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寝子島高校
新年度のはじまりはじまり。普通科編
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●2年4組の光景
新たなクラスの始まり。
周りは同じクラスになれた喜びや、新たな友人を作るためか、浮足立った雰囲気をいつも以上に感じさせている。
それはまた、
伊藤 佳奈
も同じであった。
(ここが新しいクラスか~)
ちょっぴりの緊張と共に教室へ入れば、目の前に見覚えのあるアホ毛がゆらりと揺れた。
(あ、ののこちゃん!)
野々 ののこ
が、ワクワクとした表情で自分の席を探していた。
(何度か顔を合わせることはあったけれど、しっかり話したことはなかったな……よし、思い切って!)
「ののこちゃん!」
はや? とののこが佳奈の方を振り向けば、見覚えのある佳奈に笑顔を見せた。
佳奈はその青い瞳の目じりを下げ、ののこへと近寄る。
「ののこちゃん、これから一年よろしくね」
「こちらこそ、よろしく!」
ののこから元気いっぱいの声が返ってくる。
「そういえば、ののこちゃん。去年は新入生の誓いで沢山誓っていたけれど、達成できた?」
あの時の誓いかぁ、とののこは感慨深そうな表情を見せた。
「……友達と一緒にお弁当は食べたし、屋上で昼寝もしたし……」
指折り数えるののこ。片手では足りずもう片方の手も使いだす始末。
「両手でも足りないやー」
そんなののこの様子に、佳奈はクスリと笑みを零す。
「たっくさん実行もしたけれど、まだまだ青春し足りないかも、ね!」
「そうだね、まだ高校生活は2年もあるからね。あたしもまだまだ青春するよ♪」
おー! と佳奈が腕を上げれば、ののこも元気よく片手を挙げた。
「ののこちゃんも願いを全部達成できるよう頑張ろう!」
「おー!」
二人の女子が楽しそうにエールを送り合っていると、ガララと教室の扉が開いた。
「あ!」
佳奈は、クラスに入ってきた長身の少女に気付く。
「あら、伊藤さんに野々さん」
キリッとした表情を崩さず、二人に声をかけたのは
桃川 圭花
だった。
「圭花ちゃん、今年も同じクラスなのね。よろしくねぇ」
「よろしくー!」
ののこも楽しそうなと笑顔をみせる。
「こちらこそ、よろしくね」
佳奈とののこに返事を返すと、圭花は自分の席へと向かっていった。
圭花が自分の席に近づけば、これまた見覚えのある人物がいた。
黒髪ボブの髪の両サイドには赤いリボン、童顔にも思える
宮祀 智瑜
である。
智瑜が圭花の視線に気がつき、と目が合えば。智瑜は自然な笑みを見せた。
「圭花さん。よろしくお願いいたします」
こちらこそ、と圭花も笑みを浮かべ、言葉を返し。
顔見知りも、新たな縁も。きっとこれから更に交友関係が広がって行くのだろう、と圭花は感じるのだった。
●2年4組の自己紹介
始業の鐘がなり、暫くしてからガラリと扉が開いた。
教室に入ってきたのは
五十嵐 尚輝
。新たに2年4組の担任となった化学教師だ。
ぬぼーっと教室に入ってきたため、担任教師が現れていることに気付かぬ者も多々いる。
「皆さん、ホームルームを始めます」
ぼそぼそと話す尚輝。皆が教師の存在に気づくのに結構な時間を要したのは言うまでもない。
ちょっと何を言っているのかわからない尚輝のホームルーム、智瑜を始めとして結構な数の生徒は睡魔と戦っていた。
しかし、クラスメイト達の自己紹介が始まれば、幾ばくか意識も持ち直す。
「それじゃあ、次は
伊藤 佳奈
さん」
尚輝の声に、はい! と佳奈は立ち上がった。
胸がドキドキ高鳴っているのが自分でもわかる、が。
(この一年で、だいぶあがり症も治ってきたし……大丈夫!)
顔を上げ、大きく口を開き。佳奈は精一杯の笑顔を見せる。
「伊藤佳奈です。得意な科目は体育、苦手な科目は英語です。好きな食べ物はハンバーグ。嫌いな食べ物はなすびです」
あらかじめ言おうと考えていた言葉を紡いでいく。
(よし、スラスラ言えてる!)
今年は噛むことなく、イメージ通りだ。
「部活は剣道部所属です。特技は家伝の一刀流」
スッと息を吸い。
「うちは剣道の道場を開いています。大人から子供まで現在絶賛生徒募集中です。皆様の入門、心よりお待ち申し上げております!」
キリリ、と一礼し着席する佳奈。
(……しまった~! これじゃ道場紹介だよ~!)
部活紹介どころか、剣道道場の生徒募集がメインに思えなくもない、と着席した瞬間にアワワと表情を変える佳奈。
旧市街で代々受け継がれている剣道道場。現在は佳奈の祖父が道場主を務めている。
寝子島で剣道を志す者にとっては有名な道場で、それと同時に佳奈の剣道の腕前を知る者は少なくない。……が、佳奈としてはそんな道場の勧誘をしようと思っていたわけでは全くなく。
自分の顔が真っ赤に熱を帯びて行くのも分かる程で、佳奈は恥ずかしさに頭を抱えた。
剣道の試合同様、少し緊張しぃの佳奈。だが、良いアピールにクラスメイトから拍手が返ってくるのだった。
こうして、クラスメイトの自己紹介もつつがなく終わり。
「さー始業式も終わったし、さっさと帰りましょうか……」
うぅん、と伸びをする圭花に声がかかった。
「あれ? 圭花ちゃん。これから皆でピクニックよ?」
佳奈が首を傾げれば、圭花も佳奈と同じ方向に首を傾げ。
「……午後、ある?」
「あるよー!」
ピクニック、楽しみだったんだー、とののこが明るい声を出せば。
「何それ、まっっっっったく聞いてないんだけど。……しかもピクニックって。マジなの?」
圭花が眼鏡を指でクイ、と押し上げながら周りの反応を伺う。
「本当ですよ。お昼ご飯持参で……」
智瑜は配られていたプリントをそっと圭花に手渡した。
――始業式後のピクニック。
――お昼ご飯の用意なく、空腹で力尽きる圭花さん。
――そこに、冬眠から目覚めたクマさんこんにちは。
――新しい教室に、早速置かれる花瓶と綺麗なお花……
(……って、全然面白くないでしょ)
一瞬で脳内に広がる妄想世界に圭花は頭をブンブンと振った。
(困ったわね……)
思案する圭花。
(あった、これよ……!)
圭花が己の鞄に視線を送ると……この状況を打破するアイテムを見つけたのだった。
(これが私の切り札よ……!)
ふふ、と一人笑う圭花に、おろおろとした表情を見せる智瑜達だった。
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担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
51人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月23日
参加申し込みの期限
2017年06月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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