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\ オーバータイム!/
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不思議な街のトラブル訪問
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「高いところ」
八神 修
はミルクをかごに乗せて町中を駆けまわっていた。
人がいれば聞き込み、携帯デジカメの光学ズームで遠方も上方も確認しながら。
あたりをつけた場所は全て回った。あとはどこがある?
と、スマホが鳴る。
「もしもし」
『やぁ。私だ。一つ、忠告というか助言なのだけれど。猫は昼間は動く。ただ夜になったら行く場所は一つだ』
その助言通りなら。
先ほど修が見てきた場所。
大観覧車。
日が沈むのを待って、修はデジカメを観覧車へ向ける。
いた。
キラキラ光る、まーるい動く機械の元へ。
大観覧車に腰掛けるようにして、ぷらぷらと足をぶらつかせていた。
大観覧車は何故か動いていない。
猫の力が関係しているのか。何故。
修は大観覧車の足元まで近づき、猫、美夜に聞えるようにして声を張り上げた。
「美夜! 帰ろう!」
ちらりと視線がこちらに向く気配を感じる。
「店主さんが心配してるよ!」
そこでやっと、美夜は観覧車の上から飛び降りた。ふわりと浮かぶように地面に降り立つ。
黒い着物を着た、黒髪長髪の、真っ黒な瞳の、和人形のような可憐な少女だった。
「いやよ、かえらない」
「帰れなくなったのかい?」
「ううん。帰らなかったの。だってここ、すごく楽しい」
「遊びに行きたかったんだね」
ふいと、美夜の視線が外れる。図星だったようだ。
美夜の目線に膝をつくと、自転車のかごからひょいっとミルクが顔を出す。
にゃあ。
「帰れなく、ないもん」
にゃーににゃあ。
「ひとりでも生きていけるもん!」
にゃああん。
「う……ぐす……」
「何を話したんだ、ミルク」
泣き出した美夜に、背筋を伸ばし、どこか堂々とした風のミルク。
二匹を見比べて、修は息を吐く。
その次の瞬間。
ボン! と大きな音を立てて美夜だった少女は、黒猫へと変貌した。
美夜に近づく。
「おいで」
優しく抱きかかえ、撫でる。それだけで美夜は安心したようで、ごろごろと喉を鳴らした。
「美夜、何がしたくてここにきたんだい?」
結局聞けずじまいだったが、猫形態でも答えてくれるのだろうか。なんて修が冗談半分に問いかけてみれば。
「ひとをみたかったの」
猫の口から人の言葉が聞ける驚きに言葉を失って、修は連絡を待つ主人と仲間へ連絡を取った。
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あとがき
担当マスター:
あおじゆう
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございました。あおじゆうです。
出張してきたトラブルでしたが、皆さんの活躍により無事に収束を迎えることができました。
またお見かけの際はよろしくお願いします!
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担当ゲームマスター
あおじゆう
前回シナリオ
不思議な街の雑貨屋さん
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月21日
参加申し込みの期限
2017年04月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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