this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
せんせいといっしょ:牛瀬先生編
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
つぎへ >>
「ちょっ! ひかるくんタンマ! ギブギブギブ!」
「せやかてプロレスごっこ言うたんねむる兄ちゃんやん」
ボクシングしとるさかい腕はいじらんし、と胸を張るひかるに様子を見に行った流、陽毬、巧は思わず脱力する。
ねむるが手加減してひかるの相手をしていたのだが、油断したので呻く羽目になったようだった。巧は笑いを堪えながら「災難やったな」と言う。
「まぁまぁ。こんどはこっちで遊ばないか? 先生には許可とってるぞー」
そう言いながら流が取り出したのはゲームのディスク。みんなでやろうと持ってきたのだ。
「面白そう♪ 私も加わっていい?」
「みんなでやろうよ。盛り上がるよ~」
陽毬の言葉にねむるが頷き、早速ゲーム大会と相成った。
「焼くよ~。どんどん焼くよ~」
月詠がそういいながら生地を綺麗な円にしていく。厚さもほどほどあり、実に綺麗である。それには澪乃も思わず関心してしまう。
月詠はエビ、イカ、ホタテを乗せながら、ふと、澪乃に問いかける。
「切り方はどうする? ピザ風に? それとも格子? 一枚ずつ?」
最初は巧の指示に従おうとした月詠だが「好きな切り方でええ」と巧が笑う。彼は気分で変えているらしい。そこで月詠は時と場合に応じてきり方を変えていた。
「んなら、格子で。食べやすそうだし」
「オーケー。実を言うと私も格子派なんだ」
気が合うね、と笑いあう2人。
一方澪乃はスナック菓子入りの物を作っていた。これはこれで香ばしい香りがするようで、見た目だけでも食欲をそそる。
なかよく2種類のお好み焼きをシェアし合い、口幸を噛み締めれば自然と顔が綻んでいく。
「海鮮入りも、スナック菓子入りも、美味しいねぇ」
澪乃の言葉に、月詠は小さく「あぁ」と相槌を打った。
「当初の目的、忘れていそうですね……」
「でも、楽しそうでよかったですわ」
綾花はゲームの話を聞いて小さく苦笑するも、いおりの言葉に頷く。彼女が作っているのは、小さめのお好み焼き。食べるのは牛瀬家四男のあゆむと五男のつかさである。
「今では赤ちゃん用のお好み焼きソースもあるんですね」
いおりから手渡された小さなボトルを手に、綾花はつかさ用のお好み焼きに塗っていく。そして、マヨネーズで猫や飛行機を描けば2人は大喜びだ。
(ちょっと食べるのがもったいないですね……)
そう思いながらもへらで切って食べやすくし、笑顔で渡せば喜んで食べてくれた。
「これもかわいいですっ! 写真、いいですか?」
美咲紀にお願いされ、出来立てのミニお好み焼きと共に写真に写る。お好み焼きに描かれた猫と、綾花の照れた笑みは素敵な一枚になった事だろう。
別の場所では雅樹がボリュームのあるモダン焼きを作っていた。傍らでは食べ盛りに突入した長男のあきらが幸せそうに食べている。
コツを教えてもらった為か、手際よく作る雅樹。彼は近くにいた亮を見、「食べたいのかな?」と思い声をかけてみる。
「出来たぞ。食べるか?」
「! はいっ」
次は何を焼こうか考えていた亮は、最初驚いた様子だった。が、すぐに笑顔で頷く。出来立てのモダン焼きはソースの香りが食欲をそそり、麺と生地の食感が心もお腹も満たしてくれた。亮はあきらと笑顔で「おいしいな」と頷きあう。
「私も貰おうかな? いいかい?」
「勿論。皆で食べたほうが美味しいだろう?」
先ほどまで焼いていた月詠が、匂いに釣られてやってくる。雅樹はやんわりと頷き、皿に盛り付けた。
一口食べれば、どこか懐かしい風味が鼻腔を抜ける。素直にいい味だな、と目が細くなる月詠の様子に、雅樹は手ごたえを感じていた。自分で作った物で人が喜ぶ。その事が彼の胸中をほんのりと暖かくしていく。
(なんか、こういうのもいいかもな)
出来上がったモダン焼きを口にしながら、小さく笑う雅樹だった。
(流くんたち、盛り上がってるなー)
小腹がすいた為ゲーム会場からでてきた陽毬は、ちらり、とゲームを楽しむ流たちを見、楽しげに頷く。ねむるが流に負けているのだろう、「ちょっ! 水守くん、お手柔らかにお手柔らかに!?」という声が聞こえた。
(よっし、ここいらで差し入れ作っちゃおうかなー)
彼らの楽しそうな様子に、陽毬は腕まくりをしてホットプレートの前に立った。元々お好み焼きを焼くことに興味を持った彼女は、流に焼いてあげようと思っていたのだ。
「本居さん、気楽にな。難しい事考えんで案外上手に焼けるもんやで」
生徒達が作ったお好み焼きをのんびり食べていた巧がそう言うと、陽毬は「はいっ」と元気に頷く。早速生地を広げ、牛筋に牛肉、ネギをちりばめる。そして、巧からアドバイスを貰いながらひっくり返せば、美味しそうな牛ネギ玉の出来上がりである。
「おお~っ! な、なんだか1人で食べてしまいたくなるような出来栄え~っ!」
「見事やなぁ。もう一枚焼いて皆で食べたらどうや?」
手早くソースと青海苔をかけて目を輝かせる陽毬。巧も出来栄えに感心し、1つ提案。それがいい、とばかりに陽毬は2枚目も焼き、ゲームに熱中する流たちの元へ。
「みんなっ♪ 牛ネギ玉焼いたんだけど食べる~?」
「えっ? マジ? 俺たちに焼いてくれたの?」
流は嬉しそうに目を輝かせ、その背後で彼にゲームでコテンパンにのされたねむるが、ひかるに慰められていた。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
せんせいといっしょ:牛瀬先生編
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月28日
参加申し込みの期限
2017年04月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!