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足の痺れた日。
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1 謎の神主
旧市街の商店街の一角にある魚屋「魚新」。そのまた一角に、ほんの小さな社があった。その社は、ちくわの形をしていた。筒型の石なのだが、なぜか一目見て「ちくわだ」と思ってしまうのだ。だから、ちくわなのだ。そして、このちくわ石は近所の人から「ちくわくん」と呼ばれている。もっと言うと「ちくわくん☆大明神」と呼ばれている。ついでに言うと、ちくわくんは一応御本尊だ。
ということで、
入江 みつび
は巫女スタイルでちくわくんの周りを掃除していた。今日に限った話ではなく、いつもやっていることだ。
(地元の人に愛されはや幾とせ。魚屋さんが、なぜ大明神なんだよ。 ティーチミーホワーイ?)
ティーチもきっとわからないだろう。
(皆、うさんくさいなーと思いつつ受け入れてくれてるのかな?)
それはそれで微笑ましいのかもしれない。
「おはようございます」
そう思いながら竹箒で境内をザッザッザッと掃いていると、和服姿の壮年の男性に声をかけられた。
魚新の客かと思い、みつびは笑顔を浮かべる。
「お魚ですか? さよりと、しらすのいいのが今日は入ってますよ」
「さよりとしらすですか。今、一番おいしい魚ですね」
「そうですね。春が旬の魚ですから」
「おいしそうだけど、今日は魚を買いに来たのではないのです。店長はいますか?」
男性は、残念そうな笑みを作ってから訊ねてきた。
「え、店長? 今日はサーフィンに……いえ用事で出かけておりますですます、はい」
途中まで普通に答えてから、はっとして慌てて言い直す。だが、男性は店主が仕事をサーフィンでサボっているということに眉を顰めることはなかった。
「そうですか、サーフィンに……」
「あの、失礼ですが……」
「ああ、私は店長の知り合いなんですよ」
「あ、お知り合いなんですか、それは残念」
店長は、今日は日が暮れるまで戻ってこないだろう。
「それで、あなたが店番を?」
「ええ、ここは私がまかせていただいてます。店番もしていますが、主にはこの社の巫女として働いています」
「巫女ですか……なるほど」
男性はみつびの恰好をしげしげと眺めてから、彼女に言った。
「では、ちょっとそこに正座してみてください」
「え、正座ですか? はい……」
ちょっと釈然としない気分になりながらも、魚新の店先に正座する。
「…………」
顎に手を当て、しばらく無言でみつびを見ていた男性は、おもむろに口を開く。
「姿勢が悪いですね」
「すみません」
男性は近づいてきて、みつびの背に手を当てた。
「背筋を、こう」
「……い、痛いですね」
「この体勢をキープして、そのまま進むのです」
「え、それって無理っぽ……」
今まで温厚だった男性の目が、すっ、と恐ろしいものに変わる。
「はい、やります……」
正座をしたまま移動しながら、みつびはこの人なに? こわー、と心の中で少しばかり引いていた。その彼女に、男性は厳しい声をかけてくる。
「さっき、お守りの補充を足でやっていたのを見ていましたよ」
「えっ、そうなんですか?」
みつびの頭から男性に対しての疑問が吹っ飛ぶ。さすがに見られてはいけないものを目撃されてしまったと慌て、彼女は誤魔化し笑いを浮かべた。
「いやーおはずかし……」
「はずかしいでは済みませんよ」
「…あ、はい、ごめんなさい」
ひー! と内心で悲鳴を上げるみつびに、男性は更に注意を重ねる。
「巫女ならば、常に品のある行動を心がけなければいけません。気を引き締めてください」
「……はい、巫女服を着ている時は気は引き締まる気がしますが、足ぐせが悪いのは、これ性分といいますか癖といいますか……」
「癖で済む問題ではありません」
「はいすみません」
みつびは素直に謝った。店長の知り合いなら失礼なことも言えないし、辺に言い訳しても話が長くなりそうだ。
(……っていうか足がしびれ……)
どたーん、と、正座したままの恰好で、みつびは前に倒れた。
――夕方――
「ってことがあったの今日」
機嫌よくとはいかないまま、みつびは店長に男性とのやりとりを話していた。服装や、顔立ちなども伝える。
「店長の知り合いなんでしょ?」
だが、店長はその問いに不思議そうな顔でNOと答えた。
「え、そんな知合いいないって? うそー?」
しかし、嘘ではないらしい。
「……じゃあ、あれ何者よ?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月02日
参加申し込みの期限
2017年04月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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