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ソング・オブ・ケイオス! ―天使と悪魔に挑める世界―
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この時、亮は思った。
「あ、これフラグ立てたのかな、と」
その後、噂について聞こうとしたのだが、蘇生された冒険者が召還された。その為詳しい事を聞くことは出来なかったのだが、亮は誰かが呟いたのをたしかに聞いたのだ。
――『あの噂は全て本当だ』、と。
* * *
――酒場『熊の一撃』
(これ、おいしい~♪)
1人の拳闘士らしき乙女が、美味しそうに肉の串焼きを食べていた。
羽生 碧南
である。彼女は適当に食事を取りながら、周囲の会話に耳を傾けていたのである。噂について、誰が話題にしているのか。そこでどんな事が語られているか。そういうことを詳しく観察していたのである。
そうしながら、碧南は考察する。
(レイドボスと戦って敗北したらキャラクターが動かせなくなるとか、キャラステータスに『捕虜』がある、というけど……運営でも把握していないバグなんじゃないかしら? けど、運営も情報を求めているらしいのよね)
この酒場には運営側が動かしているキャラクター……いわゆる『ノンプレイヤーズキャラクター(以下NPCと表記)がいるらしく、それとなく聞こえていた。
「私もそのあたり、詳しく知りたいのよね。ほら、レイドに参加したいし」
碧南がさりげなく自然に入り込む。彼女は噂していたのが聞こえちゃって、と苦笑しながらそれとなく見渡せば、カウンターから酒場の親方であるクマキチが顔を覗かせ、何人かのキャラクターが食事をしていた。誰がNPCか、クマキチ以外はわからない。
「私が知っている限りでは、そんな人はいなかったけど。私も『ユヅキール戦』に参加して負けてはいるけどこうして遊んでいるわ」
プレイヤーの1人がそういうと、数人が頷く。だが、治癒士らしき青年が、少し考えながら口を開いた。
「全ての敗北経験者が囚われているわけじゃないのでは? 私はいまサブキャラクターで遊んでいるけれど、メインのキャラが『ミサラトテップ戦』の途中で戦闘不能になり、その回は敗北したんだ。そしたら……強制ログアウトだ」
「報告にあったとおりですね」
その言葉に学者風の出で立ち達をした男性が口を開く。よく見ると『運営NPC』という名札をつけていた。彼は「これはあまり話さないでほしいが」と前置きした上でこんな事を言っていた。
期間限定レイド戦に参加し、その最中で戦闘不能になった幾人かが、敗北後に強制ログアウトになった、と会社にも報告があった。
しかし、データを調べてみても異常が無く、システム自体が攻撃された形跡も無い。そのキャラクターのステータスを変更しようとしたが、なぜか出来なかった。
近頃は期間限定レイドがないな、となんとなく思っていた碧南だったが、運営側が色々調べているからである、と知り、納得がいった。だが、プレイヤー離れを回避するべく4月になり次第期間限定レイドを再開する予定、らしい。
(……一応噂は本当みたいだけど、運営側も苦労しているのね)
碧南が内心でため息を吐いていると、ぼそり、とクマキチが何か言った気がした。よくみると、彼の表情が僅かに暗い気がする。
「どうしましたか?」
何気なく碧南が問いかけると、クマキチは彼女に挨拶しつつ、ため息を吐いた。
「いや、妙に活気が減った気がしてな。頻繁に来ていたやつが最近来ない気がするんだよ。少し、寂しい気がしてな」
自然な感じでNPCと話せた事に内心驚いていると、クマキチは彼女に「おまけな」と言って焼きとうもろこしを渡しつつ、
「極天使か、魔公爵か。人類を試す彼らも何かあるのかもしれないな」
と呟いた。
碧南が情報収集に勤しんでいる傍ら、
水守 流
は『煉獄の檻』でのクエストを共に受ける仲間を探していた。
「こちら軽戦士つーか、忍び1名! 新エリア探索同行者募集中!」
新エリア『煉獄の檻』にてのマッピングと敵レベル調査がしたい、と思っていてのだが、他の者は既にパーティーを組んでいる者が多く、流の言葉に対して皆「ごめんねー」など申し訳なさそうに断る。
(んー、場所が悪かったかな)
なんて思いながら、最悪の場合は現地で適当にパーティを探すかな、と頭をかく。そうしながらも新エリアへ行った人を探し情報収集も忘れない。
新エリアに行った人はそこそこいるようで、『出現するモンスターのレベルの幅が広い』事や『炎系や岩系のモンスターが多い』事、『たまにレアなポーションを落とすやつがいる』などだった。
「そうそう、バットステータスの『火傷』の威力が上がっているから注意して! あたし、重戦士なんだけどさー、それの所為でHPがマジやばい事になったんだから」
ギャルっぽい鎧姿の少女の言葉に、流は「げっ!?」と思わず声を上げる。そしてすぐさま対『火傷』ポーションがあるか荷物を探るのだった。
結局パーティメンバーは見つからなかった。彼は近くを通りがかった碧南に声をかける。
「なぁ、『煉獄の檻』に行かねぇかい?」
「ごめんっ! 私は『白の渓谷』に行ってみようと思って」
彼女が目的を話すと、流は1つ頷く。そして駆け出す彼女に「がんばれよ」と声をかけるのだった。
「俺も弁当を買って、『煉獄の檻』に行くとするかな」
流は顔をぱんぱん、と叩いて気合を入れるとカウンターへ行くのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
ゲーム
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月06日
参加申し込みの期限
2017年06月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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