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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
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せんせいといっしょ：牛瀬先生編
「思っていたより人でいっぱいだねぇ！」
賑やかで楽しそう、と澪乃 澄佳が目を輝かせる。その後から現れたのはキャスケットが目立つ旅鴉 月詠が「両手袋で持ってきたわー、猫に追いかけられたりして大変だった～」とか言っているが、実際のところは彼女のろっこん『絵空事』（触れた物を絵として封じ、それを破る事で取り出す）を使用しての持参である。
「そういえばだが、お好み焼きを焼ける人は先生以外にいるのかな？ 悩みとかもちょっと聞いてみたい」
「私が作るとキャベツの量が少ないのか、それとも水分が多いのか、何となくぺちゃっとした感じに出来ちゃいますねぇ」
何気なく月詠が問うと、美咲紀が少ししょんぼりしながら口を開く。
「俺はひっくり返すときばらばらになるんだよなぁ……」
先生、コツとかありますか？ とさり気無く問う流。
（なんだろ、流くんに親近感覚えるなー）
と思わず考えるねむるの傍らで亮と修は顔を見合わせる。
「八神は美味く焼けるのか？ 俺はあまり焼いた事が無いから先生にコツを教わろうと思っていたんだ」
「奇遇だな。俺も指導してもらおうと考えていたんだ。もしかしたら奥様やお子さんが先生になったりするかもな」
そんな事を言い合いつつもお好み焼きパーティーはゆるゆると始まるのだった。
「まぁ、ちぃとこのキャベツの消費、手伝ってくれや。ぎょうさんあるし、お好み焼き粉も親戚筋から送ってきたさかい、遠慮なく食べてや」
巧がのんびりとそういいながら、既に刻んであるキャベツを持ってくる。彼の妻であるいおり曰く「まだまだありますえ」だそうな。
また、キャベツは足りなかったら手が空いた人が刻む、という事になっていた。流、ねむる、亮の３人がごろごろと用意されたキャベツを見ると
「確かに多い」
とそろって呟いた。それほどキャベツが集まる牛瀬家というのも不思議な物である（まぁ、食べ盛りがいるからだが）。
準備が整ったところで、皆で持ち寄った具を出し合う。
「私は、これっ！」
陽毬が持ってきたのは、牛筋である。それに、修が「その手があったか」と呟きながら牛肉を取り出す。
「いやぁ、先生の名前からこれははずせないかな、と」
「確かに『牛』入っとうけどな」
にこやかに差し出す修に、思わず苦笑する巧。その後では陽毬が「これで心置きなく食べられるっ！」と小さな声でガッツポーズして流が「やれやれ」と肩をすくめていた。そんな彼も「差し入れっす」とさりげなく具材とウーロン茶を差し出している。
とまぁ、わいわいいいつつ以下の具があつまった。
エビ（冷凍含む）／ホタテ／ソーセージ／焼き鳥／細かく刻んだ紅生姜と葱／生卵のパック／鰹節のパック／生麺・焼きそば／豚バラ肉／イカ／チーズ／たらこ／餅／山芋／玉ねぎ／スナック菓子／牛筋／牛肉／茸類／九条ネギ
ちなみにチーズとエビは複数の人が持ってきたのでちょっと多めである。
「圧倒的チーズ感満載だねぇ」
「あぁ、ここまでチーズが集まるとは。そしてエビもなかなか多いな」
澄佳の言葉に亮が相槌を打ち、最初にどれを入れようか話しつつ向き直る。と、既に巧と月詠があつあつの鉄板の前にいた。
「ほな、さっそく焼こか。興味ある人は教えるさかい」
「私も教えられるよ。どうだい？」
２人の言葉に、流と雅樹が反応する。そして、さりげなく修と亮も興味を示す。
「私もちょっと気になりますね」
「私も～！」
綾花がわくわくした様子で言えば、澄佳がこくり、と頷く。いつのまにか、複数の参加者達が集まっていた。
巧はまずお好み焼き粉を水で溶かし、泡たて器でざっくり混ぜる。
「この時にな、ダマが出来るんやけど大体砕く感じでええで」
「そして、刻んだキャベツの上に種を流し、ざっくり混ぜる。合わせて卵も入れるんだ。ちなみに混ぜすぎるとキャベツの水分が出てしまうからね」
月詠が準備しておいたキャベツ入りのボウルに種を流し込みつつ説明する。その慣れた手つきに一同感心する。
「そんでもって熱した鉄板に広げて具をおき、或る程度穴が開いてきたらひっくり返そう」
「へらで抑えたらつぶれてまうから、せんようになー」
と阿吽の呼吸で説明しつつ焼いていく月詠と巧。その後ではいおりがくすくす笑って様子を見ている。
「ホットプレートやフライパンの場合は、こうしてひっくり返した後蓋するとええで」
「焼きそばを挟むときはこの間に炒めておくといいよ」
と２人のアドバイスを美咲紀はしっかりメモし、工程を撮影する。全ては新聞のため、と真面目にがんばっているようだ。
或る程度アドバイスしてもらったところで、本格的にお好み焼きを焼く。豊富な具を前に、空腹な学生達は胸を高鳴らせるのであった。
