this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
足の痺れた日。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
2 住職の戒め
アケーチ・タッマーキ
。彼はほしびとである。天使のような白い羽を持つ、超絶美麗な青年で、記憶喪失というシリアスな事情も抱えている。
だが、残念ながら――
彼は、
ド変態である。
「正座。足の痺れ。知識として存じてはおりますが、果たしてどんな感覚でしょうか。楽しみです、ふふ……!」
寝子島にあるとある寺の前に立つ彼の目的は、修行で悟りに近づきたいとか自分を戒めたいとかそういうことではなく。
足を痺れさせたい。
という欲望にまみれたものだった。
そんな欲望聞いたことがないが、タッマーキがド変態な上にドM気質もあると聞けば納得できるところである。多分。
「予約したアケー……明智と申します」
タッマーキは、寝子島では明智珠輝と名乗っている。寺の障子戸を開けると、そこには頭を綺麗に剃り、袈裟をかけた坊主たちが並んでいた。髪があるところをわざわざ想像しなくても、皆が皆、イケメンだと分かる。
「……あぁ、なんという美坊主の花園……!」
感動が声に出てしまっている。ついでに、ハァハァと息が荒くなっている。
「…………」
美坊主達が普通にどん引いている。察しの良い美坊主の何人かは自分の身に危険を感じて自らを抱き締めた。なんだかナヨっとした。
そんな彼らを前に、タッマーキは性癖を漏らしてしまったことを全く気にせずに全身から見えないオーラを放ちまくった。
「視線が邪ですか? いやですね気のせいですよ、ふふ……!」
「君は……?」
彼の行動の一部始終を見ていた
恵御納 夏朝
が、曇りのない純粋な瞳を向けてくる。
「しがない記憶喪失者です、ふふ……!」
大人のえろちしずむの一部を知ってしまった夏朝だったが、記憶喪失という言葉に心配そうな顔をする。
「そんなに真面目な顔をしないでください。ちょっとしたエッセンスですよ……! 記憶喪失とは言うものの、自分のこと以外の記憶は多少残っております。しかし感覚が伴わないものも多いのです。たとえば、そう……足の痺れ……!」
「痺れ?」
「はい。痺れ、その響きがとっても甘美ですよね、ふふ……!」
「甘美……?」
さっぱりピンと来ない夏朝は、ちょこんと首を傾げる。よくは分からなかったが、精神修行に来た彼女は足の痺れのことは考えていなかったので、あ、それもあるのか……! と少し緊張した。
「では、明智さん、恵御納さんの隣に正座してください」
「はい。背後を歩きながらお説教をするのですね! さぁ、なじってくださ……」
「そういう説教ではありません」
「そうなのですか、残念です。ふふ」
あまり残念そうでもない微笑を浮かべ、タッマーキは夏朝の隣に正座した。
静かな和室に、朗々とした坊主の説教が響き始める。煩悩や欲望や様々な喜怒哀楽と共に生きている者の気持ちが浄化していくような、日々の生活を反省したり、心の枷が外れて解放されるような、そんな素晴らしい説法が延々と続く。
足の痺れを体験しにきたとはいえ、タッマーキは坊主の話を楽しそうに聞いていた。そのうち、足の感覚が変わってくる。
タッマーキは雷に打たれたような衝撃を受けた。表現が痺れと関連のあるものになってしまったのは偶然である。
「……もしや、この足の感覚がなくなるようなジンジンするような……これが痺れ……!?」
声に出さなければいいものを、感動を心に留めておくことができず、彼は思いを声に出した。ぴたっ、と、坊主の歩みが止まった。ちなみに、この坊主は寺で女性人気ナンバー1だ。
「あぁ、なんとこの身を縛られたような感覚。 胸や色んな所が熱くなります…!」
びりびりとするだけでなく、足首から下がちくちくと刺されまくっているような耐え難い感覚にタッマーキは興奮した。
「あ、あぁっ!触れてください、そして私を『はしたない子!』と叱り倒してくだ、はぁん!」
その瞬間、肩に警策の強烈な一撃が入り、タッマーキの興奮は頂点に達した。
残念ながら『はしたない子!』とは言われず、無言での一撃だったが。
「聴こえました! 聴こえましたよ……! 美坊主さんの『はしたない子!』という心の声が……!」
――ぺいっと外に放り出されたタッマーキの背後で、ぴしゃりと戸が閉まる音がした。
「……出入り禁止になってしまったようです」
閉ざされた戸を見ながら、彼は口元に妖艶とも言える笑みを浮かべる。
「日本の文化は難しいですね、ふふ」
<< もどる
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
足の痺れた日。
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月02日
参加申し込みの期限
2017年04月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!