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粘土にぶつける俺たちのパッション!
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【皆で何作ろう?】
「円さんは何を作るか決めましたか?」
北条 冬華
は、同じ作業台を囲んでいる
桜庭 円
に訊ねた。
「決めたよー! にゃーくんの置物を作るんだ」
にゃーくんというのは、円の飼い猫だ。
「本土のおとーさんとおかーさんに、新しく増えた家族ですって言って、写真と一緒に送ろうかなーって」
「なるほど。素敵ですね」
「喜んでくれるかなー?」
「もちろんですよ」
「冬華ちゃんは?」
「私は湯飲みを作るつもりなんです」
「北条は湯飲みか。渋いな」
粘土を取り出して、
御剣 刀
がうなずいた。
「まあ、俺も食器だな。毎日使える物だからな」
「うーん……、私は何をつくろうかしら」
円の隣で、
ブリジット・アーチャー
はまだ考えがまとまってはいないようだ。
「どうせ作るんなら、ちょっと変わったものにしたいし。どうしましょう。海は決まった?」
小山内 海
は首を横に振りながら、スケッチブックにこう記した。
『かわいいものか、つかえるもの かんがえちゅう』
「そうよね、迷うところだわ」
ぱっと明るい顔をして、海がおもてを上げた。
『きめた。かわいくて つかえるものにする』
「あら、なぁに?」
『かわいい かびん』
「花瓶? いいわね。んー、花瓶に猫に食器……。よし、決めたわ。私は魚にしましょう」
「魚?」
刀が怪訝な眼差しをブリジットに向けた。
「そうよ、魚。個性的じゃない?」
『いいとおもう』
「でしょう?」
皆がおおまかな方向性を定めたところで、冬華が制服のベストを脱いだ。
「……あら?」
粘土いじりをしていて汚れたら困ると、気を回しての行いだったが、冬華のブラウス姿は、一部の男子生徒にとっては目の毒だ。
「気のせいでしょうか? 視線を感じたような気がするのですが」
もちろん気のせいなどではない。
目を爛々と輝かせ、鼻息荒く、食いつくように凝視している人物がそこにいた。
「うおぉぉぉっ!」
冬華の胸元の盛り上がる曲線を見て、
横嶋 下心
はガッツポーズをとった。
正直なところ、直前まで女子に囲まれている刀に対して複雑な思いを抱いていた下心だったが、羨ましいとか場所代われとかハーレム野郎とか、そんな雑念はもう吹っ飛んだ。
視線の先には成熟した魅惑のボディライン!
「解き放て! 俺の妄想パワー!」
下心の目がカッと開く。
日々たくわえられていく、思春期全開な情熱を侮ってはいけない。
下心の頭の中で、スリーサイズはもちろんのこと、ブラウスの下の下着のデザインや、白くなめらかな素肌、体温や肌触りまでが、めまぐるしく展開していく。
「これは……っ! ぜひとも実際に触れて確かめてみないといけないねっ!」
俄然盛り上がりを見せた下心は、両手をもぞもぞさせながら冬華ににじり寄った。
「ふおぉ、お嬢さん! その立派な乳と尻と太腿を揉ま……せ…………!?」
「何か言った?」
冬華を背中にかばうようにして、円が立ちふさがった。
一部のリビドーをたぎらせた人々の間で、くるみの破壊者として恐れられている彼女だ。
下心の顔も一気に青ざめる。
「く、くるみクラッシャー!」
「くるみ、割るよ? 一歩でも近づいたら 同意した、と 見做す、よ いいね?」
「わわっ、待て、落ち着け、話せばわかる!」
「いい? 割る、よ?」
「わああああ……っ、良くない! 退散っ!」
股間を直撃した過去の痛みを思い出し、下心はダッシュで逃げた。
「ふう」
一仕事終えた円は、額をぬぐう。
『どうか した? だいじょうぶ?』
騒動を気にかけた海が、冬華に近寄ろうとしてつまづいた。
「あっ、小山内さん!」
とっさに抱きとめた冬華の胸元に、海は顔から突っ込んだ。
現状を把握できずにいた海が、まばたきしながら顔を覆うやわらかな物体を両手で探って確かめた。
(……なんだろう? 大きくて、柔らかくて、ふかふかしてる)
指を沈め、手のひらを押しつけると、形を変える。そんな温かいものに包まれている。
「どこかぶつけたりしませんでしたか?」
揉んでいる内側から声が伝わり、海ははっと気づいて体を離した。
(わっ、ごめん!)
慌ててスケッチブックに手を伸ばす。
『ごめんなさい! あと、ありがとう』
「怪我がなかったのなら、よかったです」
少しぽーっとした顔をして、海は冬華の胸元を見つめた。
(わぁ、……おっきかったなぁ)
その様子を黙って見ていた刀に、ブリジットが耳打ちをした。
「冬華って結構胸あるわよね。海は、……円よりありそうだけど。ねえ、どっちが好みなの?」
「って、おい」
瞳を揺らす刀に、ブリジットが笑顔を向ける。
「こだわりの大きさとかあるんでしょう? それとも触り心地による、とかかしら?」
「俺が胸だけで女の子を見ているような言いぐさはやめてくれ」
警戒したように円を盗み見て、刀は声をひそめた。
「とばっちりがこっちに来るだろ!」
「やましい気持ちがあるから慌てるんじゃないの?」
「いや、本当に、ないから。ないからな」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月12日
参加申し込みの期限
2013年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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