賑やかで楽しそう、と澪乃 澄佳が目を輝かせる。その後から現れたのはキャスケットが目立つ旅鴉 月詠が「両手袋で持ってきたわー、猫に追いかけられたりして大変だった～」とか言っているが、実際のところは彼女のろっこん『絵空事』（触れた物を絵として封じ、それを破る事で取り出す）を使用しての持参である。
「そういえばだが、お好み焼きを焼ける人は先生以外にいるのかな？ 悩みとかもちょっと聞いてみたい」
「私が作るとキャベツの量が少ないのか、それとも水分が多いのか、何となくぺちゃっとした感じに出来ちゃいますねぇ」
何気なく月詠が問うと、美咲紀が少ししょんぼりしながら口を開く。
「俺はひっくり返すときばらばらになるんだよなぁ……」
先生、コツとかありますか？ とさり気無く問う流。
（なんだろ、流くんに親近感覚えるなー）
と思わず考えるねむるの傍らで亮と修は顔を見合わせる。
「八神は美味く焼けるのか？ 俺はあまり焼いた事が無いから先生にコツを教わろうと思っていたんだ」
「奇遇だな。俺も指導してもらおうと考えていたんだ。もしかしたら奥様やお子さんが先生になったりするかもな」
そんな事を言い合いつつもお好み焼きパーティーはゆるゆると始まるのだった。
「まぁ、ちぃとこのキャベツの消費、手伝ってくれや。ぎょうさんあるし、お好み焼き粉も親戚筋から送ってきたさかい、遠慮なく食べてや」
巧がのんびりとそういいながら、既に刻んであるキャベツを持ってくる。彼の妻であるいおり曰く「まだまだありますえ」だそうな。
また、キャベツは足りなかったら手が空いた人が刻む、という事になっていた。流、ねむる、亮の３人がごろごろと用意されたキャベツを見ると
「確かに多い」
とそろって呟いた。それほどキャベツが集まる牛瀬家というのも不思議な物である（まぁ、食べ盛りがいるからだが）。
準備が整ったところで、皆で持ち寄った具を出し合う。
「私は、これっ！」
陽毬が持ってきたのは、牛筋である。それに、修が「その手があったか」と呟きながら牛肉を取り出す。
「いやぁ、先生の名前からこれははずせないかな、と」
「確かに『牛』入っとうけどな」
にこやかに差し出す修に、思わず苦笑する巧。その後では陽毬が「これで心置きなく食べられるっ！」と小さな声でガッツポーズして流が「やれやれ」と肩をすくめていた。そんな彼も「差し入れっす」とさりげなく具材とウーロン茶を差し出している。
とまぁ、わいわいいいつつ以下の具があつまった。
エビ（冷凍含む）／ホタテ／ソーセージ／焼き鳥／細かく刻んだ紅生姜と葱／生卵のパック／鰹節のパック／生麺・焼きそば／豚バラ肉／イカ／チーズ／たらこ／餅／山芋／玉ねぎ／スナック菓子／牛筋／牛肉／茸類／九条ネギ
ちなみにチーズとエビは複数の人が持ってきたのでちょっと多めである。
「圧倒的チーズ感満載だねぇ」
「あぁ、ここまでチーズが集まるとは。そしてエビもなかなか多いな」
澄佳の言葉に亮が相槌を打ち、最初にどれを入れようか話しつつ向き直る。と、既に巧と月詠があつあつの鉄板の前にいた。
「ほな、さっそく焼こか。興味ある人は教えるさかい」
「私も教えられるよ。どうだい？」
２人の言葉に、流と雅樹が反応する。そして、さりげなく修と亮も興味を示す。
「私もちょっと気になりますね」
「私も～！」
綾花がわくわくした様子で言えば、澄佳がこくり、と頷く。いつのまにか、複数の参加者達が集まっていた。
巧はまずお好み焼き粉を水で溶かし、泡たて器でざっくり混ぜる。
「この時にな、ダマが出来るんやけど大体砕く感じでええで」
「そして、刻んだキャベツの上に種を流し、ざっくり混ぜる。合わせて卵も入れるんだ。ちなみに混ぜすぎるとキャベツの水分が出てしまうからね」
月詠が準備しておいたキャベツ入りのボウルに種を流し込みつつ説明する。その慣れた手つきに一同感心する。
「そんでもって熱した鉄板に広げて具をおき、或る程度穴が開いてきたらひっくり返そう」
「へらで抑えたらつぶれてまうから、せんようになー」
と阿吽の呼吸で説明しつつ焼いていく月詠と巧。その後ではいおりがくすくす笑って様子を見ている。
「ホットプレートやフライパンの場合は、こうしてひっくり返した後蓋するとええで」
「焼きそばを挟むときはこの間に炒めておくといいよ」
と２人のアドバイスを美咲紀はしっかりメモし、工程を撮影する。全ては新聞のため、と真面目にがんばっているようだ。
或る程度アドバイスしてもらったところで、本格的にお好み焼きを焼く。豊富な具を前に、空腹な学生達は胸を高鳴らせるのであった。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2017年03月28日
- 参加申し込みの期限
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- 2017年04月04日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2017年04月04日 11時00分
