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夢でトキメキましょう
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●あなたの面影を求めて
気付いたら見知らぬパーティーの中にいた。
広いダンスホールでの華やかなパーティー。故郷の英国だろうか。
シャロン・ナイトプレッジ
は辺りを見回した。けれども家族の姿は見当たらない。
騒がしいくらいの周囲の喧噪。見知らぬ客達が浮かべる笑顔は無機質だ。シャロンは心細さに少し着飾った程度のワンピースの裾をぎゅっと握り締めた。
(怖い……)
シャンデリアの目映い光が、客のガラス玉のような目だけを光らせる。人形の国に迷い込んだかのような恐ろしさに、シャロンは1人逃げ出した。
シャロンは中庭に走り出ると、誰もいないベンチに腰を下ろす。途端に冷たい夜風が通り過ぎ、シャロンは剥き出しの細い腕をそっとさすった。
お父様達はどこにいったのだろう。あれは何のパーティーだろう。でも分かる事が1つある。シャロンは唇を噛み締め俯いた。自分は今、ひとりぼっちだ。
その時、声がした。
「どうしたの、シャル?」
顔を上げれば、目の前にちょっと背の高い男の子が立っていた。少し彫りの深い顔立ちに、黒い髪。
「―――?」
シャロンは呆然と彼の名前を呼んだ。
彼の面影を忘れたことなんかない。あの笑顔はいつも私の心を照らしてくれていた。
幼い頃、英国で偶然に出会った彼に恋をした。自分のために弾いてくれた拙いギターと心地良い歌声、無邪気な笑顔。私に、音楽の力を、素晴らしさを教えてくれた。
まさか、日本でアイドルになっているとは思わなかった。知ってる? あなたと同じ道を歩むべく、私は日本に来たの。音楽の力を信じて。今はなんとか、
nth prizm
に所属するまでに至った。
それでも、画面越しに見るあなたの笑顔はとても遠い。あの頃は、私と一緒に笑い合ったのに。
私は薄茶色だった長い髪をばっさり切り、ペパーミントグリーンに染めた。これは、恋だけで音楽の道を選んだのではない、私の決意。芸名も、シェリー。あなたはもう私に会っても気付かない、そう思ったのに。
「どうして、私を見つけてくれたの……?」
涙を堪え、シャロンは小さく呟いた。
本当は、見つけて欲しかったの。昔庭の茂みで泣いてた私を見つけてくれたあの日のように。
陽光輝く浅瀬のような爽やかなあなた。あの頃と変わらぬ笑顔を、私に向けて欲しい。
会いたかった。会いたくて会いたくて堪らなかった。
シャロンは震える唇をぐっと結んだ。そうでもしないと、想いが溢れ出てしまう。
けれども、駄目だった。彼が笑顔で手を広げてくれた瞬間、シャロンはその腕の中に飛び込んだ。
頬に伝う涙を拭いもせずに、シャロンは彼の胸に顔を埋めた。
愛しくて遠いあなた。
今だけ。今だけあなたの温もりを感じさせて。
明日からはまた画面越しのあなたの歌声で我慢するから―――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月03日
参加申し込みの期限
2017年06月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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