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ソング・オブ・ケイオス! ―天使と悪魔に挑める世界―
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* * *
(ふぅ、間に合ってよかった)
都と円にミワワからの頼まれ物を渡した刀は、そのまま宵闇の市場へとやって来た。嘗てレイドがあった場所だが、今では様々なアイテムやポーションが手に入るにぎやかな市場である。彼は『栄光の広場』と書かれた辺りを見渡し、その中で一番大きい店に入った。看板を見るとポーションがメインのお店らしい。
「あら、いらっしゃい」
アンニュイな雰囲気を纏った美人、アズシアがカウンターに頬杖をつきながら何かあおっていた。ぱっ、とみた感じではポーションのようだ。
「……それは?」
「これ? 『ステータス異常:酩酊』解除特化ポーションよ。最新作なの」
あなたもどう? と言われ刀は苦笑するも考えながら辺りを見渡した。そして先ほどミワワから貰った物と同じポーションの他、HP回復のもの、ステータス異常回復のものなどを見繕ってカウンターに置く。そして彼女が言った『酩酊』解除の物もお試しとして買う事にした。
「あら、結構買い込むのね」
「もしかしたら、今度大掛かりな討伐依頼を受けるかもしれなくてさ。事前準備しておきたいんだ。ほら、BS系でやられるのは勘弁願いたいじゃないか」
刀がそういいながら他にも使えそうな物はないか見、さりげなく「モンスターにやられた後、捕虜になるって噂を聞いたし」と呟いた。アズシアはその言葉に対し、僅かに目を細める。
「その噂、たまに聞くわ。時折天界や魔界から人間を試すために極天使や魔侯爵がくるじゃない。それに挑んで敗れた人が姿を消したって噂と共に」
アズシアの言葉に刀は僅かに息を飲む。彼女はどこか艶めいた眼差しでポーションの空瓶を弄びながら口元を綻ばせた。
「噂では、当の本人? その試練を与えに来た彼らも何故そんな風になったか知らないみたいよ?」
「はぁ?」
刀は、その言葉に怪訝そうな声を上げた。
一方その頃。
(レベリングは、イベントをこなせる程度には上げておきたいな)
花菱 真紀
はそんな事を呟きながらモンスターと戦闘していた。ジョブは軽戦士で、盗賊のような出で立ちをした彼は、ナイフを手に次から次にくるモンスターへとスキルを放つ。 アイテムをドロップすることもあるが、それよりレベリングを優先した。そのお陰で思いのほか経験値を得る事ができた。
「ふぅ、こんなものかな」
汗を拭い、真紀は辺りを見渡す。周りにはモンスターが転じたアイテムや銀貨が散らばっている。それを適当に手にすると、彼はプレイヤーが集まる城壁都市へと戻るのだった。
最初に向かったのは、宵闇の市場だった。やはり真紀も例の噂が気になっているようだ。
(一種のネットロアだよな。そういうのを実際に耳にするのは、すげぇ興味深いね)
人が集まるし、噂を聞く母数として丁度いいのでは、と真紀はそこを選んだのだ。彼はいろんな人に声をかけ、それとなく噂について聞いてみた。厄介な事になりそうだな、とおもった時はろっこん『誰そ彼』(相手の目を見つめ『誰そ彼』と呟く事で、別れた相手は発動者を曖昧にしか思い出せなくなる)を使う事も考慮して。
だが、彼がその時に得た噂は、既に聞いた物が殆どだった。
(そんな甘い話があるわけないか……)
内心がっかりした気持ちで買い物でもしようか、と思った時。1人の少年が彼に近づいてきた。
「何?」
真紀が問いかけると、少年は小声でぽつり、と言った。
「アレは噂なんかじゃない。ホントだ。……現に、僕のサブアカウントのキャラが『ステータス:捕虜』になっている」
真紀は僅かに息を飲む。少年は小さく頷くと、何かを渡して真紀から離れた。
(……じゃあ、一体誰が何のために?)
少年の言葉が本当だとしたら……、と考察しようとした真紀を、別の青年が呼び止める。刀である。
「お前、さっきから噂を聞きまわってたヤツだろ? よかったらそっちの成果を聞かせてはくれないか?」
自分も話せる事があるよ、と目で語る刀。真紀は小さく「あぁ」と頷いた。
* * *
――寺院。
短槍を持ったローブ姿の少年が、寺院に入っていく。そのローブがレアアイテムである地竜のローブだと知るや否や、幾人かの冒険者が羨望の眼差しを向けた。
それをこそばく思いながらも平静を装い、
新田 亮
は小さくため息を吐いた。
彼もまた新MAPである『煉獄の檻』に向かうつもりだった。その前に寺院の責任者であるクーヤンに幾つか聞いておこうと思ったことがあるのだ。
「こんにちは。今日は……解呪などではなさそうですね」
クーヤンは亮の様子から、少々表情を引き締めてそう言った。
「俺は『煉獄の檻』に行こうと思っている。そこで、そこに出現するモンスターについて知りたいと思ってここに来たんだ」
「なるほど。そうでしたか」
クーヤンは穏やかにそういうと、ドコからともなく取り出した分厚い本をめくり、亮を呼んだ。そして「他のエリアでも出る物は省かせていただきますね」と前置きした上で幾つかのモンスターについて説明する。
(全体的に、炎を扱うヤツや岩系が多いな)
亮がそんな感想を内心でもらしていると、クーヤンが少し表情を曇らせる。
「実はですね。あの辺りには嘗て阿修羅王と呼ばれていた精霊がいたのです。美しい奥方と娘と共に」
亮はその言葉に「ん?」と首をかしげた。クーヤンは言葉を続ける。
「ですが、阿修羅王死した後、とある天使か悪魔かがその一人娘を浚ったと言い伝えられております」
「浚われた一人娘、か」
亮は思わず呟き、クーヤンは静かに頷いた。
「あの一帯の火山が激しく噴火するのも、その囚われた姫の怒りが原因ではないか、と言われています」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
ゲーム
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月06日
参加申し込みの期限
2017年06月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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