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【星幽塔】最終決戦! すべての希望に火を灯せ!
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結:その勝利の行方は誰の手に。
(弱体化したのは、本当なのか?)
遥斗は、腕を引っ張りながら疑問に思った。確かに、円の魔火によってステラが切り離されたとき、弱ったような気がした。だが、引っ張る力は衰えていないような気がした。一方、敵の様子を観察し続けていた桜には、確かな弱体化を感じていた。
「先ほどよりも、攻撃を受けやすくなっています。優木さん、ステラさんたちの避難、終わったみたいです」
「よしっ!」
桜の言葉に、遥斗が両手剣を巻き上げて、巨人の手を切り上げる。だが、そこから再生する気配は見えなかった。切られたまま、しゅるしゅると縮んでいく巨人の腕を見、遥斗は小さく呟く。
「弱ってるんだな、確かに」
「そのようですね。あとは、額のオーブだけ」
走ってきた月が息も切らさずそういう。背後では夏朝が円と真白、ステラにサファリリオレンジドロップを与えていた。
ちらり、と夏朝が横を見れば、衛に付き添われ水と星の滴を飲み干すアカリの姿があった。夏朝はすぐに駆け寄り、アカリにもサファリリオレンジドロップを差し出す。
「相当無茶したみたいだね……。ほら、これも飲んで。卯木君もね」
「恵御納、ありがと」
サファリリオレンジドロップをアカリの口に含ませ、衛にも渡す。衛も礼を述べて口にし、巨人を見た。
ゴーレムが引き続き壁役となって巨人の進行を防ぎ、オートマータと動ける仲間が対峙する事で、回復時間を稼いでいるように見えた。その中にロベルトの姿を見、アカリはぐっ、と手を握り締める。
(ロベルト先輩も、皆もがんばってる。俺も……)
アカリが立ち上がろうとすると、衛と夏朝がそれを止めた。
「もうちょい、休んでろ。……あと少しで決着がつく」
衛の言葉は嬉しいが、じれったい思いもするアカリだった。
フローレンスはゴーレムを一旦下がらせると、修復するために詠唱に入った。その間、高久が前に立ち守備に務める。
(ちょっとコイツは効いたか……)
巨人の腕に刺した両手剣から直接呪術の力を流し込み、動きを鈍らせることに成功した彼だが、精神力をかなり消費していた。同じ事を、先ほどと同じ時間行えるかは全くの未知数だ。視線の先ではロベルトが魔土で壁を作り、その後からアヴィケンナがボウガンを撃つ。
「大丈夫か?」
「どうにかね!」
彰尋が声をかけると、ロベルトが苦笑して答える。ダメージの蓄積を覚えた彼は、素早く治癒の光を放ち、ロベルトの傷を癒す。土の壁で身を庇っていても時折巨人の腕を掠めたり、飛んできた水晶が当たったり、精神力消耗から体力に影響が出たりしていたようだ。
治癒の光を使い続けていた彰尋だが、星の滴を飲んでどうにか堪えていた。
(あと少しだ。あと少しだから気張らないと)
くらり、と眩暈を覚えながらも他の怪我人が居ないか下がって様子を見る。幸いシドニウムも日和と共に丁度いい場所を見つけたらしく、被ダメージを減らす事ができていた。だが、二人とも蓄積した疲労と傷は隠しきれて居ないようだ。
ステラが疲労していた分は回復済みだが、シドニウムまで回復する事はなかった。「そうだよな」と内心で呟きながら、魔導書を開く。彰尋は自分の内側から何かが削れるような音が聞こえそうな気がしながらも、呼吸を整えた。
手をかざし、治癒の光を発動させる。柔らかな光が傷ついたシドニウムと日和の体を癒していく。
「顔色が悪いよ! ほら、これ飲んで!」
日和が星の滴を手渡そうとしたが、彰尋は気持ちだけ、と言って自分で持っていたそれを飲み込む。シドニウムはポケットを探るとロベルトから貰ったCHを彰尋の口へと押し込んだ。
「どうして……そこまでして……」
「アステリズムも、ステラも、この塔には重要な存在なんだろう?」
シドニウムが、震える声で問い、彰尋がきっぱりと答える。他の仲間たちも自前で星の滴は持っていたし、夏朝やロベルトのように体力回復アイテムを持ってきて居た者もいる。だが、結果的に治癒の光はこの戦場に立つ者たちを癒し続けていた。
その最中、戦場を駆けながら彰尋は考えた。
――自分の星の力を分けることや彼らへの負担を分かち合うことは出来ないだろうか。その引き替えに俺の星の力がなくなっても構わない――
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担当ゲームマスター
星のサーカス団
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
73人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月20日
参加申し込みの期限
2017年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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