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新年度のはじまりはじまり。芸術科編
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●美の追求
伊賀 解理
は
串田 美弥子
を誘って美の泉へ向かう。
「別のクラスになってしまったのは残念だが、来年また同じクラスになればいいさ」
「それに、どこにいようと君はウスッペラーズのメンバーだから安心したまえ!」
美弥子の胸部に目を見ながら、その場のノリで適当なチーム名を宣言する解理。
泉へ向かいながら2人はお互いの担任について話をする。
「私見だけど、串田氏の担任が多分アタリ枠だね。羨ましい限りだ。おめでとう、君の今年の運は結構消化されたよ」
「うちの担任は真面目な人が多い。しかしジャージ系先生の中では極めて特殊な不真面目系で、付き合いやすさを考えれば悪くないかもしれない」
「けど、さすがに着る物のセンスとめんどくさがりっぷりはいただけないなぁ」
「どちらにしろ君の担任共々、外見は好印象を抱ける」
美弥子の担任である
瓜山 メイ
の胸部を思い出しつつ頷く。
そうこう話しているうちに目的の場所へ到着した。
話に聞いたとおり、グラデーションが美しい泉だった。
すると、どこからか声を掛けられた。
「おや、伊賀君じゃないか」
解理たちの着いた先には
新井 すばる
が立っていた。
すばると解理は去年同じクラスだったのでお互い見覚えはあった。
2人に軽く挨拶を済ませると、すばるは考え込む素振りを見せる。
どうやら彼も泉に関心があるようだ。
パイプ代わりにくわえているちくわに手をかけながら、じっと観察している。
そして少し考えこむと、またどこかで会おう、と言い残し去っていった。
解理は、彼も泉の噂を聞いてやってきた1人かもしれないと思った。
というのも、彼女自身が噂を確かめにきたからだ。
ただ彼が、この場所のどんな話に興味を惹かれて来たのかまでは分からない。
解理の興味は「この泉の水をつけると美しさが120%になる」というもの。
それを確かめるために腕をつけて確かめようとする。
「この『環境に一切考慮せず発展してきた国の水』って感じの場所に、自分の身体を入れるのはかなり勇気がいるが、女は度胸! なんでもやってみるもんだ!」
覚悟を決めて、腕を泉へと突っ込む。
ゆっくりと抜いて、水に濡れた腕を観察してみる。
美しさが増したのかどうなのか、いまいち確信が持てない。
「串田氏の顔にダイレクトアタック! 突発的に美人になるがいい!」
「マジで美人になっちゃったら、責任とって僕も一緒に美人になって新生ウスッペラーズとして生まれ変わろう!」
突然の水攻撃に驚く美弥子。負けじと水をかけ返す。
美人になったかどうかは定かではないが、楽しい思い出になったのは確かだ。
* * *
●泉の謎に迫る
「これが美の泉か。この時期にしかないとは興味深いね。雪解け水とも考えにくいし」
すばるは解理たちと別れてから、泉の周囲をゆっくり歩きながらその中を見ている。
そしておもむろに腰を下ろすと、
鞄からTDSメーターや携帯用のpH検査機などを取り出し、泉の水質を調べる。
『それが温泉であるか』というのには定義があり、こういった情報から割り出すことができる。
「なるほど確かに温泉らしい。温度は……」
さらに調べようとしたそのとき、近くで何かが泉に落ちる音がした。
音のほうを見ると猫が1匹、泉の浅瀬で水浸しになっている。
「……っと、なんだ、誰かはまったかと思ったら猫か」
すばるは苦笑しながら猫に近づくと、ひょいと持ち上げ救出する。
「お前も綺麗になりたいのかい?」
「にゃー」
「にゃーって言われてもなー」
そう話しながら猫をタオルで拭く。
「そういえば人面魚がいるらしいね。ボクも見てみたいよ。ほら、綺麗になった。もう落ちるんじゃないよ」
すばるが拭き終えると、猫を泉の反対側に放す。
そのまま猫はどこかへ消えてしまった。
猫を見送ると、気を取り直して調査を再開する。
薬瓶を取り出し、泉の水と土を回収。また、メーターで出た数値を記録する。
それらの情報から、すばるは考察を始める。
「まず『温泉に生物が住めるのか』という疑問についてはイエスだ」
「温泉生物……微生物に甲殻類は勿論、魚類だっている」
「だから、ここに人面魚っていうのがいる可能性もゼロじゃないんだ」
「そう、夢物語でなく現実的にね」
くわえたちくわに指をかけ、少し遠くを見つめる。
「温泉自体も謎だね」
「泉自体のグラデーションは光の反射でありえるんだけど、紙にうつすと虹色になるというのがいかにもうさんくさい」
「ご覧の通り、油が浮いてるわけでもないしね」
すばるは紙をとりだすと、試しに泉に浸けてみる。
乾かしてみると、綺麗に虹色のグラデーションに染まっている。
「ふむ、微生物でもいるのか?」
ルーペを取り出して、虹色の紙を観察する。
紙に微生物が付着することで構造色ができているのだろうか。
推測がすばるの脳内をかけめぐる。
しかしこれは結論が出せそうにない。出てくるのは綺麗に染まっているという感想くらいだ。
「確かに綺麗だね。けど、それだけじゃボクには物足りないんだ」
人面魚に会えるかな、などど思いながらしばらく泉の周辺を歩いて回った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月18日
参加申し込みの期限
2017年06月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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