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【調査その4:旧市街】
新田 亮
は、旧市街で生まれ育った。
なので、両親も旧市街に詳しく、何人もの友人や知人がいる。
天利 二十
から調査への協力を頼まれた時、彼はその両親の伝手をたどって岡崎 佳代子を探すことを考えた。
なので、天利と二人、佳代子の写真のコピーと携帯電話、筆記用具を手に、両親の友人・知人、はたまたその友人らの元へと足を運び、話を聞いた。
「その子なら、たしか寝子島神社の近くのアパートに、住んでたんじゃないかな。父親は早くに死んで、母親と二人ぐらしだったと記憶しているなあ」
その中の一人が、写真を見るなり、そんなふうに教えてくれた。
「学生さんの両親の伝手ってのは、すごいな」
アパートの場所を教えてもらって、歩き出しながら、天利が感心して言う。
「ずっと旧市街でくらしているから、顔が広いんだ」
亮は少しだけ自慢げに胸をそらして、返した。
やがて二人は、教えてもらった場所にたどり着いた。
だが、そこにアパートはなく、代わりに小さなオフィスビルが建っていた。
ビルの一階に入っているオフィスで尋ねると、アパートは十年ほど前に取り壊されて、今のこのビルに建て替えられたのだという。
「弱ったな……。また振り出しに逆戻りか」
思わず頭を掻いて呟く天利に、亮は考え込んだ。
「……この周辺で、聞き込みしてみるのは、どうだろう。ここに昔アパートがあって、そこに住んでいたのがたしかなら、誰か知ってる人がいるかもしれない」
ややあって言う。
「そうだな」
うなずいたものの、天利はあたりに目をやった。
すでに空は暗くなり始めている。聞き込みをするにしても、明日にした方がいいだろう。
彼がそう言うと、亮も空を見上げてうなずいた。
「一旦、俺の事務所へ戻ろう。たぶん、他のみんなもそろそろ戻って来るだろうし、今日の成果を報告し合うとしよう」
それへ言うと、天利は踵を返すのだった。
翌日の午後。
亮は学校が終わると、再び天利と共に元アパートがあった付近に足を向けた。
まずはこの付近で聞き込みをして、めぼしい成果がなければ、参道商店街で聞き込みをしようということになり、あたりを歩き回った。
だが、平日の昼間だからか、家があっても人がいない。
やはり、商店街の方が情報を得やすいと判断し、二人はそちらに向かうことにした。
そこへ、修とサキリがやって来た。
「俺たちも、佳代子探しを手伝おう」
言ったのは修だ。
二人も昨日の夕方、天利の事務所で亮たちが、かつて佳代子が住んでいた場所を見つけたことは聞いていた。
それでも。
「何か手がかりがないかと、寝子高で卒業生名簿とか文集を調べてみたんだがな。名簿には、新田たちが見つけたアパートの住所しか載ってなかったんだ」
「アパートが取り壊されたからどこかに引っ越したのか、結婚して別の場所に移ったのか、そのあたりも、名簿じゃわからないしな」
修に続けて、サキリも言って肩をすくめる。
「聞き込みするなら、人手は多い方がいいだろう?」
「そうだな。……なら、手分けして参道商店街を聞き込みだ」
天利がうなずいた。
四人は二手に分かれて、商店街で佳代子のことを尋ねて回る。
亮の提案で、聞き込みは中年の店主に的を絞った。
すると。
「これ、佳代子ちゃんだね。……昔はこの付近に住んでて、うちにもよく買い物に来てくれたよ」
亮と天利に一軒の店の店主が、写真を見るなり言ったものだ。
「岡崎 佳代子、だな。……今は、どこに住んでいるか、知らないか?」
亮が確認するように佳代子の名前を告げて、尋ねる。
すると店主は、彼女が二十年前に結婚してアパートを出たことと、当時の新居はシーサイドタウンにあったこと、そして結婚後の姓が『山科』だったことを教えてくれた。
それを聞いて、亮と天利は思わず顔を見合わせる。
「そのシーサイドタウンの住所は、わからないかな」
尋ねる天利に、店主は首をかしげる。
そこへ、表の声を聞き付けて出て来た夫人が、この近くに佳代子の同級生が住んでいることを教えてくれた。
二人は、その人物の居場所を教えてもらい、礼を言って店を出た。
そのあとは、さほど時間はかからなかった。
修とサキリの二人と合流し、四人で教えてもらった場所へと向かう。
そこは、商店街のはずれにあるハーブの店だった。そこの女性店主が、佳代子の同級生だった。
「佳代子ちゃんとは、今も交流がありますよ。……時々、会ったりもしてますし」
そう言う彼女に、天利が代表して問うた。
「彼女の叔父さんのことで、どうしても聞きたいことがあって、探しているんだ。住所を、教えてもらえないか?」
「いいですよ」
個人情報の重要性が説かれる時代だけに、断られるかと思ったが、彼女はあっさりとうなずいた。
そして、近くにあったメモ用紙に、佳代子の住所を書いて天利に渡す。
こうして彼らは、佳代子の所在を尽き止めたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月22日
参加申し込みの期限
2017年03月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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