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ソング・オブ・ケイオス! ―天使と悪魔に挑める世界―
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序:街にて
(後で約束しているし、新しいエリアのクエストってないかなー)
そう言いながら、
桜庭 円
はクエストの張り出されたボードを見ていた。今の彼女は嘗てのレイドで使用した金属性の魔導士で、その髪には戦利品である『機械の蝶』がつけられている。
目的の物はすぐに見つかった。新エリア『煉獄の檻』は火山帯と聞く。そこのクエストは『火山帯の薬草を探せ』など難易度の低い物から『レッドクレイゴーレム討伐』など高難易度のものまでそろっている。それとは別にこんな物があった。
『クエスト(難易度不明):聞こえてくる謎の歌を追え』
人数:無制限 ※他クエストと並行可能
(あからさまにあやしいね)
円がそう思っていると、傍らにのんびりとした雰囲気の少女が立つ。出で立ち的に弓をメインウェポンとする軽戦士だろうか? 円はどこか見覚えの或る少女に「ん?」と顔を上げた。
「やっぱりクエこなしながらのほうがよさそうだよねぇ」
なんて呟く彼女に円は「やっほー」と手を上げる。と、彼女も円に気づいて僅かに笑う。
黒兎 都
はいつの間にか円と一緒に居た事にちょっとだけきょとん、としつつも頷いた。
レイドでもないのにゲームの中に入る事ができた事に対して特に驚かなかった都は「新MAPのクエでも斡旋してもらおう」とギルドへやって来た。そのほうが、情報も集まり、色々見えてくると踏んだからである。
ランダム職でないため、メインとしている弓手のまま。都のお気に入りなのか、アバターなど凝っていたのである。
(これがそのままなのはありがたいな)
と思いながらギルドの受付嬢、ミワワに話をしたところ提示された掲示板をみていたのである。
「あとから友達と約束しているから、火山用のクエを探しに来たんだ♪ 都ちゃんは?」
「うちもちょっと気になって新MAPのクエを探していたトコ。よかったら途中まででも一緒にいいかな?」
「うん。一緒にいこう!」
円と都は楽しげに頷きあうと簡単そうな物と難しそうな物、そして『聞こえてくる謎の歌声を追え』のものを持っていった。するとミワワは嬉しそうに口元を綻ばせる。
「二人とも、ありがとう。こっちのは、結構難航しているみたいだから嬉しいわ」
普段ならば「こちらでよろしいですか?」と事務的なメッセージが出るだけなのだが、人間のような反応をする。それに不思議な感覚を覚えながら手続きをする円。その合間に彼女はミワワに問いかける。
「ねぇ、ミワワちゃん。なんか面白そうな噂ってない? その不思議な歌声に関してとか」
都もそれとなく首を傾げ仕草で問うと、ミワワは眼鏡を正して「あるわ」と頷いた。
「これは先に調査した人たちから聞いた噂なんだけど、なんだか地下から聞こえるっぽいのよね。その割りにはっきり聞こえるから精霊じゃないかって」
精霊、という言葉に円と都はきょとん、とする。このゲームの売りは天使や悪魔と戦える事である。精霊がいる、とは聞いた事が無い。
「精霊は人間の力を試したがる天使や悪魔と違い、人間と戦う事は稀よ。この世界の人間を保護している立場だし。仮に精霊が呼びかけるために歌っているならば、なにかあったんじゃないかしら」
ミワワがどこか不安げにいう。円は何気なくメモしつつもう1つ質問してみる事にした。それは『ステータス異常:捕虜』についてだ。だが、こちらに対してミワワは「え?」ときょとんとした様子だった。むしろ「なにそれ? おしえて?」という具合である。
「ミワワは知らなかったみたいだね」
都がふむ、と唸り、円は逆に何か噂を提供してみよう、と思うのだった。
(この質問も、ちょいと答えてもらえるか解らないな……)
張り紙をみるふりをしつつ様子を伺っていた
御剣 刀
は、円たちの会話を聞きながらため息を吐いた。
軽戦士となった彼は過去のレイドで得た天界の花のブーケや秘め事のローブを纏い、守護者の勲章をつけていた。今、彼は丁度秘め事のローブを使い透明になっていたのだ。
彼女達の会話する様子を見「ゲームのノリで向こうが勝手に話したり提案してくれると思ってた! どう切り出そう……」と内心で頭を抱えたりもしたが、当たって砕けてみるしかない。
それに、と刀は考察をめぐらせる。
――そもそも期間限定のレイドボスって、何だ?
実は、円も同じような疑問を持っていた。
これに関しては冒険者ギルドで発令されるものではなく、特定の場所に行けば参加できる物、という事がギルドの張り紙で知る事ができた。だが、根本的に何か違和感を覚えるのだ。
(ともかく、聞いてみよう)
頃合いを見計らい、秘め事のローブの能力を止める。そして、円と都がクエストに向かったのと入れ替わりにカウンターへ。
「最近デカいモンスターが出たって話はあるかな? 挑んだ冒険者達が捕虜になっているとかそういう危険なヤツ。その討伐とか、救出依頼があれば詳しく知りたいんだけどな」
「うーん、大きいモンスターだったら高難易度のレッドクレイゴーレム討伐とか、ドラゴン捕獲とかかしら? でも捕虜になったとかは聞かないわね……」
「そうか、ありがと」
少し肩を落とす刀だったが、その時、ミワワが「忘れてた」と声を上げた。何を忘れていたんだろう、と首をかしげる刀に、ミワワはいくつかの瓶を押し付ける。
「さっきの2人に、耐熱ポーション渡すの忘れていたの!! 火山帯の奥に行くときは必ず飲んでもらう事になっているのよ!! おねがいっ! 代わりに貴方の分も上げるから!!」
刀は苦笑しつつもわかった、と言い、都と円を追いかけたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
ゲーム
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月06日
参加申し込みの期限
2017年06月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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