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ネコジマ警察24時
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■夕暮れは空も紅
グラスの中を転がった氷の音。
古いジャズミュージックに包まれて、
如月 蘇芳
は瞑目した。
バーのマスターがレコードを溶け合うように入れ替えていく中で、ようやくに目を開ける。
十枚目のレコードが入れ替わった頃に席を立つ。それがおきまりなのか、マスターは何も言わずに彼を見送った。カウンターに残された十ドル札は、空になったグラスに押されていた。
バーを出ると頬に冷たい風があたる。
ネオクイーンズはまだ寒い時期だ。
蘇芳はコートの襟を立てていつもの道を歩いて行く。何も無ければ休憩を終えて職場に戻る所なのだが、彼の携帯が胸のなかで震えた。手に取って立ち止まる。
「やあ、まだ休憩時間のはずだけど?」
電話の相手は職場の同僚だ。
通りで暴力事件の通報があったから、近くにいるなら見てきて欲しいという話だった。
ため息が白く曇って登っていく。
「今、その場にいるよ」
お気に入りのバーで休憩していたことが分かったのだろうか。
振り返れば、やせ細った大学生が屈強な男になにやら脅されていた。
ゆすりやたかりの現行犯といったところか。
「面倒くさいなあ」
無視して別の人間に振りたかったが、同僚にたしなめられて携帯をポケットにしまい直した。
パチンと指を鳴らす。
何事かと振り返った男たに向き直り、両手を挙げたままゆっくりと近づいた。
なにやら怒鳴りつけられるが、蘇芳は表情ひとつ変えなかった。
「君、喧嘩はいけないよ。どういうことになるかわかる?」
蘇芳よりずっと背が高く、露出した肩には蛇のタトゥーがあった。よほど腕っ節には自信があったのだろう。蘇芳に『やってみろ』とすごんでいる。
蘇芳は肩をすくめ、人差し指を相手の額にトンと当てた。
静寂と沈黙の五秒。
それ以上なにもしない蘇芳を不思議がった男だが、気づけばその場に跪いていた。
「どうしたの。そんな格好をして。反省したのかな?」
額を頭につけるのを待って、蘇芳は彼の腕を後ろ手に拘束した。
口の端を僅かに釣り上げて、携帯電話を取り出す。
同僚へのダイヤル。
三秒してから。
「終わったよ。今度はもっといかつい奴を向かわせてよ」
そんな風に言いながら、蘇芳は左右非対称に笑った。
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担当ゲームマスター
青空綿飴
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月04日
参加申し込みの期限
2017年03月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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