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城柳塾:CMナレーションをやってみよう!
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練習時間はあっという間に過ぎていった。
「皆さん、台本の読み込みは終わりましたか?」
騒がしい教室であるにも関わらず、城柳先生の声はだれの耳にもはっきりと聞こえた。参加者の視線が集まったのを確認し、城柳先生は右の掌を教壇に向ける。収録用のスタンドマイクが2本並べられていた。
「それでは、これからこちらのマイクを使ってCMを収録します。セリフは暗記してしまうのが一番ですが読んでも結構です」
はいっ、と腹式呼吸の大きな声が飛んでくる。
「それでは、紗雪さんのペアから収録をお願いします。」
「了解でーす」
指名された
紗雪 幽
がへらへらした笑顔でブイサインを作る。隣にいた絢も無言で頷いた。
(あら)
城柳先生が絢の拳が強く握られていることに気が付く。
「……紗雪さんたちはホラー映画の台本ね。怖いのはお好き?」
「俺は好きっすねー。怖いのとかびっくりさせるの好きなんす。俺の喋りで皆のこと、もっと驚かせたいなー」
「私は……あまり馴染みのない分野です。でも、新しいことがしたかったので。いいチャンスだと思っています」
気弱に見えるが芯は強そうだ。これなら大丈夫だろう。
城柳先生はマイクの前にふたりを移動させた。
「ふたりともありがとう。さ、これは練習だから楽しんで演技してみてね」
城柳に励まされ、絢は小さく「はい」と答えた。
◆ホラー映画『ストーカー』
A『君が好き』
B『初めは優しい人だと思っていた』
A『何でも知ってる』
B『振り向くといつもあなたの視線を感じる』
A『おかえり。待ってたよ』
B『猫山監督最新作、ストーカー。この夏、あなたを恐怖が襲う』
Aを幽。Bを絢が演じる。
「絢さん。マイクの高さ、だいじょーぶっすか?」
「うん。ありがとう。……紗雪君、とても落ち着いているのね」
度胸を褒めると、後輩は切れ長の目をいたずらっぽく細めた。
「あざっす! じゃ、収録はじめまーす! ……『君が好き』」
色気を含んだ幽の声がマイクをつないだパソコンに録音されていく。
「『初めは優しい人だと思っていた』」
絢の声が緊張でわずかに震えた。
「『何でも知ってる』」
慈しむような声を出し、流し目を絢に送る。
「『振り向くといつもあなたの視線を感じる』」
「『おかえり。待ってたよ』」
「『猫山監督最新作、ストーカー。この夏、あなたを恐怖が襲う』」
「……はい、お疲れ様でした! とても良かったわ!」
城柳先生の言葉に、絢は胸をなでおろした。思っていたよりは落ち着いて演技ができた。
録音は後で全員分まとめて聞き返すらしい。相方である後輩は頭の後ろに手を組んで余裕の表情だ。大したものだと感心する。
(紗雪君、いい演技だったわ。ホラー映画、詳しいのかしら)
面白い映画があれば教えてもらおう、と小さく決意した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月03日
参加申し込みの期限
2017年08月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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