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桜花寮フルーツバスケット!
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○引越し手伝いと食べたいもの
三年生が卒業した後、けっこうな数の一人部屋が空いた。
「部屋替えで一人部屋にお引越しできるの?」
それならコレを機にお引越しすることにしよう、と考えた
高梨 彩葉
がさっそく申し込んでいると、携帯が鳴った。
「兄貴だ」
同じ桜花寮に住む兄の
高梨 煉
からのメールだった。
『一人部屋に移動できるって聞いたから、俺も一人部屋に移動する』
考えることは同じだったようだ。
(拓郎に兄貴への手伝いをお願いしてみよー)
メールを打ち、ちょっと考えて付け加える。
「あと食べたい料理も書いておいて」
「彩葉さん、一人部屋に移ることになったのか……!」
彩葉からメールを受け取った
志波 拓郎
は考える。
(彩葉さんと、先輩……一人部屋、かぁ……自分は、今の人と一緒がいいけどどうなるかな……)
メールの続きを読んだ拓郎は声をあげた。
「って、煉先輩のお手伝いか、もちろん喜んで」
そして思う。
(彩葉さんの手伝いはなくて大丈夫かな……あ、女子寮だから男はだめなのか)
できることなら手伝いたいのだが。
『食べたい料理を書いて』との文に、ちょっと考える。
「食べたいもの……肉……チキンステーキだな(ジュルリ」
お礼なんかいらないけど、煉先輩は料理が得意だ。
煉先輩の作るステーキならさぞ美味しいだろう。
湧いてきたよだれを飲み込みながら返事を返す。
「お、拓郎が手伝いをしてくれるのか」
彩葉から返ってきたメールを見ながら煉はつぶやいた。
『拓郎はチキンステーキが食べたいって。私も食べたい☆』
彩葉の返事に笑みがこぼれる。
「チキンステーキが食べたいのか。よし、明日のために今から用意しておこう」
料理人の母親と元パティシエの父親の血か、誰かのために工夫を凝らして料理をすることが苦にならない煉である。
引越し当日。
「手伝いに来てくれてありがとな」
「いえいえ、これくらいならいつでも呼んでください」
人のよさそうな笑顔で迎える煉に、拓郎は答える。
「正直料理の本を運ぶの大変だから誰かに手伝いをお願いしようかと思ってたんだ。よろしくな。部屋はここだ」
煉の示す寮の配置図を確認し、室内を見れば確かにダンボールがたくさんあった。
持ってみるとずっしりと重い。
「任せてください」
(本が多いと重さも結構あるけど、これくらいなら大丈夫かな……)
段ボールを決められた部屋にどんどん運んでいく。
一方煉のほうは苦戦していた。
ずっしり重いダンボールは油断すると腰に来そうだ。
大事な料理の本もこういうときは恨めしい。
気をつけてゆっくり動こうとすれば、腕にかかる負担が半端なく。
(引越し作業が大変なのは知ってたけど、ここまでとは思ってなかった……)
自分一人なら途中でへばっていたろう。
(拓郎はひょいひょいと運んでいくからすげぇよな)
「さすがは陸上部だな」
息を整えながら煉が言う。
「鍛えてますから……」
拓郎の眠そうな目に、照れが浮かんだ。
荷物を運び終わり、煉が言う。
「おつかれさん、助かった。さて、それじゃ本の整理をするか」
そして奥へ行ってダンボールを開け始めた。
(荷解きからの整理かな? 余り手伝えることはなさそうかな?せめて段ボール開けるくらいはてつだ……)
とりあえず近くのダンボールを開いた拓郎だったが。
そのまま顔を赤くして硬直してしまった。
「おーい、拓郎。そっちは終わったか?」
すでにダンボールの中の本を棚に並べたらしい煉が顔を出した。
拓郎の手にある本に気づきニヤニヤする。
(ああ、俺のエロ本を見つけたか)
真面目な拓郎をついからかいたくなってしまう。
「なんだ? 好みの子を見つけて硬直してるのか?」
つい雑誌を手にとって開いてしまっていた拓郎が、慌てて閉じた。
「いえ、自分は……ナニモ、ミテイマセンエエ」
「そうか? 熱心に見入ってたようだが気のせいだったのかな?」
拓郎の顔がますます赤くなった。
「年頃なんでその、ええ……唐突で驚いたとかそんな……」
「俺だって一応そういうことには興味があるぞ。拓郎はないのか?」
ニヤニヤと突っ込んでくる煉に、拓郎はついに音を上げた。
「いや、興味はあります、けど……そ、そろそろ勘弁してください……!!」
涙目になる拓郎に対し、煉は満足そうな笑みを向けるのだった。
「そうだな、整理を続けよう」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
29人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月01日
参加申し込みの期限
2017年06月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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