていうか、忘れた。俺はそんなの知らん。勘弁していただきたい。刀もダッシュで逃げ出す。
「待ってぇえええぇぇん☆ アナタもっ、ノーパンなんでしょぉおお!?」
そう、今ならばズボンを降ろすだけであれとかこれとかそれとかな展開に持ち込める。いうなれば防具が一つ無い状態なのだ。
ミッシェル、圧倒的有利。ミッシェルも防具がひとつ足りないっちゃ足りないのだが、それはむしろ武器にさえなる(意味深)
「は……!? ノーパン!? なんのことですかね!?!?」
不自然に敬語になるほど動揺している。そりゃそうだ貞操の危機。刀は走る。しかし、ナイスゲイのナイスダッシュめっちゃ早い。でもでも、刀だって鍛えている男子高生なのだ。若さと鍛え上げられた肉体は、なんとかかんとかGダッシュに追いつかれることなく逃げおおせた。
(……なにあれ)
スケッチブックを抱えたまま、海はぽつねんと取り残されたのであった。でも、ある意味めでたしめでたし。
「ぁン……逃げられちゃったわね」
ミッシェルはハァハァと息を切らしながら、立ち止まる。そう、彼も数分前にパンツが弾けたのである。
ピンクのレースのおパンティが、突如として姿を消した……が、彼は動じなかった。
いや~ん、と体をくねらせはしたものの、特に問題ないのだ。なんてったって和装時はいつもノーパンだから。
……本日はスカートなんですがそこんとこは良いんですかね、ぶーらぶらがみえたりしませんかね、というのは聞かないお約束だ。そして、彼は思い立ったのだ。
――もしや、自分と同じくぱんつがはじけた者がこの島に存在するのでは、と。ならば、その尻を狙わぬわけにはいくまい。
ミッシェル・ナイスゲイ
の名に懸けて……!
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担当ゲームマスター
寿ゆかり
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月08日
参加申し込みの期限
2017年07月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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