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○レモンパーティ
「部屋替えの季節かー」
灰色の髪をウルフカットにした
六月一日宮 檸檬
がつぶやいた。
(ホズミヤとも新年度にはお別れだな……初めて会ってからなんだかんだあったケド、コイツが同室でよかったよな。慣れねぇ寮生活も苦になんなかったし)
ミルクティブラウンの髪、クラウドマッシュウルフの髪型の
楢木 春彦
は思う。
「楢木とは途中から同室になったんだか? なつかしー。最初は仲良く出来るか不安だったけどそんな心配皆無だったぜ」
檸檬の言葉に、春彦も言う。
「言い合いだなんだ良くしたケド楽しかったな。冷蔵庫の中レモンだらけにしやがるから、仕返しに林檎詰めてやったりもしたっけ」
檸檬の好物は、レモンのはちみつ漬けだ。
春彦はその冷蔵庫いっぱいのレモンをこっそり取り出し、代わりに林檎を入れておいたのだ。
「今度は冷蔵庫の中をレモンまみれにしても怒らねー奴と一緒がいーけど」
つーん、とそっぽを向く檸檬。
負けず嫌い同士の二人はぶつかることも多かったが、仲直りも早かった。
明るい気分屋の春彦を、お人良しの檸檬がなんとなく許す流れが多かったろうか。
「……でも息合うしノリいいし。お前で良かったとは、思ってるから!」
そう言ってからちょっと恥ずかしくなって、檸檬は続けた。
「同室最後だしプチパーティーでもやるか?」
「おう、そーだな。シンミリすんのは性にあわねぇし。ココは2人でパーティでもして楽しもうぜ!」
そんなわけで各自買い物を済ませて。
お菓子やレモンのはちみつ漬け、ジュースを持ち寄るだけの男子高校生らしいパーティーが始まった。
「って、オマエまたレモンかよ………最初ん時もレモン出してきたけど最後までブレねぇな」
レモンのはちみつ漬けを見た春彦が呆れる。
「そういや最初出会った時も用意してたな」
「次のヤツにも繰り返して嫌がられんなよ?」
「しょーがねーだろ、好きなんだから」
「ま、今日くらいはレモン尽くしにも付き合うけどよ」
そういいながらレモン味の菓子を取り出す春彦。
「これだけじゃないぞ。レモンスナックにレモンジュースも用意したんだぜ」
「おー、楢木もレモンの良さがわかってきたか♪」
「ちげーよ、別にオマエの影響じゃねーし。まあいいや、乾杯だ!」
レモンジュースで乾杯すると、檸檬はトランプを取り出した。
「罰ゲーム有りでいくか。勝ったら楢木の恥ずかしい秘密1個喋ってもらうから!」
「誰がンなコト話すかよ! ホズミヤこそヘタレモン卒業出来てんのか? じっくり聞かせてもらおうじゃねぇの」
罰ゲームあり、と聞いて俄然燃えだした春彦が目を輝かせる。
恥ずかしい秘密をかけた、白熱のババ抜きが始まった。
接戦の末。
檸檬の手に残ったのは、ジョーカーだった。
「やりぃ! 聞かせてもらうぜ♪」
がっくりする檸檬に、ニヤニヤしながらにじり寄る春彦。
すでに檸檬の顔は赤くなっていた。
「……」
「聞こえねえよ」
「ちゅーぐらいは、した……」
小声でつぶやき、真っ赤になる檸檬。
「おー、ヘタレモン卒業か? やったじゃん♪ どんな感じだった?」
「あー、それより将来のことなんだけどさ。俺、大学行くか行かないか迷ってんだよな」
「話そらすなよー、まあ、将来も大事だけど……将来、どーなんだろうな」
「ふつーに働いてもいい気はするし。親も俺の人生を歩めばいいって感じだし。でもサッカーは続けてーな」
サッカー部所属の檸檬、部活内では冷静な頭脳派であるらしい。
「楢木は何するか決めてる? モトクロス頑張ってみたりしねーの? 」
「俺の頭で大学つってもなぁ……ケドモトクロスで食ってけるかっつーと、ンな腕でもねぇし……やれるトコまではやってみてぇケドどーなるかまだわかんねぇな」
子供の頃キッズのモトクロスを始めてバイクにハマった春彦だが、それで食べていけるような甘いものでもないだろうと思う。
「ふーん……俺は応援してっから」
最初の相槌は気のない風にも聞こえたが、檸檬の言葉には熱がこもっていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
29人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月01日
参加申し込みの期限
2017年06月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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